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ゆりかもめはなぜ高いのか
国際展示場に行く用事があってゆりかもめに乗る事がちょくちょくあります。 新橋から370円。大した距離は無いのに非常に高く感じます。 ゆりかもめは無人運転なので車掌さんは要らないし、駅にも特に多くの駅員がいるようには見えません。なので他の鉄道会社に比べ人件費は安く抑えられているように思えます。 イベント会場やお台場への観光が多いので収入はそこそこあり、人身事故や踏切事故など無く、ダイヤの乱れや運行中止などが他の鉄道より少ないので収入も安定しているように思えます。 また、開業から20年近くたつので、もうぼちぼち建設費の償還も済んでいるのではないかと思います。 でも、料金があい変わらずなのはなぜでしょうか? 特に他の鉄道会社との比較をふまえてご説明いただけるとうれしいです。 よろしくお願いします。
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ゆりかもめは東京都が出資する公営企業です 平成11年度に単年度黒字、平成14年度には累積赤字を一掃し利益剰余金を計上しています ところが、臨海副都心には東京都が出資して失敗(民事再生手続き)した企業がたくさんあり 2007年に東京臨海ホールディングスという持株会社を作って ゆりかもめとともに傘下に収めました。 つまり、どんなに儲かってもこれらの赤字会社の補填をさせられるので 運賃がやすくなることはないでしょう。 東京都交通局(地下鉄バス都電)の傘下ならとっくに運賃値下げしていたかもしれませんね。
お礼
そうですか。利益は利用者には還元されず、他の赤字企業の補填に回されてしまうのですか。悲しい現実ですね。ミクロな目でゆりかもめだけを見てもわからないのですね。 本当に嫌ならバスでも使えばいいわけですし、それくらいは我慢しなければならないのですかね。 ありがとうございました。
補足
今気づいたんですけど、2008年開業の「日暮里・舎人ライナー」はゆりかもめとほぼ同じシステムだけど東京都交通局の傘下なので、初乗り160円とまぁ普通の運賃なんですね…。 「本当は安くできる(らしい)」という事がよくわかりました。 ありがとうございました。