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ラノベ小説内、信用買いした商品の相殺
- 支倉凍砂著「狼と香辛料2」(電撃文庫)で、主人公ロレンスが売り物の武具を信用買いしている。武具の信用買いは安定してさばけるとされている。
- ラトペアロン商会から借金をして買った武具を彼はリュビンゲンハイゲンの商会に売却し、貸し借りを相殺している。
- しかし、実はロレンスは騙されており、武具は早くも暴落していた。ラトペアロン商会からレメリオ商会に債権譲渡されていた。
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>ロレンスの提案内容は説明させれていません (2)【「リュビンゲンハイゲンならこちらの商会と 懇意の商会もあるでしょうから、そちらに売ることで、 貸し借りの相殺ということで」 これがロレンスの提案です 為替手形を利用した取引です >早馬に驚く提案 予想より早く為替手形が到着 武器が売れない、借金が返せない レメリオ商会で金策する必要あり この時点で時間も返済方法もない 時間があれば何とか金策できるが 手形が到着してるので身動きが出来ない >ご提案によるロレンスがレメリオの受取証 武器が売れて手形が到着してないので 前もって払う場合の提案です >ロレンスがその手形にサインしなくていいなら、 >レメリオはどうにでもできるじゃないですか。 >ラトペアロンはロレンスが売却した証拠無しに >発行するのですか、為替手形の場合は事後ですよね ラトペアロン商会とロレンスの取引が終わって 手形はロレンスサイン済み ラトペアロン商会との売却の証拠になります レメリオでの売却の証拠は関係ないです レメリオが手形を受け取りロレンスから代金を受け取る 為替手形の場合は事後ではなく ラトペアロン商会とロレンスの取引が終わって 支払いをレメリオにするのが為替手形です >ロレンスがレメリオに対する売掛金(手形)を手にして、 >それと借用書の交換をレメリオ商店でする >無駄とおっしゃいますが私の提案が >物語に近いのではありませんか レメリオに対する売掛金にすれば 手形到着まで武器の利益分の現金がなく 商品を仕入れられません 旅商人が待ち惚けで商売できない こんな話はありえませんし 読者が逆に驚きます
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- ky1314
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No.1です 訂正 >売り手が約束手形を発行して買い手に渡すのですか 売り手が約束手形を発行して自分で保管します 買い手は手形を見せられたら支払う 買い手に手形を渡して清算 買い手が約束手形を発行して売り手に渡す 売り手は手形を保管 買い手は手形を見せられたら支払う 手形を受け取り清算 手形取引が出てくる場合 法律上信用のある一方又は両者が 手形を発行できます 手形を持っている人からしたら受取手形
お礼
ご回答ありがとうございます。 私が言ってる可能かはそう意味ではないし、可能とは可能かですよ。可能でない事を具体化できずに想像で終わりにするのが間違いなのです。ロレンスの信用は可能です。 ロレンスが商館の組合員で信用あるとかならばロレンスが手形を発行してラトペアロンに渡せるのでしょう。クレジットのない世界の信用買いこそ回収できませんよね。商館が責任を持つ設定なら物語がうまく進みます。ロレンスの信用度はどうにでもなります、信用すればいいのだし(約束手形の発行より信用度のない信用買いを信用したのですよ、どんどん矛盾します)。要するに原理的に無理な事をしたらいけないのであってそれのない取引を考えないいけませんよね。そして早馬の譲渡に驚いたり商館の信用を傷つけ逮捕されたりする物語全体を一番簡単に整合するのはロレンスが((約束)手形発行なのでは? ★ちなみに買い手が発行して売り手に渡す手形も約束手形ですか。 そして商館がロレンスを拘束する理由がはっきりします。 物語は想像しようがない物語なのでは。ロレンスが手形を出し以上の事をロレンスに対してするという矛盾を想像で誤魔化すよりロレンスが発行したら済むしそれだから想像ではなく経済ラノベでしょう。 ロレンスがラトペアロンに僕への売掛金でレメリオへの買掛金を相殺できますよね、と持ち掛けたら、早馬に驚かないでしょう、為替手形なり裏書手形を郵送されるんですよね。 ★ちなみに為替手形の移動はどうなるんですか。発行者から受取人に渡るんですか。
