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野球選手が筋トレをする理由とは?
- 野球選手が筋トレをする理由とは?野球についてど素人なんですが、教えてください。
- アメリカの大リーグ選手のような凄いパワー(筋肉)って野球という競技において必須なんでしょうか?
- たとえばピッチャーは、長身のほうが上から投げ下ろすみたいな形になるので有利になるのかな?ってのはなんとなく想像がつきます。しかし大リーガーのような大きな体や、ステロイドを使ってまで筋肉をつける理由がどうにもわかりません。
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NO6です。 >筋肉(+脂肪)を付けすぎているか? 再度お答えします。 結論から言いますと、打球を飛ばす事に関しては体重の重さは有利です。体重100キロの人が10cmジャンプして着地した時の衝撃は、80キロの人より大きいでしょう?体重移動を使って(個人差あり)打撃するのですから、体重の移動により得られるエネルギーが大きい事が体重が重いほうが有利の理由です。 しかし、やたらと重くてもいけません。よく野球選手がキャンプインの頃、「オフの間に太って、今は○キロだけど、僕のベストは▲キロだから△キロ落とさないと」などと言います。体の切れとバランスが取れる範囲で重いほうが有利と考えていると思います。 レッドソックスのオルティスはレスラーのような巨漢ですが、あれほど打てるのは体に切れもスゴイのだと思います。そうでなければ、150km/hを越える速球と変化球を交えたメジャーの投手を相手に4番打者としてあの年齢まで続ける事は出来ないはずです。 走力の問題ですが、私の社会人時代にプロ入りした後輩の話では「めちゃめちゃ打つか、めちゃめちゃ俊足か、めちゃめちゃ強肩で守備が上手いかといった、なにか一つ飛びぬけた選手でないとプロでは通用しない。そこそこ打てて、そこそこ守れるといった中途半端な選手が通用するのは社会人まで。」と言いました。オルティスがもう少し痩せればもっと走れるでしょうが、そうすると彼の「めちゃめちゃ打つ」という長所が失われ、選手生命が立たれる事になるのではないでしょうか。 元中日監督の落合はめちゃめちゃ打つ選手の典型でした(でも守備も上手かったです)が、あのおなかの出たおじさん体型で足もそこそこ速かったんですよ。 私の中学の同級生で100m走の県でトップクラスの選手がいたのですが、力が強くて喧嘩もすごく強かった(いわゆる不良でしたが)。アスリートにはそういった「瞬発的な力」が必要なのでしょう。 ダラダラ書きましたが、際限なく太ってもいいわけではないようです。力士の体脂肪率は10%とすごく低い千代の富士から40%近い小錦までいますが、これも個々のベストバランスを追及した結果でしょうから、千代の富士があと10キロ太ってたらもっと強かったとは言えないのではと思いますし、小錦にしてももっと痩せてたら・・・ やはりベストバランスが大事ではないでしょうか。
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トレーニング関係の本を読まれると「パワー=スピード×筋力」という図式があることが分ります。 ですから、スピードを失わない筋力アップは必要です。 ボディビルダーのように反復限界まで追い込むようなトレーニングは筋力は付きますが、スピードは失われます。質問の趣旨から逸れますが、ボディビルダーの世界トップ選手にスクワットで重りを上げさせたら、これに敵う五輪選手は存在しません。スピードを問わなければ、ボディビルダーは最高の「力持ち」です。 目的に合った筋トレは、高度な専門知識とテクニックが要求されますが、野球選手にはボディビルダーとは違う手法で筋力アップを目指さないといけません。余談ですが、桑田真澄がボディビルダー的な手法で筋トレをしたために全盛期が成績が急降下(1991年ごろ)したのは有名ですが、間違って作り上げた体の再構築には5年以上要しました。 非常に重要な事を書きます。 先に「パワー=スピード×筋力」と書きましたが、素振りと実打とは違いますね? ボールとバットが当たったときの衝撃でバットが急減速してしまえば打球は遠くには飛びません。 例えばイチローのスイングスピードが150km/hとし、140km/hの投球を打ったときの彼の最大飛距離を125mと仮定します。数値は私の想像でが、彼ならこれくらいは飛ばしそうでしょう? ところが140km/hで飛んでくるのボールに向かってバットを投げたとします。衝突直前のバットのスピードを150km/hとした場合ですが、イチローのように125mもボールが飛ぶでしょうか?バットの重さにもよりますが、10m飛べばよいのではないでしょうか?インパクトの衝撃に負けない「強さ」が重要だという意味です。 まとめますと (1)スイングスピードを上げるため (2)インパクトの衝撃に負けないようにするため 野球選手は、以上の(2)点を目的として筋トレをしているのです。
お礼
詳しいご説明いただき、ありがとうございます。 お説の意味で、野球選手にとっても筋トレは重要であることがよく理解できました。 で、ここで本来の質問にもどりますが、だとすると、大リーガーのような巨漢は人によっては筋肉(+脂肪)をつけすぎているケースも多々ありそうだという認識で正しいでしょうか?
