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ミツオカZERO-1
週末に峠道を走っているとオープン2シーター の車に出くわします。かなり多数です。見た目も 同じでミツオカのゼロONEみたいです。調べてみると ロータスのスーパー7という車のコピーみたい ですね。しかし本家のロータスは正規輸入されて ないみたいです。あの車たちはいったい何という 車種でしょう? 余談ですが性能や値段ではロードスターやS2000 の方が圧倒的に上なんでしょうね。やはり趣味の 世界ですか?
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あの車で通勤、買い物する?ま、中にはそんな人もいるかも知れないけど、普通に考えりゃ趣味でしかありえないでしょう?
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- o-sai
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ゼロ1ではありませんが実際に日常的に乗ってます。 もちろん近所の買い物や通勤なども。 知ってる限り、こういう使い方をしている人は かなり多いですよ。 雨よけの幌もありますしヒーターもありますので、 大型バイクよりは実用的です。 ホームセンターに買い物に行っても助手席に荷積すればかなり載ります。 クルマは動かしていた方が調子が出ますし、 なんだかんだと理由をつけては乗りたくなっちゃうクルマです。 でも本家のロータス7はすでにクラシックカーですから 日常使用はちと(かなり?)キビシイでしょうね。 #4さんの説明に補足すれば、 限界性能だけではない使い方ももちろん可能、ということです。
まぃど、クルマの設計屋です。 既に回答は出揃っている感じなので、補足的なところなど。 1.ケイターハム社は、元々ロータスのディーラでした。 ‘60年代後半、リアルスポーツカー/レーシングマシンメーカから小型GTメーカに脱却を図ろうとしていたロータス社は、‘50年代のF1マシンを2シータにした様なセブンの生産中止を目論みました。 そこで生産車型の再編成を図るワケですが、流麗なスタイルのボディなどどこにも無く、生産効率も全く上がらないレーシングカー的構造のセブンの刷新を試みます。 しかし当時のセブンは、キットカー(半完成状態で売られ、オーナ自らが組み立てるクルマ。イギリスではこんなクルマでも簡単に登録出来、しかも完成車としての高額な物品税を免れる事が出来るので、一つの市場を築いていました)の中では飛びぬけて高性能で、需要に陰りは見られませんでした。 そこでケイターハム社は、ロータス社よりセブン製造の為の工作機械、鋳物や鍛造型、図面等と共に独占製造権を買い取りました。 これが、今日まで続くケイターハムセブンの第一歩です。今日のセブンは改良が進み、オリジナルのロータスセブンとは比べ物にならないほどの高性能スポーツカーとなっていますが、それはあくまでもロータスセブンの進歩の延長にあり、ゼロワンなどの類似のコピー商品とは一線を画すモノです。 ケイターハムセブンのオーナの一部は、ノーズコーンに付けられたメーカエンブレムを堂々とロータス社の『由緒正しい』蓮の花のマークに替えていますが、その行為はロータスマニアの多くの方々にも容認されています。 2.さて問題の性能ですが。 御質問の『性能』が、乗用車としての快適性、利便性等に関するものであれば、セブンに勝ち目は全くありません。しかし『スポーツカーとしての性能』という面をセブンと比べたら、ロードスターやS2000は、残念ながら『おねぃちゃんの買物クルマ』程度にしかなりません。(この比較は恐らく、日本に限らず世界中のセブン・マニアを激怒させるか、彼らから嘲笑を買う事になるでしょう。純粋な『スポーツカー』という種類のクルマを問う時、現在新車で買えるクルマで、セブン以上のモノは存在しません。それは、フェラーリやポルシェでさえ、快適な高級セダンと同類に見えるほどです。) 3.技術的な話をしましょう。 実は、セブンを今日の技術レベルで見ますと、旧式なサスペンション・ジオメトリ、捻り剛性が低いシャシ、空力特性が最悪のボディなどネガティブな箇所ばかりが目につきます。 しかしこのクルマの場合、そんな事はどうでもヨイほど基本的な設計が飛びぬけており、それが類い稀な性能をもたらしています。そしてこの極端な基本設計は、今日では耐久性や衝突安全性(どちらも高いに越した事はありません)、操縦安定性(どんなスポーツカーでも、まず『万人向け』でなければなりません)、生産性(性能のバラツキが少なく、安く製造出来なければなりません)などにより、決してマネ出来ない『高み』にあります。 ★超軽量 ケイターハムセブンは、パイプで簡単なジャングルジムを組み、そこにジュラルミンの板をリベットで止めた構造のシャシを持っています。これはロータス社が、自動車史上最初のアルミモノコックF1、ロータス25を送り出すまでのF1マシンの標準的な構造です。 この構造は車体を異常に軽量に仕上げる事が出来、実際ケイターハムセブンの車重は500kgfほどしかありません。 ★超低重心 旋回性能を向上させる最もカンタンな方法は低重心化ですが、セブンより低重心設計のクルマは、今日では存在しません。 エンジン単体の重量は、例えば2リットルのNA4気筒では100kgfほどしかありませんが、するとオトナ2名が乗ると、エンジンよりヒトの方が重くなってしまいます。 よって、スポーツカーでは乗員の着座高さも無視出来ないほど重心高に寄与しますが、セブンの床はジュラルミン板1枚で、これにペナペナのバケットシートが載っているだけです。更にロータスセブン時代には、床に『座布団』がしいてあっただけでした。 