- ky1314
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No.1です 受取手形 お金をもらえる紙 支払手形 この世で存在しないもの 正解ではないですが簿記を知らないなら重要です >ロレンスが約束手形を発行~ ラトペアロン商会のロレンスに対する受取手形 ラトペアロン商会に対する支払いなので ロレンスは手形を発行してない、持ってない 信用がないので発行できない >売り手が約束手形を発行して買い手に渡すのですか 売り手が約束手形を発行して自分で保管します 買い手は手形を見せられたら支払う お金返したら手形を渡して清算 >この物語はロレンスが約束手形で支払えば~ >私の提案が成立するものならばこの提案の物語~ 無理です ロレンスが手形を発行できるほど信用があるか? 質問者さんの家に旅商人が来て 「今度返すからお金貸して、手形(借用書)書きますよ」 と言われてお金を貸しますか? >支払うべき立場のロレンスが~ ラトペアロン商会がレメリオ商会に払うお金がある ロレンスは手形を使い武器の売り上げで代わりに 払ってきてあげるよ、と持ちかける ロレンスは武器の利益で儲けれると思っている 普通の商取引です 今回は損をしただけです ただし自分の財産以上の損 >資金がないのにどう購入 これがロレンスに対する信用で持金以上の信用買い クレジットカードと同じ >約束手形以外に債権がありますかね ないです ラトペアロン商会からレメリオ商会に債権移譲 >ラトペアロン発行の為替手形にする場合は ロレンスとの取引では約束手形 レメリオ商会に債権移譲で為替手形になる >ラトペアロンがロレンスへの売掛金とレメリオへの >既存の買掛金を相殺する為替手形を発行なら分かります。 為替手形を発行が間違いの場合(約束手形なら) ロレンスはラトペアロン商会に借金をしますので まず約束手形が登場します ラトペアロン商会はレメリオ商会から手形で お金をもらうか帳簿上で精算済み レメリオ商会が手形の持ち主 レメリオ商会の手形の清算は誰がするのか ロレンスとレメリオ商会です 約束手形(借用証書)をレメリオ商会に売りつけた 売りつけたので為替手形の「形態」になる ラトペアロン商会も残金の支払い義務あり 現代では為替手形といわず裏書手形になります 為替手形を発行が正解の場合 この取引が為替手形を使った取引になります ラトペアロン商会からレメリオ商会に手形の移譲 レメリオ商会が手形の持ち主 為替手形の清算は誰がするのか ロレンスとレメリオ商会とラトペアロン商会 ロレンスはレメリオ商会に手形代金を払え 逮捕しても払えないならラトペアロン商会が残金を保証 ラトペアロン商会は残金だけなら損をしない なぜならレメリオ商会から手形代金を貰っているので あわよくばロレンス強制労働で支払わせる 物語では為替手形と書かれているかは解りませんが 結果だけ見れば、どちらにしても 為替手形を利用した取引と同じ状態です >この為替手形はラトペアロンが両替商に持って行くのでしょうか レメリオ商会がロレンスから取立てできない分を ラトペアロン商会に支払ってもらえます 今回は強制労働でもさせてレメリオ商会が 取立て、つまり債権の回収をするでしょう ギルド同士で揉めるよりロレンスに押し付けたほうが どちらの商館も損はしません >為替手形の移動が分かりません 手形自体はレメリオ商会 為替手形関係なしにレメリオ商会に渡していますので 結論 為替手形であろうとなかろうと 為替手形の状況と同じなので 詳しく書かなくても大丈夫 読者の想像で理解可能です
- ky1314
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おまけ >河内商店が振出人になる、という記載のサイト 説明は正しいです >為替手形は登場していないようです 約束手形がリュビンゲンハイゲンに渡った 時点で為替手形の形式になります >借用書が譲渡されたんだと思います。手形を借用書と呼びますか。 手形は借用書の1種です >懇意の商店同士が帳簿上で決済を済ます場合~ この質問の答えが為替手形です
- ky1314
