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土間コンについての質問
- 木造住宅の中庭を300角タイル貼りで考えている場合、通常、テラスとベタ基礎の取り合いはどのようにするのかという質問です。
- 差筋アンカーを使用する方法や、縁を切る方法などが考えられますが、どの工法が適しているのかアドバイスをいただきたいとのことです。
- また、基礎側に受け部分を設ける方法についても疑問があります。
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正直なところ、もう少し情報が欲しい感じがしますが、一応書いてみます。 1)差筋アンカー そう言う事例は有りますし、実際にやったことも有りますが、 本来はやはり、好ましく無い、と思います。 この考え方は、土間の沈下を鉄筋のせん断、定着で持たせよう、と言う ことだと思いますが、建物基礎から見ると、片持ち梁状態となって いるため、沈下以前に口が開いてきます。 もちろん、入隅にはシールを打ちますが、耐用年数のある物なので 亀裂から水が入ります。 結局は、鉄筋が錆びて、躯体にもいい影響が無い、と思います。 2)縁を切る 本来はこれが正解ではないか、と思います。土間の考え方は、地面に 浮いている、と言う考え方なので、本体の基礎とは、当然挙動が 異なってきます。 土間は、沈下するなら沈下してください、と言う工法ですので、 注意すべきは、沈下量、と不同沈下だろうと思います。 例えば、地表に砕石を敷く、という考えでは無く、地盤改良のように 地表からある程度の深さまで、改良剤を入れるとか、砕石で置き換える とか、地盤そのものを強化するのが本当ではないか、と思います。 3)アゴをつける これも、見た事がありますが、結局、土間の配筋はシングルでしょうから、 アゴが支点となって、地盤の強度しだいではたわむ可能性があります。 思いつくまま、記載しました。 土間は、大きな一つの版と考えると、不動沈下で亀裂が入るので、目地の 検討も必要ではないか、と思います。(広さにもよりますが)
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- something2013
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NO4です。 失礼しました。地下の件、思い出しました。 1)土間か、スラブか? ふと思ったのですが、ベタ基礎であれば、底板はスラブ配筋のようにダブル 配筋をお考えではありませんか? 一方、中庭は、今回土間で計画されていますが、一辺3.6メートルであれば ダブル配筋(土間は、先に書いたように、地盤に乗せるだけなので、シングル 又は、ワイヤーメッシュ程度)として、スラブで考える方法もあるように 思います。 この場合、150ミリのギャップが問題となりそうですが、中庭周囲に考えられている 根入れをベタ基礎底板下端までと考えれば、梁成分くらいにはなるように思います。 コの字を閉じる方向に梁を掛けるように考えれば、スラブ配筋は、底板や、場合に より立ち上がりに定着できるように思います。 建物基礎がコの字では余り構造的に強くありませんが、梁でつなぐことで多少とも 強化できるようにも思います。 2)植栽の穴について 意匠的な問題もあると思いますが、穴の形状に入隅が生じるのは、あまり 好ましくないように思います。このような入隅では、応力が集中して、クラックが 発生しやすい。もちろん、斜め筋にて補強を施すのですが、それでも良く発生 します。 具体例では、RCのアルミサッシ窓の入隅部分にクラックが入っている建物が 結構あります。 アールにしなくとも何とか、鈍角程度にはしておいた方がいいと思います。 3)土間について 土間(シングル配筋、ワイヤーメッシュ)で考える場合、あくまで建物と連結 しないほうが良いと思いますし、理屈にも合っている、と思います。 縁を切った場合、結局問題となるのは、沈下(不動沈下含む)だと思います。 沈下が何故発生するかには2つの主な原因があると思います。 イ:地中の圧密現象 地中に腐植土、粘土層等の圧密を発生させる層があれば、経年で沈下 する可能性があります。 しかし、以前のお話から、地山を削った宅地のような印象があり、今回 程度の荷重で、沈下はあまり考えなくとも良いのではないか、と思います。 ロ:転圧不足(不良) 建築工事を行い、設備配管工事を行うに当たり、土を掘削しますが、この 埋戻し時の点圧不良が、沈下(不動沈下含む)を発生させます。 