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粘着剤と接着剤の違いについて

接着剤と粘着剤の作用を分子のレベルで比べるとどのような違いがあるのでしょうか。

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  • ORUKA1951
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回答No.4

>ちいさな吸盤は初めからできているのでしょうか、あるいは引き離そうとするときに、できるものなのでしょうか。  これは完全に密着した吸盤と考えれば同じことなので・・ >接着剤でも「吸盤」効果もあるのでしょうか。  接着剤は、粘着剤と異なり対象となる物質が異なります。接着の原理も様々です。 1) アンカータイプ  木工ボンドに代表される接着剤で、木の組織の隙間に入り込んで固まることによって接着します。できるのは、セルロースとよく似た物性をもつポリ酢酸ビニル樹脂です。 2) 相互溶解タイプ  硬質塩化ビニル(水道管)やアクリル樹脂の接着は、双方の物体を溶かしたのち乾燥することで接着します。 3) 大気圧利用タイプ  原理は粘着剤と同じですが、対象は硬質材料です。(1)のアンカー機能とともに働きます。エポキシ樹脂でガラスをくっつけるなど・・硬質素材にしか使えませんが、アンカー機能も働く場合極めて強い接着が出来ます。  瞬間接着剤もこちらが主力です。瞬間接着剤は成分的にタンパク質と馴染みがよいため手術の縫合に使われることもあります。 4) その他  分子変化は「特殊な接着剤」以外考えなくて良いでしょう。そんな物があるかなといわれても私には思い浮かびません。変化するものと言えば、半田に代表される金属の蝋付けですが、これは相互の結晶格子内に拡散してひとつの金属(物質)になりますが、その場合は接着とは言わずに「溶接」「圧接」「ろう接」と呼びます。  言い換えれば 溶接 界面が存在しない。 接着 以下↓接合する界面(bond line)が存在する。 粘着  ファスリング(ビス止め、アンカー、ダボなど)  という4種類の接合方法がある。  

noname#194289
質問者

お礼

なるほど、そういうものなのですね。勉強になりました。ありがとうございます。

その他の回答 (3)

  • foomufoomu
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回答No.3

接着と分子変化は関係ありません。分子変化を起こす場合は、溶着などといいます。 たとえば、ガラスに水を1滴たらし、その上にガラスを乗せるとくっつきます。このまま水を凍らせると、南極では立派に接着剤として使えます。(実際、雪上車の応急修理を、その方法で行った例があるそうです。) 接着の原理は、分子間引力の利用です。ヨハンソン・ブロックという、表面を極限に平らにした金属片は、2個くっつけると磁石のように吸い付きます。2つの物体の分子がごく近距離にあると、別の物体であっても分子間引力が働くためです。 一般の物体は、表面が凸凹なので、その凸凹を埋めるのが接着剤であると考えられています。 粘着剤の原理は聞いたことがありませんが、おそらく、固まるのが接着剤で、固まらずにゲル状のままなのが粘着剤ではないでしょうか。

noname#194289
質問者

お礼

分子間力という意味では同一と考えられるということでしょうか。ご教示ありがとうございました。

  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.2

粘着剤は大気圧で接着、接着剤は化学結合や物理的な楔による物です。 まあ、粘着剤は小さな吸盤をたくさん作ったようなものです。ですから真空中では全く効果がないものもあります。粘度が大きいことも併用しますから、実際にはそうでもありません。  一方接着剤は、物質A=接着剤=物質B の3つの強度に由来します。そのため素材を選択します。硬質塩ビ用ではPETはつかない。木工ボンドで金属はつかないということになります。  原理が全く異なります。

noname#194289
質問者

お礼

ご教示ありがとうございます。ちいさな吸盤は初めからできているのでしょうか、あるいは引き離そうとするときに、できるものなのでしょうか。接着剤でも「吸盤」効果もあるのでしょうか。

  • aokii
  • ベストアンサー率23% (5210/22062)
回答No.1

分子が変化するかどうかです。

noname#194289
質問者

お礼

ちょっと難しすぎます。

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