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土木技術について。土を古墳のように盛ってある理由は?
ふと思った疑問です。 よく、新規に道路を作るなどの土地開発する場所で、土を古墳のようにもっていて、そこに草がはえるまでずっと放置してあるのですが、それは土木上の技術なのでしょうか。 それとも、ただ、おいてあるだけなのでしょうか。
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こんにちは。 「確か・・だったハズ」の話で申し訳ありませんが・・学生時代に道路公団の道路土木設計でバイトをしていた時に習ったのですが、道路を作る際は盛土をする事により軟弱な地盤に対して重量に耐えうる為の強化をし、その法面に草を植えることにより(種子吹付け工と言う作業です)その法面の土砂の流れ出し等を草の根等で補強、及び景観の緑化促進をさせる・・と言う意味があるのだそうです。因みに草が生えるまで放置・・・ではなく、ちゃんとどんな種類のどんな草を植えよう・・・と言う検討もなされるそうです。(大体に於いて郷土種子と言うものを使うのだそうです) 種子吹き付工のプロセスが下記のサイトにあるので、ご覧になられて見てください。 何分10年以上も前の話なのでうろ覚えなのですが・・・ご参考の一部に加えて頂けたら幸いです。
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- Eight881082
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大きく考えると2通り有ります。 1つは,置いてある土が良質なものである場合,別途工事に転用するために仮に置いてある状態(“仮置き”と言います)悪い土だったらさっさと処分します。 2つめは,置いてある場所が,道路なり都市開発なりで構造物を構築する場合です。その地盤が悪いと上に重い構造物が載ると,地盤が沈んで悪影響を及ぼします。これを“沈下”と言います。そういった悪い地盤を改良する方法の一つとしてこの“プレローディング工法”があります。 何のことはない,悪い地盤の上に土を盛っておくだけです。つまり,事前(pre=プレ)に荷重(load=ロード)を与えておき沈下を促進させて強化する工法です。地盤改良工法の中では比較的安価な方法ですが,地盤が沈下して安定するまでに時間がかかる為,工期に余裕がないと採用しにくい工法です。
お礼
国道を作る前だったので、土は3年以上はつまれていたように思います。いつになったら、道路ができるんだろう。。と思うほどです。 ちょっと物知りになりました。ありがとうございます。
土を古墳のようにもっていて>>> 路盤の下地作りのこと?それとも、残土山のこと? 前者なら、切り土路盤と盛り土路盤の耐圧を揃えて、盛り土路盤の雨締めの為ではないでしょうか? 後者なら、空いている土地に、後から盛り土する予定分の残土を置いておけば、保管料やダンプの運賃が助かるからでしょう。 また、草は、崩壊止めに、わざわざ蒔きますね。 種子まき工法が、予算が安いからでしょう。 土質によって、路盤強度が変わりますので、土質改良剤を混ぜて補強することもあるようです。 アスファルトをひくにも、下地路盤が、きちんと出来ていないと、すぐに道路はへこみます。 転圧締めも表面しか効きませんので、自然に土締めするのが、一番だと思います。斜面に盛り土するときは、下地切り土を、ノコギリ型にして、表土のくずれを減らす工法もあります。 素人の発言ですが、お許しください。
お礼
路盤の下地作りのことだったみたいです。 ありがとうございました。
お礼
草もわざわざ植えていたものだったのですね!! 道路ができるところに土だけおいてあって、全然工事が進まない理由がわかりました。 非常に勉強になりました。ありがとうございます。