着座位置がそこまで低いと、前方視界を確保しなければならないのでエンジンを極端に低く配置して車体も薄く設計する必要があり、その薄い車体にあわせてサスペンション等も設計するので、結果、部品はナンでもカンでも非常に低い位置に配置される事になります。 今日の路上でセブンに乗ると・・・ ※ガードレールにぶつかると、ガードレールと路面とのスキマにクルマが挟まってしまいそう。 ※交差点でヨコからバイクに突っ込まれたら、そのままバイクに轢かれそう。 ※トラックと並ぶと、タイヤにヒジを轢かれそう。 ・・・などなど、クルマが異常なまでに低い事が実感出来ます。(勿論、座るだけで身の危険を感じるほど低いクルマなど、今日ではとても作れません。) ★有り得ないパワーウエイトレシオ セブンは昔から色々とエンジンが選べましたが、元々車重が500kgfしか無いので、どんなエンジンを載せてもパワーウェイトレシオはトップクラスです。 1600ccの何の変哲も無いフォード製の100馬力を載せても、パワーウェイトレシオは5kgf/psです。これでも既に、スカイラインGT-R並みです。 これが250psのコスワースエンジンともなるとパワーウェイトレシオは2kgf/ps、フェラーリもポルシェも全くお呼びではありません。実際、相当の運転技術を持つ者でないと『スポーツカーらしく』走らせる事は出来ません。 ・・・スポーツカーというモノの基準はヒトそれぞれですが、このセブンと言うクルマをスポーツカーとするなら、日本にはスポーツカーなど1台も存在しない、と断言出来ます。ドレもコレも全く安楽で退屈でナンパでミーハーで、とてもセブンと同類の刺激も一体感も硬派でハードな手応えも得られません。 セブンは、クルマよりバイクのレーサーレプリカに近い乗り物と言えるかもしれません。決して、乗り味や雰囲気を楽しむだけのクラシックカーではありません。 基本設計が‘50年代後半の古いクルマが、今日でもリアルスポーツカーの頂点に君臨しているという事実は、設計屋としてはかなり悔しい事ですが・・・。
- dd44
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自分もそれほど詳しくないのですが、一応知っている情報を。 >余談ですが性能や値段ではロードスターやS2000 >の方が圧倒的に上なんでしょうね。 これに関してはセヴンの車重が500キロ前後しかないことを頭に入れてください。つまりNAロードスターで1tの車重に120~140馬力程度のエンジン、S2000で250馬力のエンジンが1250kgの車体に乗っかっていると。 セヴンには比較的穏やかな特性のエンジンを積んだモノでも100馬力は出ています。これで1tあたりは200馬力の計算になり、S2000と同等のパワーウェイトレシオですよね。 ケーターハムのR500R(810万円)になると、233馬力が450kgの車体に乗っています。つまり1トンあたり514馬力。エンツォフェラーリが491馬力/tですから、どれほど強烈な性能か分かりますでしょうか? ちなみに0-161km/hの加速はポルシェ911GT3が9.3秒に対して、R500Rは7.3秒。この性能が810万円はある意味、「安い」と言えるかもしれません。 (数値はAutocar Japan vol.9より) また、最近、日本の鈴商というメーカーが「スパッセ」というセヴンのレプリカモデルを発表しました。コレも570キロの車重に220馬力(シルビアのエンジンらしい)だから強烈な動力性能ですね。これで491万円は安い!か?
- runnext
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オリジナルはロータススーパー7ですね。 ロータスが製造を止める際にケーターハムやバーキン、ウエストフィールド、ドンカーブート、マルタン、フレイザー、光岡と色んな会社から製造販売されています。 まったくのコピー製品だけではなく基本的なものを継承してオリジナル色の強い会社もあります。 基本的にシャーシ、エンジン、外装、足回りなどがありますがオリジナルに近いところはシャーシのみで他の部分は各社趣向を凝らしています。 本来ロータスではバックビルダーとして制作されており注文を受けてからエンジンなどを選んで買う事ができました。 本国ではキットパーツを販売して個人で作る事も可能でした。 日本では個人で制作した車は登録して一般道を走る事がかなり面倒なので制作済みのセブンが販売されていました。 シャーシもパイプみたいな物なのでエンジンやサスペンションなどは購入後簡単に交換できます。 日本に来てからもトヨタの2TGやロータリーエンジンに換装されている車も存在しました。 バーキンは日本の車販売会社マルカツの協力もあり2Lエンジンにターボ装備などハードな車も存在します。 金額で見れば性能、機能から見れば高額ですね。 ミツオカZERO以外は日本の保安基準をクリアしていませんから事故の時は怖いですね。 それでも現在販売されているのは保安基準が厳しくなる前から今までに一切変更がないまま販売されているので販売する事が出来ます。 下手にモデルチェンジをすると販売できなくなりますしエンスーと言われる人たちも「味が無い」と言う事で売れないでしょうね。 ミツオカZEROは古臭いデザインでエアバックが付いているので少々違和感があります。 これを買うのはほとんど趣味ですね。 人も乗れるのは二人までで安全性も無い、あるのは自己満足と回りの視線です。
- slingshot
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ケーターハムスーパーセブンなら現在も作っていて輸入しています。 ケーターハムはロータス社から権利を買って製造している会社です。 エンジンをいろいろ選べます。 性能というのは、なんの性能ですか? エンジンスペックなら前述の通りです。 こういった車はスペックで語るような人の乗る車では無いと思います。 国産車のように快適装備など付いてませんし、装備の割りに高価です。