好ましいの30センチ毎の十分な転圧ですが、建物際、設備概観の埋戻し 等では、これが非常に難しい。(設備工事の埋戻しでは、業者の意識が 低いこともあります。) このため、埋戻しには立ち会うとか、転圧の状況写真とか、施工業者に 提出させることを提案しておきます。 これを前提に考えれば、後は、植樹の根によって浮き上がる可能性ですが 一般的にはあまり聞きません。 ハ:地下室部分の砕石充填について とても良いアイディアだと思います。擁壁の裏込め砕石と同じで、地下外壁の 外側に水を貯めない、と言う作用を果たし、結果、水圧が掛からないと いう事になります。 ニ:その他 ワイヤーメッシュの使用について 個人的な好みなので、余り深い意味はありませんが、可能なら鉄筋の方を お勧めしたい気持ちです。 ワイヤーメッシュの機能は、ひび割れ防止です。 土間に強度を与える機能は期待できません。しかも、土間厚を考えると、 仮に土間の中間層に設置できたとしても、かぶり部分の無筋状態が結構 大きく、完全にはクラックを防止出来ないような気がします。 大体、中間層にサイコロ等で固定しても、すぐにへたって砕石側に落ちている ケースが散見されます。 すみません。癖で、ずるずると書いてしまいました。 設計が順調に進行しているようで、何よりです。 一点でも採用できるものがあれば良いのですが。
お礼
いつも丁寧に回答いただきありがとうございます。 >ふと思ったのですが、ベタ基礎であれば、底板はスラブ配筋のようにダブル 配筋をお考えではありませんか? D13@200シングル配筋です。 >ダブル配筋(土間は、先に書いたように、地盤に乗せるだけなので、シングル 又は、ワイヤーメッシュ程度)として、スラブで考える方法もあるように思います。 なるほど、構造スラブという発想はありませんでしたね。 「土間コンと基礎を一体化する」・・という考え方にたつのであれば、構造スラブにしてしまう方が確実でしょうね。 >2)植栽の穴について 意匠的な問題もあると思いますが、穴の形状に入隅が生じるのは、あまり好ましくないように思います。このような入隅では、応力が集中して、クラックが発生しやすい。もちろん、斜め筋にて補強を施すのですが、それでも良く発生します。< >アールにしなくとも何とか、鈍角程度にはしておいた方がいいと思います。 開口補強筋をきちっと入れさえすれば、さほど問題ないかと考えていました。 地盤の状態にも左右される事でしょうから、その辺は気に留めておきます。 円形状に穴あけしている事例を見た事がありますが、もしかしたらその辺を考慮しての事かもしれませんね。 今回は・・・正方形でやる事になるかと思います。 >3)土間について 土間(シングル配筋、ワイヤーメッシュ)で考える場合、あくまで建物と連結しないほうが良いと思いますし、理屈にも合っている、と思います。 そのような方向(縁を切る)で考える事にしました。 >ロ:転圧不足(不良) 建築工事を行い、設備配管工事を行うに当たり、土を掘削しますが、この埋戻し時の点圧不良が、沈下(不動沈下含む)を発生させます。 ******************************************************************************* ■実は、竪樋およびテラス面の雨水排水経路をどうすべきか悩んでいます。 コの字奥側、テラスに面する建物部分の上部がルーフバルコニーです。 一般的には、縦樋から雨水桝を経由し、土間コン下に埋設管として外に引っ張る事になると思われますが、土間コンの下に隠蔽するのが気になるところです。 構造スラブでなければ一応問題ないとの認識で良いものでしょうか? (犬走り下部に配管する事はよくある事でしょうが・・・。) ポイントは・・ ●基礎と土間コンは一体としない。 ●縁切り部を砂利敷きにする場合、防水とのからみで雨水浸透が気になる。 ●シロアリにとって良い方法は? これまでのアドバイスを考慮した良い方法がないか悩んでいるところですが、例えば以下の方法はどうでしょうか? 基礎に接する土間コン部分を下げて溝を形成し、その溝部分に雨水横引き管を入れる・・・という考えです。 保護用にU字溝90でフタをして、砂利を敷いておけば、見た目は砂利敷きですし、クラック等が生じても、砂利で見えない状態です。 このような方法であれば、塩ビ管を隠蔽することなく、地中への雨水浸透をも減少させられると思います。 