- ベストアンサー
イナゴの大発生は
海外でイナゴなどが大発生し農作物を食い荒らす話がありますが、 最近日本ではそういう被害の話を聞かない気がします。 昔は起きていた話を聞くのですが・・。 イナゴの大発生は今でも国内で起きているのでしょうか? 良い対策が見つかって予防できているのでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
昔は凶作などが頻発していましたので、イナゴの害も頻発しましたが、いまの日本は作物が豊富ですのでイナゴの大発生は(日本では)おきていないはずです。 イナゴ、バッタは、ふつうは一匹単位で暮らそうとする(実験器具内でも明らかに群れから離れようとする)んですが、餌がなくてしかたなく寄り集まると、下肢がふれあって、それが刺激になって飛翔バッタ(仮称:正式名称忘れました)に大変身するということがわかりました(2・3ヶ月くらい前テレビでやっていた)。 色が黒くなって脚が強くなって高く跳ねることができるようになり、羽が大きく伸びて長距離を飛ぶことができるようになり、群れる性格が強くなって、食欲も増します。 で、大群で、緑の地に降りたって、緑を食い散らしてまた次の所へ移動します。 で大群が一緒に卵も産むし、卵は密集しているので、孵化したバッタは最初から飛翔バッタになります。悪のスパイラルへ入るわけです。 したがって、餌がなくなって群れるのが先ですので、誰かが悪意で飛翔バッタを作らないかぎりは、餌が豊富な場所では大発生はおきないようです。 おきるとしたら、中国や韓国から偏西風に乗ってやってきたものが増殖した場合でしょうね。 書いていて思い出したのですが、昔、沖縄のほうの島で大々駆除作戦をやって、沖縄本島に入らせないで済んだことがあったような・・・ 。
お礼
勉強になりました。 ご回答ありがとうございました。 ご覧になった特集、私も見たかった。