- セファット ファリード(@GodGandamu)
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どうでしょうねぇ。私も真剣に研究をしたわけではないのですが、 >それともアメリカの大リーガーや清原さんとかって、実は格闘家みたいな筋力があるわけではないのでしょうか? この問いに対してYesで万事解決だと思いますが。 そもそも質問者様のもっともな疑問のとおり、パワーヒッターが筋骨隆々になってきたのは本当にごく最近のことです。 日本で言えば清原・金本など、MLBで言えばマグアイア、サミーソーサらの本塁打争いを演じた90年代からと見ていいと思います。 例えば世界の本塁打王、王貞治の現役時代の写真を見ても今のホームランバッターと比較しては全然華奢にすら見えます。 MLB選手の体格の巨大化はステロイドによるものも大きいのでしょうが、ひと昔前の選手の写真なんかを見るとやはり体格の差にビックリしてしまうほどです。 筋トレをたくさんして筋肉をつけすぎてしまうと筋肉が硬くなり、柔らかいスイングが出来なくなるというのが昔の一般的な風潮でした。 しかし現在ではその考え方が改まり、スイングを邪魔しない程度に筋トレはやはり必要という意見が大勢を占めています。 現代ではスポーツ科学もだいぶ進歩していますし、その競技にあったトレーニングメニューが組まれているはずです。 実際、今のメジャーリーガーを見ても、アメフトのラインマンの方が腕っ節がすごいことになってるように思います。 やはりいくら鍛えてるバッターでも200kgのバーベルを持ち上げるような鍛え方はしていないと思いますよ。 そんな鍛え方をするぐらいならアメフトに転向しろって言われそうですしね。
お礼
回答ありがとうございます。 あなたのおっしゃる通り、これは端的に「大リーガーは見かけほどの筋力は無い」という仮定から考えたほうがいいのでしょうか。 他の方へ書いたとおり、王さんはそんな大した怪力の持ち主ではないし、なにより怪力でもない選手だって普通にホームランを打てますもんね、 女子ソフトボールの選手を見てわかるように、実は野球はそれほど多くのカロリー消費を伴ったり、長距離陸上選手のような持久力を必要とする競技ではありません。 それゆえ、大リーガーの巨漢は もともとの高身長+ある程度の筋トレ+決して絞り込んではいない脂肪 これらの合体によって生まれている巨漢って考えるのが実は正しいのかもしれません
- Danniel
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こんにちは。 筋力を付けると スイングスピードが上がる⇒ボールを見る時間が長くなるのでミートしやすくなる バットをコントロールしやすくなる 150km/hのボールでも、プラスチックバットなら素人でも当りますよ。 大リーグにマーク・マクガイヤと言う人がいました。 youtubeでバッティングを見たらいいと思いますが まさに片手でプラスチックバットを振っている感じです。 これで当時の年間ホームラン記録をつくりました。
お礼
プラスチックのバットなら素人でも150キロの球を打てますか? パワーリフティング選手や、トップボディービルダーにとっては150キロのベンチプレスや、100キロバーベルのショルダープレスができるのは決して珍しくありませんが、彼らは絶対に時速150kmクラスの、しかも生きた球を打つなんてできないと思いますよ。 しかもほんの1キロ程度のバットを軽々と振るのに、重量トレが必要でしょうか? バットのスイングスピードを上げるのに必要なのは、重量トレではなく、バットを素早く振るという特化したトレーニングだと思います。 趣味でゴルフをやる相撲取りや、プロレスラーは怪力ゆえに素人よりは飛距離を飛ばしますが、男子プロゴルファーにはかないません
- ponsk--tai