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No.1です 約束手形が為替手形に変わったときの 処理を理解してないと難しいですね ラトペアロン商会はロレンスに約束手形を発行 レメリオ商会にお金を貸してる(帳簿の記載) 手形でロレンスがお金をもらえば手間が省けると騙す ラトペアロン商会はレメリオ商会に手形を売りつける ここで為替手形になる 為替手形は支払人のロレンスの承諾がなければ不成立 ただしロレンスは武器も売れずラトペアロン商会に 支払うお金を用意できないため仕方なく引受け 引受けなければ手形は借用書としてレメリオ商会が ロレンスに対して取立てに入ります 逮捕の記述でわかります 手形なら支払いに猶予がありますので金策中 >ロレンスが書類を作った記述は商館だけだったと思います ラトペアロン商会なら手形の発行です レメリオ商会もなら引受けサインです 今回の商取引ならラトペアロン商会の記述だけで十分です >ロレンスが振出人の為替手形は商館で発行するも使う事が出来ず ロレンスは手形を持っていない ラトペアロン商会の手形(借用書)を見せられただけです >ラトペアロン商会はその為替手形では何も得られませんよね。 ラトペアロン商会は債権の譲渡で武器の代金を回収しています ロレンスに押し付けたのです ロレンスはレメリオ商会で頑張って返してね 丸儲けです
お礼
ご親切にありがとうございます。 ロレンスが約束手形を発行してラトペアロンに代金を支払うなら分かるのですが。ご提案のやり方はよくわかりません。売り手が約束手形を発行して買い手に渡すのですか。 この物語はロレンスが約束手形で支払えば簡単にまとまりますよね?レメリオに売ったらロレンスは金を自分の当座預金に入金。さらに面白くしたければそのロレンス発行の約束手形をレメリオに譲渡すれば、なのでは?私は簿記知識と手形実務ゼロですがこの私の提案が成立するものならばこの提案の物語こそが経済ラノベのあるべき姿なのでは。 支払うべき立場のロレンスが、帳簿上で取り引きしてもらえますよねと切り出すのが間違いだし、信用買いとしたのも問題。果たして資金がないのにどう購入できるのでしょうか。約束手形以外に債権がありますかね。 ラトペアロン発行の為替手形にする場合は、武器は売却する前だから、武器売却の取引は別になりますよね。ラトペアロンがロレンスへの売掛金とレメリオへの既存の買掛金を相殺する為替手形を発行なら分かります。 この為替手形はラトペアロンが両替商に持って行くのでしょうか。為替手形の移動が分かりません。いずれにせよ、ロレンスの当座預金から金が出る話になると思いますが。だったらロレンスが約束手形で支払えばいいような。
- ky1314
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約束手形は2人の取引 為替手形は3人の取引 >「この時、河内商店を振出人といい、越後商店を名宛人(支払人)、 >甲斐商店を指図人(受取人)といいます。」 >→ロレンスが河内商店の振出人なのでは? ぶっちゃけて言えば ラトペアロン商会とロレンスの手形は2人の取引です 単なる約束手形をラトペアロン商会は リュビンゲンハイゲンに売りつけました ただ、それだけの話です 為替手形として登場していますので 振出人 ラトペアロン商会 名宛人 ロレンス 指図人 リュビンゲンハイゲン としたいのでしょうが 物語では手形の説明は間違いか不十分です 何故なら >レメリオ商会には仕入れた店から(の早馬が追い抜かして) >債権譲渡までされていた。 と書いていますのでラトペアロン商会とロレンスの 約束手形の可能性が高く 為替手形は3人の取引なので「債権譲渡」と書かれていると ラトペアロン商会は、なぜ?誰に?債権譲渡したのか? また発行人が債権譲渡できるのか謎です 失礼な想像ですが 約束手形は2人の取引、為替手形は3人の取引 だけを知っていて3人の取引だから為替手形と 間違って書いている可能性も・・・ 簿記の初心者が間違うことが多いところです >手形というのは銀行員が作成するんですか 会社が発行します 今回はラトペアロン商会です ロレンスは支払いを承諾したのでサインしました 普通に武器で儲けれると考えたからです なおロレンスは信用がないので手形を発行できません 商会というギルドなので信用あり発行できます >天秤の計量インチキ 昔話の定番なので詳しい説明は不要と簡単に書かれたのかも >為替手形が成立していた場合、つまり最初の予定では ロレンスはラトペアロン商会に手形として借金しています リュビンゲンハイゲンで儲けて帰ってきてから 手形の清算をするつもりでした
お礼
