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素振り

木刀及び竹刀での素振りにおいて、 腕で振るのでなく、”肩甲骨で振れ””腰いれて振れ”と、言われますが、 意味が分かりません。 ”振っていると分かってくる”との事ですが、もう少し詳しく知りたいのです。 ご教授願います。

質問者が選んだベストアンサー

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  • nabe710
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回答No.1

なるべくわかるようにご説明したいのですが、わかりにくかったらごめんなさい。 野球のボール投げに例えて先に説明します。 ・何処かお部屋の出入り口に行きドアを開け、肘から手首を柱や壁にぴったり付けて、握ったボールを手首の曲げ伸ばしだけで向こうめがけて投げつけてみてください。 おそらくコントロールはもちろん、勢いもつかず飛距離は出ません。 ・次に同じように肘だけ壁、柱に付け、上腕の振りと手首の返しだけで投げてみてください。 もちろん前者より飛距離は出ますが、ノーバウンドで自分の元に跳ね返ってくるほどの勢いは出せません。 ・次、同じように胸を柱につけ固定し、腕の振りだけで。 ・次、椅子に腰掛け腰のひねりを加えられる形で上半身と腕だけで。 ・次は直立で。 ・次は前後に足を開き ・次は候補の足に体重を乗せ、もう一方を前に踏み込んで。 言うまでもなく、使う部位が増えるほど飛距離、勢いは伸びますね? 質問の「肩甲骨で」も同じことなんです。 腕の曲げ伸ばしだけで振るのではなく、振り上げたときには意識して肘を左右に開きますと背中で左右の肩甲骨が閉じて接近します。 そして振り下ろす際には腕を伸ばすだけではなく、肩をも前に出すつもりで振りますと左右の肩甲骨が開きますね? 先のボール投げ同様、使う部位を増やせば威力が増します。 腰を入れても同じ。 素振りですから運動は往復運動ですね? 意識してお尻を後ろに突き出し、いわゆるへっぴり腰で振り下ろしてみてください。 重心が前に崩れやすいうえ、胸から上だけで振り下ろす形となり威力もありません。 が、振り上げたときに胸、腰を張り前にせり出し、振り下ろすと共に弓なりに身体が折れるように反動を付けますと腰、上半身、肩甲骨(肩)、腕、手首・・・すべてが連動して検査機に力が込められ、勢いよく振り下ろすことが出来ます。 もちろん、足裁きで重心の前後の移動も含めて。 腕だけで振らず、腰を反り、胸を開き、大きく振りかぶり、全身使って振れ!という意味かと。 先のボール投げをもう一度イメージしてメカニズムをご理解ください。 これ、より強く振り切ろうと思って素振りを繰り返せば自ずと身につく動きで、まさに「振っていると分かってくる」のです。

kghhst
質問者

お礼

お礼が、大変遅くなりました。 参考にして、稽古します。 有難う御座います。

その他の回答 (2)

  • BASKETMM
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回答No.3

日本人が使う教授法の特徴がよく出ています。 日本人はものを教えるときに、たとえ話風の表現するときがよくあります。 高い声を出すときには、おでこに共鳴させろ。 スキーの先端は胸で押さえると、ばたばたしない。 物理的に考えれば、不可能ですね。しかし人間の脳/神経の働きはうまく出来ていて、そのつもりで、動作をすると、割りにうまく行くのです。 こんな教え方をする西洋人は少ないと思います。 勿論、たとえ話風教授法には、長所短所があります。先生が本当の意味を知っていなければ、短所が目立ってきます。生徒の感受性にも関係します。 今回のご質問の場合、短所が目立つ例です。失礼ながら、先生の水準も低く、生徒との相性も悪いように思えます。 『そのうち分かる』という表現は、江戸時代の徒弟制度が持つ短所丸出しです。徒弟制度に長所もありますが。 解説は他の方の回答を。

kghhst
質問者

お礼

お礼が遅くなりました。 回答、有難う御座います。

  • nabe710
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回答No.2

補足とお詫びです。 先の説明ですとわかりやすいようにと、振り上げたときに「肘を開くと、肩甲骨が閉じる」と説明しましたが、剣道の場合、正しくは振り上げたときに肘を開くと、降ろすときも開いた肘を閉じる運動となり、前後(上下?)に振り抜く場合、力が分散してしまいます。 実際は肘は開かず振り上げた後、全身を使って振り下ろしますので、イメージとして振り上げたとき左右の肩甲骨が閉じるというよりは、「左右の肩甲骨とも下がる」イメージで。 (実際は閉じますけどね?) 誤った説明で不必要に肘が開いただらしない振り上げとならないよう、補足修正しておきます。

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