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理由の一つに難易度の高さがあると思います。 イチローのようなタイプでもバットを素早く振りぬけるとありますが、低い筋力で高い筋力を持つ人のように素早くバットを振るには高い筋力を持つ人よりもより高い技術が必要だと思います。ボールを早く投げるのも同様だと思います。 高い技術を得るには先天的な素質でもない限り長時間の鍛錬が必要になるでしょうし、その人に合わない技術なら逆にヘタクソにさえなりかねません。 それこそ日本人で現役最高の成績を持つイチローのようなバッターが日本人ですら他に誰一人いないのは彼の持つ技術があまりにも特異で高いからだとおもいます。 それに比べて筋力(パワー)をあげるには技術を習得することに比べれば簡単である、と言えると思います。 モチロン弊害もあるでしょうが、今のスポーツ科学であればより効率よく短期間で必要な筋肉を鍛えあげられるようになっています。 ステロイドを使えばさらにその効率は上がるのでしょう。 なので、いつ習得できるかも上手くいくかも分からない技術を得るために努力や時間を費やすよりも、お金を出せば短期間でより強いパワーを得られる方がいいっていう、必要というよりそういう選択をするんじゃないでしょうか。
お礼
すいません 他の回答者の方へのコメントと同じになってしまいますが、最低限の筋力が必要なのはわかります。 問題は、なぜ大リーガーのような巨漢&怪力が求められるのかなんです
- カルマ(@mimicry-budda)
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先日、亡くなられた「野球の神様」川上哲治さんは、打撃は「超一流」なれど、守備が苦手だったと聞いてます。 また、イチロー選手は、安打の数は素晴らしいけれど、ホームランは多く打ってません。 よく、野球は「走攻守」の三拍子と言われますけど、三つとも「超一流」という選手は、そうは見かけません。 また、「ホームランバッター」には、どうしても強靭な筋肉は必要です。 (それが全てでは有りませんけど・・・) 逆に筋肉を太くし過ぎれば俊敏な動きが鈍くなり、守備や走りに悪影響を及ぼすのは、質問者様も質問文に書いているから、お解りですよね?。 ただ、野球に「筋トレ」は必要でしょうが、それは、あくまで「基礎トレーニング」に過ぎないでしょう。 スポーツ選手にとって「体(筋肉)を鍛える」って事は、「板前さんが、包丁を研ぐ」ようなモノでは?。 「研いだ包丁を、如何にして有効に使いこなすか」。 これが大切だと、私は考えますけど。 「打撃」も「守備」も「走行」も、実際に球を打ち、球を追い、球を取り、ベースやグランドを走り・・・。 そんな練習を黙々と積んで行かないと、決して野球技術の向上は、有り得ないと思います。 「筋トレ」は、基礎。 この上に、どれだけ優れた技量を身に付けていけるか。 一流選手に成って行く、行かないの違いは、「技量の蓄積の多少」だと思いますけどね。
お礼
基礎トレとしての筋トレが必要なのは理解できます。 でも、なぜ重量トレや巨漢がもとめられるのでしょう? イチローは安打率を上げるために、あえてホームランを狙ってないだけで、イチロー自体が「筋力が弱いからホームランが打てない」わけではないですよね?
- vintita64
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そりゃスイングスピードが速ければ力は強くなりますが、 バットとボールが激突した際に反作用も生まれるわけです。 極端な話、どんなに速いスイングでもインパクトの瞬間にバットを離したら全然飛びませんよね。 離さなくとも、押し込まれたらその分飛ばす力は減ります。 つまり、ボールの勢いに負けないという点で強い筋肉は役に立ちます。 反面走力は落ちたりしますが。 まぁ一長一短ってことです。 何を重視するかってことですね。 走力なのか、長打力なのか、器用さなのか、豪快さなのか、それぞれです。 ハッキリ言えることは、バランスの悪いチームは弱いです。 色々な選手が必要とされています。 下手に筋肉をつけたら劣化するでしょうが、そんな選手はいません。 無駄な筋肉は落としますし、無駄な筋肉だらけの選手は通用しないので自然といなくなります。
お礼
回答ありがとうございます 150g程度のボールが飛んできても、その重さはE=MC2の公式から考えて、とてつもない怪力が無いと押し返せない重さにはならないはずです。現に王貞治氏がそこまでの怪力とは思えないし、ヒッティングの上手い下手によりホームランに至る「頻度」は変化するとはいえ、中高生レベルの筋力でも上手く当たればホームランになることはあるわけですから。 強い筋肉が「役にたつ」のは当然です。 ポイントは、重量トレーニングをして巨漢になるようなトレーニングをなぜするのかって点です
お礼
なるほど。 選手によって自分の特性をより発揮するスタイルでのトレーニングがあって、それの1パターンとして巨漢タイプがいるってことですね。 勉強になりました