ご回答ありがとうごさいます。 読み直してみました。 商館で作った証書はロレンスが商館の商業組合に所属するという証明書のようでした。文章が下手なんだわ、混乱します。 ★確認しておきたいのは→河内商店が振出人になる、という記載のサイトの記述は間違いありませんか。 どうやら本作品のこの場面に為替手形は登場していないようです。 物語の補足ですが、まず武器の購入はロレンスの提案です。その決済を帳簿上で済ませられますよね、もロレンスの提案です。全部ロレンスの提案です。自爆です。ラトペアロン商会は暴落を言わなかっただけです。ロレンスは騙されたとは言えない立場なのに本文の地の文で騙されたと説明しますからやはり文章が下手で混乱します。クールな商取引を描きたい作品であれば普通は会話文で誰かに騙されたと言わせ、地の文で騙されたとは言えないと書くと思います。要するに作者一人が分かってる構成を読み手の立場に正しく伝達することなく進んでしまうのです。 ★借用書が譲渡されたんだと思います。手形を借用書と呼びますか。 ★懇意の商店同士が帳簿上で決済を済ます場合、手形は必須ですよね?両者の間にロレンスという行商人が入ったら普段通りには行かなくなりますよね?それを懇意の商店間なら帳簿で出来ますよねとロレンスが提案するというのはどんなんでしょう?帳簿上の決済を中間業者を挟んでするのが通常だったのですか。
補足
ロレンスが振出人の為替手形は商館で発行するも使う事が出来ず。 ラトペアロン商会からロレンス信用買いの債権が早馬で譲渡なのでは。 ご提案の指図人はリュビンゲンハイゲンのレメリオ商店ですが、ラトペアロン商会はその為替手形では何も得られませんよね。 河内商店を振出人にするサイトの記述は正しいですか? そのサイトではロレンスの立場の河内商店が振出人ですけど。 河内商店は支払いの督促を受けてから為替手形を作りそれで代金支払いの代わりにしています。ロレンス(つまり作者)はリュビンゲンハイゲン到着後に河内商店になろうとしたのでは。 そうでないと商業組合の商館で作った証書が宙に浮いてしまいます。その証書は何でしょう。説明しない作家が記載した場面ですからその取引の基本のはずです。ロレンスが書類を作った記述は商館だけだったと思います。 河内商店のケースでいいのではありませんか。 ロレンスの計画は帰らずに精算を済ませるというものです。
- ky1314
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No.1です 1 為替手形の振出人とは発行者のことです ラトペアロン商会が発行しロレンスはサインをしただけです サインをしたら期日までに支払いをしなければいけません ここで控えか自分で書いた支払いのメモを持っていたかは不明 リュビンゲンハイゲンでの販売許可書は持っている なぜなら武器の売り先が決まっているので 3 手形の行方 ラトペアロン商会→リュビンゲンハイゲン >【売却不成立でつまり為替手形にサインして >もらえなかった場合に持参した為替手形】 ロレンスは為替手形を持参してません リュビンゲンハイゲンで手形を見せられ 期日までに支払うように言われたのです 期日に払えないなら逮捕 2 >その証書を持参して売りに行き これは武器の販売許可書かと この町で売れる証明書 武器の価格下落で売るに売れない ロレンスの立場 単なるお金の貸し借りの借用書は作れます(自己責任で) 手形は信用がないので作れません 今回はラトペアロン商会の保障で手形を作り リュビンゲンハイゲンが手形を購入 ロレンスの借金はリュビンゲンハイゲンに対して ロレンスの財産を没収して足りない分は ラトペアロン商会が保障 ラトペアロン商会の立場 不良在庫の武器を売れて儲けた ロレンスが破産しても 手形金額-ロレンスの全財産=支払い が普通ですが時代的にロレンス強制労働または奴隷 金策成功でも興味なし リュビンゲンハイゲンの立場 ロレンスは手形の代金を期日までに払え 払えなかったら逮捕 その後、強制労働または奴隷として払え 結果 ロレンスの一人負け 期日まで金策中←今ここ
お礼