土間コン排水溝及び雨水転ばし配管は、テラス雨水を受ける側溝(グレーチング)に接続。 なんだか少々大げさで、コストがかかりそうですね・・。 ★もしご意見があればお聞かせ下さい。(これで最後にさせていただきます) ********************************************************************************** >ハ:地下室部分の砕石充填について とても良いアイディアだと思います。擁壁の裏込め砕石と同じで、地下外壁の外側に水を貯めない、と言う作用を果たし、結果、水圧が掛からないという事になります。< 擁壁のように、水抜きパイプ処理ができませんし、そのままでは、大雨時の浸透もままならないでしょうから、砕石最下部に【透水管】を配管した方が良いかと考えています。 どこに排水するかが課題ですが・・・。 >ニ:その他 ワイヤーメッシュの使用について 個人的な好みなので、余り深い意味はありませんが、可能なら鉄筋の方をお勧めしたい気持ちです< 悩むところですね。 鉄筋による場合、D10@200 開口補強(植え込み部):縦横斜筋とも各1-D13、定着30d こんな程度で考えています。 @150にすべき?・・・ 土間コンt=100程度で考えています。 (配筋による場合の被り厚20,地中40以上:20+10+10+40=80) ※以下は、あくまでも他のサイトでの計算方法を参考にさせていただいたものです。 ちなみに・・・ワイヤーメッシュでそれ以上の強度を確保するためには、D10@200に対して断面積比率を同程度以上にする必要があり、メッシュ6φ@50であれば良いという計算になります。(断面積の比率≒2.5:1) ひび割れについては、付着面積が多いほど有利になるそうですから、 メッシュ@50の方が付着面積が多くなりますから、@50メッシュを使えば、強度・ひび割れ共に有利になるようです。 >すみません。癖で、ずるずると書いてしまいました。 設計が順調に進行しているようで、何よりです。 一点でも採用できるものがあれば良いのですが。< こちらこそ、もっと簡潔に質問できるといいのですが、それでも丁寧に回答いただきとても有難く思っています。 順調と言うには程遠いかも知れません・・・。 仕事の合間にやっていますので、とても長い道のりです。 ネット情報、建築書籍を片っ端から当たってみたりもしますが、真逆の意見であったり、180度異なる意見もあったりもし、精査するのがとても難しく思います。 木造住宅の場合、地域性や、慣習といった部分もあるようですから、余計に難しいと感じています。 工務店によっても、得意不得意があるでしょうが、例え普段建築している構法・仕様と違っても柔軟的対応をしていただけような、そんな備優良工務店に巡り合う事ができるかどうか・・・がポイントとなりそうです。 長文になって申し訳ありません・・・。
- sirousagi1
- ベストアンサー率35% (730/2058)
>ベタ基礎打設時に型枠に穴を開けて、予め差筋(配筋)しておく方法が良さそうなものですが、 概ね、この方法でよいでしょう。 >そのような施工事例が見当らないのは何故でしょうか 大工さんや、HM程度では「差し筋で下地を造る」という慣わしが無い、と思われます。 ビル建築物を経験してきた者は、予め差し筋をしておく対応をしてきています。 そのため、私が設計に携わったケースでは、べた基礎底盤から出したり、予め立ち上りの外まで底盤を出しておいたりします。(その際、打ち継ぎには止水処理はしますけどね) 地盤の良いところなら、犬走りを縁切り状態で造っていても取り合いでクラックが出るくらいでしょうけど、犬走りの床付けはきちんと締め固めはするべきです。 地盤の締め固めは、差し筋をしても施すべきで、犬走り先端が沈むことで、基礎取り合いにクラックの発生につながります。 また、こうした手立ては過剰ということでもないでしょう。 やっておいた方が良いと考えついたのなら後悔はしないはずです。 シロアリは、縁を切ってある隙間を侵入経路として狙います。特に外側基礎断熱であると要注意と言われています。 心配された場合は、防蟻処理シールをすることも一案ですが、水分と暖が絡まなければさほど心配もないでしょう。
お礼
