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ボケについて教えてください
ボケと言ってもヤマモトさんの話ではなく写真の話です。 良く「二線ボケは、だめだ」とか「綺麗なボケ」とか書いてあるのですが、 なぜ二線ボケが生じるのでしょうか? また、きれいなボケとはレンズの何によってできるのでしょうか? ボケの良否はどのように計測するのかも合わせてお教えください。
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>ボケの良否はどのように計測するのかも合わせてお教えください。 ニコンへのインタビュー記事ですが、そのことに触れていますね。 http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/interview/20131108_621449.html >きれいなボケとはレンズの何によってできるのでしょうか? 記事にも書かれていますが要素は1つだけではなく、いろんな収差の組み合わせのバランスの妙。
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- hayasi456
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答えになっていないかな 昔、友人がツツイスレンズのボケ味にほれ込んでいました。 モデル撮影の写真を私に見せ 私はモデルの女性の方が気になっているのに 「綺麗なボケだろう、プラナー85 14のボケは最高だ。」と言っていました。 画像は総合的なものでしょうけど下記URLを読むと どの値でも円形に近い絞りの開口がポイントのようです。 http://lenses.zeiss.com/camera-lenses/ja_jp/camera_lenses/slr-lenses/planart1485.html ユーザーサイトでは http://www.planar-zeiss.com/201207/article_33.html さて、 写真は絵画と同じで好みです。カメラマンの表現に二線ボケが適しているならそれで良いでしょうし 二線ボケを活かした万人が認める見事な作品もあるでしょう。 フレア、ゴースト、収差を表現に利用する人もいますね。 http://www.dejikame.net/z0590.html http://panasonic.jp/support/dsc/knowhow/knowhow15.html
お礼
ありがとうございました。
- HAL2(@HALTWO)
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Pint が合っていない部分は輝点が大きく暈やけて円形になるものですが、収差があると一様な円形にはならずに偏ったりするもので、太く淡い線になるべき線の暈けは濃淡のムラが生じて二線三線といったようになります。 下図上は Achromat 補正 Lens での色収差が生じる概念図ですが、Lens を通った光は Prism がそうであるように光の周波数に応じて分光されてしまい、RGB (Red Green Blue) の光が同位置で焦点を結ぶように調整された Apochromat と呼ばれる補正 Lens をもってしても画像全域での完全な収差補正はできないものです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%e8%89%b2%e5%8f%8e%e5%b7%ae 下図左下は Achromat 補正 Lens での輝点 Simulation ですが、色収差で分光されてはいるものの、他の収差を考慮していない Simulation ですので真円の同心円で描かれています。 実際の Lens による輝点を撮った収差は下図右下のもので、これは旧 SIGMA f24-70mm F2.8 DG MACRO のものです。 二線暈けの実写画像は検索すればたくさん出ていますが、例えば http://ameblo.jp/nicol-efil/entry-11487507671.html 言葉で原理を説明するものも検索すればたくさん出てくると思いますが(^_^;)、一目で実例が判るように Simulation 画像と実写画像を載せてみました(^_^;)。 なお、これは私には未だに原因がよく理解できていないのですが(^_^;)、Film Camera では収差が感じられないのに Digital Camera (APS-C Size) では盛大な収差が判ってしまう Lens というものもあります。・・・多分、収差と共に LPF (Low Pass Filter) による弊害か、逆に Image Sensor が生じてします Moiré 現象も一役買っているのではないかと推測しているのですが・・・。 私が所有している SIGMA f70-300m F4-5.6 DG MACRO という Lens がそうなのですが、競合製品で或る TAMRON の Lens でも同じような収差を発生させている写真を Web Page で見たことがあり、まあ、どちらも f70-300mm では最安価 Lens の Rival 同士ですので原因も似たようなものなのでしょうね(^_^;)。 でも、不思議なことに Film Camera では殆ど判らない (と言うか、私には全く判らない) ものですので、私の場合 SIGMA f70-300m F4-5.6 DG MACRO は Film Camera の PENTAX MX に装着して Manual 操作で(笑) 用いる Lens になっています(^_^;)。 >「二線ボケは、だめだ」 とは私はちっとも思わないのですが(^_^;)、暈けの違いは Lens の持ち味の違いであり、二線暈けであろうとその Lens でしか表現できない独特の暈けを積極的に用いる写真を撮るのが Lens 交換式 Camera の楽しみではないかと思っています。 素敵な Camera Life を(^_^)/
お礼
ありがとうございました。 >その Lens でしか表現できない独特の暈けを積極的に用いる写真を撮るのが > Lens 交換式 Camera の楽しみではないかと思っています。 なるほどそうなのですね。
補足
ということは、同じF値・焦点距離でもレンズによってボケ方は異なるが その異なり方は例えば、とあるレンズで絞り2.8で被写体が1mの時には 2線ボケになるが、1.5mでは綺麗なボケになるってことがあるのでしょか? あるいは被写体の距離が1mで、絞り3.5なら綺麗なボケになるとか・・・・? ますますわからなくなっています。
お礼
良い記事のご紹介ありがとうございました。