ありがとうございます。 結論は私も一致です。そこが不一致の人はいないでしょう。 例えば検索しますと、 >「この時、河内商店を振出人といい、越後商店を名宛人(支払人)、甲斐商店を指図人(受取人)といいます。」 →ロレンスが河内商店の振出人なのでは? >「この時に注意点があります。」 →約束手形とは名宛人の立場が逆転。 思うに、支払人の立場の商店が(為替手形は不成立で無効書類、為替手形とは別に)債権(借用書)譲渡を受けていて(為替手形とは関係ない)信用買いの証書による債務問題。 主人公ロレンスは商館の会員です。手形は作れるのでは。商館の主人が為替手形の名宛人名をロレンスを尋ねた? ★こんな場合の為替手形はどうなるのか。(名宛人欄?は名宛人本人が記入せず商館(商店組合)が記入?したという感じの物語ですからよく分かりません。 ★手形というのは銀行員が作成するんですか。その上で名宛人自身がサインする欄もあって名宛人本人にサインしてもらい、その手形を指図人へ郵送なりするのでは? ★名宛人と指図人は帳簿上で済ませられる取引関係があるから……どうなるんでしょ(為替手形が成立していた場合、つまり最初の予定では) ★備考★というわけで、とにかく説明不在の展開なのです、この小説の特徴は。すごいと思いました。雰囲気だけで三方が満足感を覚えるビジネスモデル。 天秤の計量インチキを見抜いたロレンスが詐欺を許す代わりに信用買いを要求してから始まったのですがそのインチキ天秤のトリック見破る場面も雰囲気だけで説明なしなんです。 トリック優先で複雑化したアイデアを自分が説明できないパターンの連続。 作風とも言えますが、これでは大風呂敷の未完成品を掴まされたと気がつく人もいます。伏線の回収と同じく当たり前の観点だと思うのです。そういう私にとっても日本社会再確認の意味で有益です。作者批判ではなくもっとライトにした方が良い作品という残念によるこだわりですのでご理解ください。どうでもいいならこうはなりませぬ。 回答者さんを始め会員の皆さんのお陰様で勉強させていただいております。 改めてお礼申し上げます。
- ky1314
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No.1です 手形は約束手形と為替手形の2種類の違いは 簿記の基本ですから初めてなら理解不能です 手形は現金の代わりに他人に譲渡可能です お金の代わりの紙切れと考えて間違いありません 為替手形は3人以上の関係者が処理する手形です 他の手形の種類や法律上の取り扱いは今回はパスします 中世での話に登場しませんし簿記2級の範囲です 自分から見たら お金のもらえる受取手形 お金を支払う支払手形 ロレンス、ラトペアロン商会、リュビンゲンハイゲンの商会 の3つで取引されているので為替手形になります ここで登場する手形は1枚だけです ラトペアロン商会 武器の代金、ロレンスに貸している代金を受け取る権利(手形発行) ロレンス 武器の代金、ラトペアロン商会に借りている代金を支払う義務 リュビンゲンハイゲン ラトペアロン商会からロレンスの手形を購入し ロレンスから代金を受け取る権利 ロレンスはリュビンゲンハイゲンで自分が払わなければならない手形を 見せられて、現金を用意しなければいけないドラマです 騙されていなければ手形の支払いは武器の代金で支払えますから 今回はロレンスは騙されていますので リュビンゲンハイゲンにお金を返せない状態です リュビンゲンハイゲンは手形(受取手形)を持っているので ロレンスに支払い義務があります で、ロレンスは手持ちの武器と残りの商品やお金で 手形の代金を用意しなければ逮捕され 手形の代金はロレンスを丸裸にしても足りなければ 手形の持ち主は損をします 保障制度までは書かれていませんので、 手形の持ち主に対しては想像です 物語ではロレンスの金策を楽しむもので ここまでの詳しい描写はしないと思います 質問者さんが理解できないのは多分 作者はロレンスの物語 質問者さんは手形の行方を追っているから お互いに認識の齟齬が発生しているからかも 現代では会社が取引で決済するときに手形を振り出します 会社が商品を購入したら手形も1つの支払い手段です 会社からしたら支払手形(手形は手元にありません) もらった人は受取手形(手形としてもらいます) 簡単にいえば借用証書です 受取手形をもらった人は お金の代わりの紙切れなので他人に使用できます 早くお金に換えたければ銀行で換金してもらいます 手形は支払日(現金と交換できる日)が決まっています 支払日までの利息を銀行に払ってまで換金することもあります 手形を発行した会社が払えなければ倒産だと思ってください ニュースで不渡手形が出てきたら支払えない手形が 発生したと解れば十分です
お礼