回答いただきありがとうございます。 「ベタ基礎打設時に型枠に穴を開けて、予め差筋(配筋)しておく方法が良さそうなものですが、」 に概ね、問題ないとのご意見ですね。 まず、ドリルで穴あけは避けるべきであることはその通りで良いようですね。 >>そのような施工事例が見当らないのは何故でしょうか >大工さんや、HM程度では「差し筋で下地を造る」という慣わしが無い、と思われます。 ビル建築物を経験してきた者は、予め差し筋をしておく対応をしてきています。 技術的に正しい事、コストや規模に見合った方法は多少異なるのは仕方ないのかもしれませんが、 認識したうえでの判断としてであればまだしも、もし慣習ということだけでやっている方法であれば、問題があるような気がします・・・。(自分のレベルで大層なことは言えませんが・・) >そのため、私が設計に携わったケースでは、べた基礎底盤から出したり、予め立ち上りの外まで底盤を出しておいたりします。(その際、打ち継ぎには止水処理はしますけどね) この意味は、まさに基礎(受け側)から突起部分(アゴ)を設けているという事例ですよね? >地盤の良いところなら、犬走りを縁切り状態で造っていても取り合いでクラックが出るくらいでしょうけど、犬走りの床付けはきちんと締め固めはするべきです。 地盤の締め固めは、差し筋をしても施すべきで、犬走り先端が沈むことで、基礎取り合いにクラックの発生につながります。 了解しました・・・。 >シロアリは、縁を切ってある隙間を侵入経路として狙います。特に外側基礎断熱であると要注意と言われています。 心配された場合は、防蟻処理シールをすることも一案ですが、水分と暖が絡まなければさほど心配もないでしょう。 やはり縁を切ってしまうと侵入経路になるようですね。 そうした意味では、一体施工(基礎+土間コン、犬走り)が必須でしょうし、もちろん床付けはきちんと締め固めの必要がありますね。 自邸の仕様は基礎断熱ですが、性能面では外断熱にすべきところを、内断熱を考えています。 外断熱でも現在はシロアリに対して様々な方策があるようですが・・・。 あとは適宜物理バリア+定期点検でなんとかなる・・・と思うしかないという感じです。
- atelier21
- ベストアンサー率12% (423/3293)
建物のベタ基礎工事に疑問を持っています 其のベタ基礎と土間コンは基本的には離す事を薦めます 土間コンについては、前ご回答同感ではないが、視点変えます 不要でしたらスキップして下さい 庭は呼吸できる状態(土状)が良いと常々考えて、設計した家はそうさせて貰っており 次策は、樹脂の草花保護ブロック敷き、レンガや木ブロック乱敷きも 庭を通過して家に入る空気が違う様に思うし、施主もその様に感じて呉れます・・・・が
お礼
回答いただきありがとうございます。 >建物のベタ基礎工事に疑問を持っています 其のベタ基礎と土間コンは基本的には離す事を薦めます 土間コンについては、前ご回答同感ではないが、視点変えます いろいろな意見があって良いと思います。 ベタ基礎そのものに対してご意見をお持ちのようですが、ここは敢えて視点を変えていただきまして、 ありがたい事です。 本事例においては、基礎と土間コンは離した方が良いというお考えですね。 >庭は呼吸できる状態(土状)が良いと常々考えて、設計した家はそうさせて貰っており 次策は、樹脂の草花保護ブロック敷き、レンガや木ブロック乱敷きも 庭を通過して家に入る空気が違う様に思うし、施主もその様に感じて呉れます・・・・が< とても素晴らしい設計をされていると思います。 施主の感性にもよるでしょうが、真逆の住宅が大半を占めているかとは思います。 現状はそれとしまして、これからもそのような素晴らしい家を設計をされてください。 自邸では、残念ながら土間コンをする事になりますが・・・。
- openfield
- ベストアンサー率36% (27/75)
私なら、 初めから、中庭部分耐圧版を150あげてしまいますね。 土間CONの重量もかからないし、余分なお金もかからないし・・・。 それほど難しい施工ではないように思いますね、だかだか150ほどの 段差みたいだし。 中庭部分の耐圧版、上からの荷重ある?。ないでしょ?。 もし、差筋アンカーを施工するなら@200でもすぐに口が開いてきますよ。 何にもなしでは見られたものではなくなるでしょうが・・・。 と、思いました・・・・。
お礼
回答いただきありがとうございます。 >私なら、 初めから、中庭部分耐圧版を150あげてしまいますね。 土間CONの重量もかからないし、余分なお金もかからないし・・・。 それほど難しい施工ではないように思いますね、だかだか150ほどの 段差みたいだし。 中庭部分の耐圧版、上からの荷重ある?。ないでしょ?。< 呑み込みが悪くて申し訳ありません。 現在テラスをFL-300で設定していますが、FL-150すべき・・と言う事でしょうか? >もし、差筋アンカーを施工するなら@200でもすぐに口が開いてきますよ。 何にもなしでは見られたものではなくなるでしょうが・・・。 なるほど、勉強になります。 なかなか考えが及ばなく、恥ずかしい限りです。 指摘されますと、その通りであると思います。
