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勤労感謝の日は何故第4月曜日にならなかったのですか
もともと、新嘗祭という皇室行事であることは知っていますが、明治になったある年のたまたま11月23日が旧暦11月の第二卯の日であったということで、以後11月23日に固定したようです。 だったら、11月23日にこだわる必要もなく、今年みたいに土曜日と重なると、週休2日の人はまったく恩恵を受けないことになります。第4月曜にしようという動きはないのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
回答というわけではありませんが一言。 質問者様は「何でも第○月曜日となるのではないか」という趣旨で書かれたのではないと思います。 元旦や天皇誕生日、○○記念日(or記念の日)は、その「日」自体に意味があるので変更する理由が極めて少ないと思います。 一方、過去に便宜的に○月○日と決めた祝日は変更しやすいため、経済対策として連休を増やすためにどんどん第○月曜日になっていきました。 また、祝日の趣旨(名称)は時代に合わせて変更されてもきました。 そう言った経緯の中、体育の日(元は東京オリンピックの開会日)は変更されたのに、 勤労感謝の日(元は新嘗祭)は変更されないことに、質問者様は違和感を感じられているものと拝察します。 祝日は「国民の祝日に関する法律」で定められています。よって変更には立法が必要です。 それぞれの祝日にはそれぞれ思い入れの強い方々がいて、変更を議論する際の抵抗勢力となるそうです。 その抵抗力の大小も影響しており、特に祝日の起源によっては・・・(これ以上は自粛)。 なお、質問者様の本題ですが、勤労感謝の日も変更する議論は何度かなされています。 秋にも大型連休を発生させるために変更しようとか、メーデーと合体させた方が自然だとか。 今も変更を提唱する方々はいらっしゃるでしょうが、同時に上記のような抵抗勢力もとい反対意見もあって・・・。 ----- 抵抗勢力となると聞いた事があります。
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その考えでいくと、元旦も毎年ずらしていく必要がありますね。
お礼
元旦は太陽暦の元旦で世界共通ですからずらす必要はありません。 私はこの質問をするに当たり、すべての休日の誕生経緯を調べました。 回答者というのは質問者に対して上から目線である必要はありますから、少なくとも私より休日のこと、よく知っている必要があると思います。
- Saturn5
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日本国憲法には「天皇は国民の象徴である」というよくわからない 表現がなされていますが、私は天皇とは新嘗祭を行う者と考えています。 農耕国家日本の祭典の中で最も重要なものが新嘗祭ではないでしょうか。 天地と植物に収穫の感謝をするのが国家の象徴である人の仕事です。 1908年から100年以上11月23日で行われてきた伝統ある祝日で、 これを変更する理由はありません。旧暦は月の日数や閏月の有無などが毎年変化する ため固定された日付に意味を持ちませんでした。 天皇誕生日も土日にあたると週休2日の人は恩恵を受けません。 では、天皇誕生日を12月の第4月曜にしてよいものでしょうか? たまたま、我々が「曜日」を主たる周期にしてはたらいているだけであり、 祭礼などは年単位のものなので日付が固定されるべきものです。 また、私は学校の教師をしていますが、代休などで月曜が休みになることが多く、 授業の進度の調整で頭を悩ましています。これ以上月曜の休みを増やさないで 欲しいのです。本当に国民に急速が必要ならば、レジャーに使う連休ではなく、 火曜から木曜までの日にするべきです。
お礼
確かにそうですが、日本の農業人口は数百万という現状では、農業国家とは言いがたく、商工漁業サービス公務等すべての人への勤労感謝というのがこの祝日の趣意だと思います。だから新嘗祭と勤労感謝は切り離して考えるべきものではないでしょうか。勤労感謝だから働いている人にゆっくり休んでもらう趣意から行くと、やはりこの日は休日にしなければならない性質のものでしょう。 天皇誕生日や建国記念の日は動かせない休日です。これと同時に体育の日も、10月10日を動かすことにはかなり抵抗がありました。東京オリンピックの日でしたから。
お礼
ありがとうございます。第4月曜への変更は将来あるかもしれませんね。