いろんな意味でありがとうございます。 ラトペアロン商会(ロレンスに武器を信用売りする) ↓ ロレンスがリュビンゲンハイゲンの街に着き、まず商館へ。主人に証書を書いてもらう。 ↓ レメリオ商会に行く。 武器は暴落。それだけでなくラトペアロン商会から(ロレンスを追い抜いた)早馬で債権譲渡がなされていた。ロレンスはレメリオ商会に売れなかっただけではなく(信用買いの)債務を逆にレメリオ商会から求められる(泣き面に債務)。 ↓ 困ったロレンスが商館に行くと商館は本来ロレンスの身柄を拘束したいのは山々だが期限までロレンスを自由にさせてやる。 ★1★為替手形の説明サイトで調べますとロレンスの立場の人が振出人になっているのですが。 為替手形を作るのはロレンスなのでは?それが商館での証書(為替手形?)。 ★2★私は一般論にその為替手形がどうなるのかを知りたいです。証書という紙の移動です。(売りに行く前に作成した)その証書を持参して売りに行き、代金は為替手形にサイン?してもらいます、なのでは?サインしてもらった為替手紙をロレンスは受け取りその後は手形は? ★3★また本作品のように【売却不成立でつまり為替手形にサインしてもらえなかった場合に持参した為替手形】証書がどうなるのか?です。【】内は文章には書かれていない読者の想像、だから困るんですよ、読み物としても。【】を描いてイメージをリアルにするのが小説の長所なのに、です。 ★備考★為替手形の有効性を私は知らないから間違いかもですが、仮に証書作成が無駄骨だとすればロレンスは証書を破り捨てたとか一言、たった一言演出すれば何万字の説明文に匹敵します。それの数字を書けないのなら良作でありません、そういう感覚的にも現場実績的にもクリアな文章を期待したのです。 本件が為替手形らしいとの回答を得てから調べたその簿記系サイトもやはりケースで説明していますが説明はケースになるものでしてだから私はラノベに期待した次第です。興味では大成功ですが説明としては思いっきり不作。ライトではなく簿記にディープな読者にしかイメージできない文章力です。簿記に詳しい人が読めばさらにおかしさを発見するかも知れませんが) 理論学習ではなく具体的実感が最良の教科書でしょ。私は分かった気になってぬか喜びできないタイプでして残念賞。AAや小説全般にお詳しい簿記プロの回答者さんが小説を書けばそれが最初の本物の経済ラノベなり。
- ky1314
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No.1です 何かラノベの話になっていますが 質問者さんは経済学を学びたいのですよね 「狼と香辛料」の話は中世を基にしてますので 現代の経済学とはまったく違うものです 歴史的には複式簿記が出来た時代ですが 単なる商取引の話に思えます 簿記3級の勉強をした方が経済学の理解が 早まると思います 会計学の発展とともに経済学も進化していますから
お礼
ご親切にありがとうございます(^^;)ごもっともです。本当にそう思うのですが。回答者さんも私もこのサイトの会員でこのサイトの魅力はネット社会的な(異世界的な)新感覚にあると思います。経済学の堅い本や簿記の資格試験問題集では読みたくないけど、小説でなら臨場感重視で右脳式に学べる、それは娯楽として新感覚だ、という皮算用でした。ご紹介いただくまで野球部(^*^)の作品も知りませんでしたが、こちらはコネのない作家が公平に評価された上で経済関係的に高評でしたので非常に期待していました。ごもっともなんですがこうして回答者さんのご厄介になっていることで実は初歩の無い私にはかなり勉強になっています。簿記の本では始まらなかった現象です。簿記系の読書開始段階へ大きく踏み出して、何より親近感が芽生え始めました。 閑話休題ですが、為替手形を振り出して持参したが、買値は暴落により売却はあきらめて、為替の支払い人(武器の買い手)とは商談不成立がこの物語の展開だと思います。その場合、為替手形はどうなるんでしょう。無意味な紙切れですか。為替手形は支払い人の店で支払い人にサインしてもらってそれを振出人が郵送するんでしょうか。 そもそも帳簿上で決済できる商店間だからが生きて来ない、気がするのですが。銀行で作った為替手形(証書)はどう移動するのでしょうか。主人公は為替手形を作ったとは一文字も書かれていないラノベではありますが。何の証書でどんな目的か一文字も説明されていません。すごく経済の勉強になりました~的な書評は気のせいで、正味の価値は、経済ネタが斬新だったというだけのラノベかも知れませんね。
- ky1314