- titelist1
- ベストアンサー率25% (712/2750)
>ベタ基礎打設時に型枠に穴を開けて、予め差筋(配筋)しておく方法が良さそうなものですが、そのような施工事例が見当らないのは何故でしょうか? 昔から基礎の周囲に作る犬走りは予め配筋して、家の完成間際に土間を打って一体化していました。我が家のテラスはそのようになっています。基礎はベタ基礎ではなく、布基礎をまず作りさらに配筋した押さえコンクリートを流して、ベタ基礎のようにしています。この構造の方がべタ基礎よりも強いからです。今でも鉄骨系のハウスメーカーではこの構造ですね。 最初から差し筋すれば良いので、ドリルで基礎に穴を開けるのは良くないと思います。その穴が完全に埋まるとは限らず、中の鉄筋が錆びる危険性がある。 最近は家の床とほぼ同じ高さでテラス土間を作っている家を見かけます。セキスイハウスでは基礎との縁を切っていないですね。縁を切って砂利を入れると、逆にシロアリの蟻道を作ってやるようなことになると思います。基礎との間に不同沈下で隙間ができるのもシロアリの蟻道になります。セキスイハウスが予め差し筋をしていないのは確かですが、土間テラス施工の詳細はわかりません。
お礼
回答いただきありがとうございます。 ここ数年で木造住宅関連の図書が多く出版されていますので(エクスナレッジ等)、独学でも勉強し易い環境が整ってきていますが、やはり経験者の生の声(意見)を聴きたくなります。 (執筆者により見解が異なる事も・・・) 他には、ネットで情報を得る手立てしかありまあせんので、設計事務所・工務店さんのHP・ブログ等の施工事例等を参考にしたりもしています。 >最初から差し筋すれば良いので、ドリルで基礎に穴を開けるのは良くないと思います。その穴が完全に埋まるとは限らず、中の鉄筋が錆びる危険性がある。 やはりそうなんですね。 経験がなくてもそんなイメージはありましたが、現実には当たり前のように穴あけしているようですから、てっきりそれが正しい方法なのかと思ってしまいます。 >最近は家の床とほぼ同じ高さでテラス土間を作っている家を見かけます。 バリアフリー・・・はやりですね。 当初はウッドデッキでそのようにしようかと考えていましたが、いろいろと考えがあってタイルに変更しました。 テラスでバリアフリーは難しいイメージがありますね。 グレーチングを入れても、なんとなく雨仕舞が難しそうな気がしますし、雨跳ねも気になるところです。 自邸では、テラスレベルをFL-300で考えています。(-150に敷台) 気になるところとして、ベタ基礎べースレベルよりもテラス下地盤が上がってしまうため、止水版を入れますが、(シロアリ対策としても必須)、シロアリ対策として止水板だけで良いのか・・という事です。 この辺は質問とズレてしまいますので、またの機会にさせていただきます。 >セキスイハウスでは基礎との縁を切っていないですね。 セキスイハウスが予め差し筋をしていないのは確かですが・・・< 大手ハウスメーカーがドリル+差筋する事は考えにくいでしょうから、差筋なしの可能性大ですね。 興味ありますので、セキスイハウスの現場があったら観察してみるつもりです。 >縁を切って砂利を入れると、逆にシロアリの蟻道を作ってやるようなことになると思います。基礎との間に不同沈下で隙間ができるのもシロアリの蟻道になります。 シロアリについては現在調べているところですが、難題ですね・・・。 「シロアリ対策には、犬走り(コンクリート)を設けず砂利敷きに」・・・という意見もあれば、「犬走りを設けた方が良い」・・・という意見もあります。 (犬走りでも、基礎と一体施工か、後施工かによって異なるようです。) シロアリについては別の機会にここで質問させて頂くかと思いますので、もしよろしければその時にアドバイスいただけたらと思います。
- hana10_26
- ベストアンサー率30% (118/390)
砕石の厚みは? 土間コンの厚みは? 土間コンは鉄筋?単にメッシュ? 結深度は? 状況が分からないのでお答え出来る方はいないでしょう。
お礼
お返事いただきありがとうございます。 >状況が分からないのでお答え出来る方はいないでしょう。 仰るとおりですね。 中途半端な質問になってしまい、申し訳ありませんでした・・。
