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基礎立ち上がり部の表面について
ベタ基礎を継ぎ打ちし型枠が外れたのですが、立ち上がり部の側面に無数の空気穴?が出来ていて 大きい物では直径1センチ位、深さも1センチ以上あります。 それほど大きい物はあまりないのですが、同時期に打設した他社の基礎より明らかに穴の数が多いです。 工務店に聞くと特に問題ないとの事ですが、表面だけでなく中にも気泡があるのでは?と心配になります。 実際のところはどうなのでしょうか? 打設時は35度近かったと思います。基礎高はGLより49センチです。
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木造のベタ基礎立ち上がりの場合、鋼製型枠を使用する時は気にしないでエアー抜き(叩き)が出来るのですが、 コンパネの型枠ですと、型枠の先端(天端)支持に不安があるために、エアー抜きが不足します。 結果、この程度のホール(クレーター)がしばしば発生します。 又、基礎高さが、GL+490mmと若干高めの設計に成っていますので、どうしても避けられない事です。但し、程度問題はありますがネ! 構造的には、それ程心配する事はありません。 外周部の立ち上がりは、一般的な仕上げではモルタル刷毛引きになる部分ですからネ! コンクリート打放し仕上げでしたら、全面モルタル補修を施して下さい。 最後に、鉄筋が見えているような部分や1.0mmを越える幅の亀裂はありませんネ? 無ければ心配ありませんヨ!
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そうですネ! 一直線上に1ケ所のクラックだと理解して回答していました。 これが、一直線上に複数ケ所発生していたら、 チョット施工上の配慮不足を論じなければならなくなる場合も生じますネ! 複数ケ所発生する場合の原因は、コンクリートの不適切な養生に起因する事が多いですネ! コンクリートの打設で最も配慮しなければならない事は、適度な水分の確保と均一な養生状態の維持です。 これは、言葉で言うのは簡単なのですが、現実は大変難しい作業なのです。 最近の施工会社は、コンクリートの品質管理にズサンな部分が見られます。 いろんな要因が交差し、工事期間の短期化が最大の原因だと理解しています。 昔は、夏にコンクリートを打設した時など、ムシロを被せて定期的に散水したものです。 最近は見ませんネ! ムシロなんて無いヨ!と言われそうです……… この季節だと、コンクリートを打つ、翌日は養生、翌々日には型枠バラシですネ! しかし、工事期間がないと、木造基礎の場合等、翌日型枠バラシをしてしまう業者もあります。 これだと、コンクリートの硬化中に衝撃を与えてしまいますから、 収縮クラックではなく、複数の衝撃クラックが入ってしまいます。 生コンの品質管理は、昔よりずいぶん向上したのですが、残念ながらコンクリート打設後の品質管理は………! 話しが、私のグチになってしまいました。 皆さんと同様、我々専門職の人間も悩みは尽きないのです。 どうしても気になるようでしたら、モルタル補修をして下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 私も南北方向に、しかも中心に二箇所ヒビが入っていたものですから施工ミスか地盤沈下?かと思ってしまいました。 初めから基礎屋の作業が雑に見えて(毎日の清掃すらせずやりっぱなしですし、配筋、打設等を見ても)納得がいかなかったので、今回のヒビの件で爆発してしまった訳です。
お話の様子では、収縮クラックのようですネ。 場所は、周辺部では無く、中央部のようですネ? アンカーボルトの部分ですか! 物理的というか、力学的というか、 しばしば収縮クラックが発生してしまう部分です。 原因としては、木造の基礎の場合、アンカーボルトはコンクリート基礎から唯一上部に突出した金物ですから、細長いコンクリートの弱点になるのですネ。 弱点だからといって、アンカーボルトを設けない訳にもいきません。 私は、前の回答で程度問題と言いましたね! そして、1.0mmを越えた幅の亀裂と記載しました。 構造亀裂がないか? と言う事です。 ベタ基礎ではめったにありませんが、底版の不同沈下等が原因で、基礎の立ち上がり部分から発生した亀裂が底版にまで及んでいる場合があるので、その点を注意して見て下さいと言う意図です。 本件の場合、心配はないと思いますヨ!
お礼
回答ありがとうございます。 確かに南北のほぼ真ん中(完全に中心にアンカーボルトがあるわけではないので、中心に近いどちらか)に入っております。 ただ真ん中に近いところですが、南北とも二箇所出ているわけではなく、各一箇所ずつ出ております。 このクラックは比較的良く出るものなのでしょうか?
- junkg7
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「エアーあばた」は施工上致し方ないでしょう。 程度の問題ですが、多かれ少なかれ避けられない現象です。 フレッシュコンクリートには3~6%程度のエアーが存在します。 これを打設時にバイブレーターなどで抜く必要があります。 型枠付近は気泡が残らないように型枠を叩く等して施工します。 この一連の作業が不十分であれば今回の様な現象になります。 >表面だけでなく中にも気泡があるのでは? どの様なコンクリートでも適量存在しますが、問題ないと思います。 施工不良に違いないと思いますので、表面処理を行なう等の補修をされると宜しいでしょう。 参考まで:一定規模の構造物などでは様々な工夫がなされています。 http://www.our-yamazen.co.jp/pikakon/siyou/top.htm
お礼
回答ありがとうございます。 ベース部は立ち会えたのですが、立ち上がり部は平日打設した為、様子が一切分かりません。 やはり型枠の叩きが悪かったのですね。
- river1
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コンクリートの気泡による「ピンホール」といいます。 それにしても直径1センチ位、深さも1センチ以上のピンホールですか。 コンクリート打設時の、型枠の叩き方が雑だったですね。 打設時の人夫さんの数が足らなかったのかな・・・ こまめにやると、質問文にはあるような大きなピンホールは、出無い筈ですが・・・ 気温が高かった事も原因として考えられますが、私の目から見ると型枠の叩き方が雑です。 他の部分もみて、大きな物が沢山出ていたら、心配ですね。 建物の規模は、質問文から分かりませんが、質問文の大きいのが両手以下なら問題は無いでしょう。 どうせ仕上げにモルタルを塗るでしょうから・・・ 打ち放しの仕上げならクレーム物です。 ご参考まで
お礼
回答ありがとうございます。 他でもコメントさせていただいたのですが、立ち上がり部の打設に立ち会っていませんので、何人で行われ、どのような作業だったか分かりません。 ただそれまでの作業を見ていて雑な印象しかありませんので、伺い知れると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 鋼製型枠を使ったのですが、打設時に立ち会っていなかった為、どのような作業が行われたか、全く分かりません。 亀裂という事ですが、1ミリは無いと思うのですが、南北の二箇所、ちょうど中心くらいのところのアンカーボルトから立ち上がりのほぼ付け根までヒビが入っております。 工務店の見解は中心なのでコンクリートの収縮により入った可能性があるので心配ないとの回答でしたが、南北二箇所ということと、アンカーボルトからという事で、私としては心配なのでやり直して欲しいとの要望を出しております。 お金がかかることなので、工務店が何と言うか・・・