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No.1です ラノベは何かしらの共通点が多くファンタジーなら世界観や 魔法の種類、その他の生物が想像出来れば、 1つのジャンルとしては楽しめる要素もありますが 初めてなら理解できないのも仕方ないですし 質問者さんは経済の本として読んでいますので 楽しめないのも仕方のないことです ファンタジーに興味がなければ面白味も半減しますし 新しいジャンルでも挑戦したら良いだけです AAはパソコンで似たほうが良いですよ 携帯では見にくいです 「やる夫 青い血」はパソコンですぐに見つかります
- ky1314
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No.1です >商館には借金を背負っていないようでした。商館が会員である主人公の責任を >取ると同時に主人公を逮捕する秒読みの展開 手形が誰の手にあるのかわかりませんがロレンスに対して 手形分の「貸し」があるのでお金を取り立てないといけません ロレンスの逮捕はお金を払わないから捕まえるのです ロレンスを逮捕しても手形の持ち主の損した分は商会が負担しなければいけません これが手形を扱う上での商会の保証で責任です 権力によっては踏み倒したりの話もあります 参考にはならないかも 初めて読んだ中世の本はアレクサンドル・デュマの「ダルタニャン物語」です 講談社から全11巻販売されている大作で 第一部は「三銃士」として映画やアニメにもなっています これで歴史上の背景や生活を知りました 面白かったので当時の時代背景の本もたくさん読んで調べたりしました ラノベを読み始めると自然と用語や言葉が解ってしまいました ラノベに限らずファンタジーなどの多くは中世の歴史を参考に書かれていますので やはり人が書くものなので生活観や設定などは、新しく考えるより 既存の設定を借りたほうが読者も作者も解りやすいです 魔法やドラゴンのように読者も想像しやすい設定のほうが 感情移入できやすいですし独特な用語は説明も丁寧です 今回のように、いきなり経済入門書として読むと ファンタジー要素も多く理解が追いつかないのも頷けます 経済にしろ歴史にしろ学ぶなら専門書のほうが良いです 歴史を知ったら歴史小説なども面白みが増します AAですが短編から長編まで漫画のように読めます ジャンルは歴史、ファンタジー、オリジナルなど 多種多様で様々なアニメキャラが登場して作品を構成しています ロレンスはそこで知りました 駄作から名作までいろいろあります AAにも賛否両論があり具体的な作品名は控えますが 質問者さんは「やる夫 青い血」で検索したら 当事の生活観や価値観を学べると思います あくまで作者はプロではなく間違いがあることもあります このことを忘れずに読んで楽しんでみては如何ですか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても参考になりました。 当方旧式ケータイですが青い血は検索してもさっぱりわかりませんでした。 理解に関しては作者の文章力次第だと思います。優先順位として筋書きの組み立てつまりその説明が粗いのがラノベだと思いました。文にしかありませんから文で表現されなければ仕舞いです。読者の勝手な想像に任せたら世界中の本が名作です。 間違いはいいのですが説明せずに先に先に行くのが困ります。漫才のノリですね。長い文章である意味がないという。
お礼
いつもありがとうございます。ラノベは対価を払う娯楽なので無料のここはさらに楽しさを忘れずに参りましょう。 作品中に具体的な説明がないからこのように鯉のないまな板を叩く苦労をしています。 借用分だけを手形に決まってるじゃないですか。レメリオから差額分の現金相当は手に入れられますよ。 ですからご提案の方がややこしくないかという私の代案です。実際、早馬で借用書が譲渡されて驚くわけです。つまりラトペアロンへの返済は別計画だったかのように。 テーマ題材としては斬新さを評価しますが本議論は第二巻でして出版社と書評が人を馬鹿にしているという事でしょう。作者は能力の限界ですから罪はありません。説明しないで説明にした気になってるというのも性格です。そういうカトリック的な理系はかなりいます。 演出として帳簿のイラストを入れてやるくらいの意気込みがないから堕落するのです。 超マクロ的です。作者はマクロ経済系かなにかのへったくれを後書きしていたような気がします。そこにも具体的な内容は何もありませんでした。
補足
ありがとうございました。大変勉強になりました。また、簿記や会計に具体的な興味が増しました。貴重なご指導とご親切に本当に感謝しております。 今後とも宜しくお願いします。