お礼
回答いただきありがとうございます。 >正直なところ、もう少し情報が欲しい感じがしますが、一応書いてみます。 情報提供が不足しては、的確なアドバイスを受けにくくなってしまいますね。 今後に生かしたいと思います。 差筋アンカー(ドリル穴あけ)・・・やはり好ましくはないようですね。 新築でない場合にやる方法だと思っていましたが、新築でも多くの事例が見受けられるのは、安易な方法だからかもしれませんね・・。 基礎配筋時のアンカーであっても、結果としては同じですね。 「建物基礎から見ると、片持ち梁状態となっているため、沈下以前に口が開いてきます。 入隅にはシールを打ちますが、耐用年数のある物なので亀裂から水が入ります 結局は、鉄筋が錆びて、躯体にもいい影響が無い、と思います。」・・・ との事ですから、シロアリ対策等により?、どうしてもこの方法(一体)でやりたい場合は、土間スラブがへたらないような方法をとるしかないわけですね。 情報提供しておくべきでしたが・・・ テラスサイズ3.6m四方に対し、センターにシンボルツリー植え込みスペースを設けるために、約900角サイズでスラブを抜きます。 その開口周囲を、根入れとの兼ね合いもあり4周ハンチ状にしますが、その部分の接地圧が増し、その地反力で耐圧版のヘタレ防止にはならないでしょうか? (構造的な部分もよくわかりませんので、見当違いの意見かもしれませんが・・・) 鉄筋の強度は断面積の比率によるようですから、ワイヤーメッシュでもピッチを50程度にするとか、配筋組みで適切な配筋をするとか・・・では意味がないでしょうか? >2)縁を切る 本来はこれが正解ではないか、と思います。土間の考え方は、地面に浮いている、と言う考え方なので、本体の基礎とは、当然挙動が異なってきます。 土間は、沈下するなら沈下してください、と言う工法ですので、注意すべきは、沈下量、と不同沈下だろうと思います。<(以下省略) 基本的には縁を切りたいところです。 実はsomething2013さんに先日防水について回答いただいておりますが、その関係から極力雨水を浸透させたくないと思っています。 地下水位の影響がないとすれば、あとは雨水の影響ですが、中庭以外の外周部に降った雨水は地盤直下に浸透し、なだらかに水下方向に移動すると思われますので、中庭に面する高基礎への影響はまずないと考えます。 よって、中庭の雨水を土間コンにより遮蔽する事で、防水の心配もほとんどなくなるかと思うわけです。 クラック等からの浸透は避けられませんし、植え込みへの雨水の浸透がありますが、基礎への水圧を及ぼす程で事はないとの認識です。 それでも万が一の事を考え他の方にアドバイスいただきました方法・・・「躯体周囲には、溝を掘って単粒度砕石や透水マットなど敷設して躯体に接する下端部分から降雨後の水溜りになりそうな因子を取り除くという手があります。」・・・で事足りそうな気もします。 問題は、裏込め砕石に流入した雨水を勾配をとりながらどのような経路で排水するかです・・・。 (雨水の接続できる場所がないため、自然放流になりますので、適切な場所へ導く経路です。) 隙間を開けて、砂利敷きにしたいところですが、シロアリについても考える必要がありますし・・・以上の絡み(雨水浸透)もあり悩みます。 シロアリの事は別としまして、防水の事を考えた場合、上記のように砕石を基礎底面(深さ900程度)まで敷き詰める(裏込め)事で、結果的に土間コンの縁も切れるわけですが、そのような考え方はいかがでしょうか? 防水対策と、土間コン縁切りを兼ねる案です。ただ湿気を好むシロアリが心配です。 ??防水対策であれば土間コンで遮蔽した方が良いでしょうから、矛盾していますね・・・? >3)アゴをつける これも、見た事がありますが、結局、土間の配筋はシングルでしょうから、アゴが支点となって、地盤の強度しだいではたわむ可能性があります。< 建築知識のテラス納まりに、アゴ付き納まりになっている事例がありました。 もちろん、アゴなしの図もありますが・・。 また、絵的に一体打ちの表現もありましたね。(打ち継ぎラインが入っていない) ただ、実際の配筋状態や、地盤情報がわかりませんのでなんとも言えませんし、 それぞれ設計者が地盤状況等を考慮して選択しているからであって、どれが正解といった事ではないのかも知れませんね。 以上、長くなってしまいましたが、 表現の至らぬ部分もあると思いますが、もしお気付きの点等がありましたら、よろしくお願いします。