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ただの草を生やす実験
- 観察実験を行い草を育てる方法
- 実験の準備と実施のポイント
- 注意事項と実験の結果の記録方法
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N03です。 わざわざお礼を記入して頂きました上に詳細な御主旨の説明をありがとうございます。 御主旨説明の中に >何も無いように見える土から生えてくる・・・ とありますが、 何も無い訳ではありません。 必ず種が含まれています。 土を虫眼鏡で一粒一粒見ていくと必ず種が見つかります。 いわゆる雑草と呼ばれている植物の種は極めて小さいのが特徴です。 表土を均した後の場所よりも、深い所の土を盛ったほうが後になったのは、この小さな種が埃となって他所から飛んできて芽吹いたからです。 あと色々と観察をされておられますようですが、植物の強さというよりも環境への適応能力の高さに気が付かれたのです。 植物は動物と違って一度根付いたら動くことができません。その場所の環境に順応しないと生きていけ無いだけではなく子孫を増やすことができません。 農作業というのは、この植物の育つ環境を整えてやる作業です。人間の意志で芽を出させたり花を咲かさせている訳ではありません。 >植物の強さ、生命力を見てみたいと思ってい ます。 これを実感するのであれば、挿し木や差し穂と呼ばれる作業の方が宜しいでしょう。 スーパーなどで、葉の付いた丸ごとのパイナップルを売っていませんでしょうか。 葉の付け根の実の部分を2cm~3cmほど残して水平に切って下さい。 (切り口をテーブルなどの上に置くと葉っぱが立っている形) お皿に水をはって切り口が水に浸かるように置いて下さい。 これを窓際などに置いて、水が腐らないように取り替えてください。 これから寒くなってきたら温かい部屋に置いてください。 上手くすると、春前には根がでてきます。 根が大きくなったら鉢に植替えて下さい。 立派な観葉植物のできあがりです。 大根でも同じようなことができますが、大根では葉が育つだけで根は生えません。 (やるときには、葉っぱの方は5cmぐらいに切り詰めて下さい) 春になると、サツマイモのつるを売っています。このつるを埋めておくと立派にサツマイモができます。 ホームセンターへ行かれるとエアープランツという不思議な恰好をした植物を売っています。(ネットでも入手可) この植物は土を必要としません。転がしておくだけで育ちます。水もたまに霧吹きで吹きかける程度しか必要としません。 アメリカ映画で草原の中を風に吹かれてころころ転がる物を見たことはありませんか。 藁束が転がっている訳ではありません。このエアープランツの仲間が転がりながら生きている姿です。 また、コルチカムという球根を売っています。(ネットでも入手可) 球根のまま机の上において置くと綺麗な花がさきます。水やりをする必要はありません。 このように植物は種類に応じて、その環境で生きていく方法を身に着けています。 種から芽や根がでることを不思議だとは思いませんか? 買ってきて食べた後の果物の種を鉢に蒔いてみて下さい。 必ず芽がでてきます。 お好きな方はグレープフルーツなどの自家製の鉢植えを楽しんでいます。
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- alphaXXX
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生命力を見たいというのなら対比実験は必要ないのですか? 特定の植物を同じ条件で育てて生育の差を比較するなどしなければ差が分からない気がします。 それに,とある方もおっしゃっていましたが「雑草という草はない」です。雑草と一纏めにされている植物にもそれぞれ独自の特徴や能力を持っています。栄養が比較的多い土壌では急激に増えるが土地がやせると生育が悪くなる種類,痩せた土地でも粘り強く生き延びる種類,乾燥に強い種類,いろいろいます。 最初は手を加えない状態から生えてくる草を見るのもいいかもしれませんがそれだけでは,草が生えてきた。水だけでよくそだちました。という小学生の自由研究レベルにすらなりません。 生えてきた草を同定できたなら,その草を様々な条件で育ててみて生育の差を調べるとか,使用した土壌中の有機物などを調べるとか,いろいろとデータをたくさん取る方法はありそうです。 あと,屋外なら風で自宅周囲の植物の種子が飛んでくる可能性もありますので,それはどうするかを決めておいたほうがいいかもしれません。 また,水のかけ方についても条件は厳密にしたほうがいいかと思います。量が多ければ土壌中の水に溶ける栄養分の動態が変化します。計量カップなどを使ってはどうでしょうか。与える水の量で生えてくる種類が変化する可能性もあることでしょう。少なければ乾燥に強い種が,多ければ乾燥に弱くても成長の早い種が優位になりそうです。 ばらつきが大きいかと思いますので同じ条件の鉢は複数用意したほうがいいかと思います。 当然,毎日の気温の変化,平均気温,湿度,日照量なども紐づけて記録すべきでしょうね。
お礼
沢山のアドバイスありがとうございます。 >生命力を見たいというのなら対比実験は必要ないのですか? 私には一鉢でも十分な気がします。 草が芽を出し、伸びてゆく姿を見るだけでいいのではないかと思っています。 成長するに伴って変化してゆく状態を観察し、そこに草の生命力みたいなものを感じ取れればでいいと思います。 仕事柄、樹木とは数十年来付き合ってきました。 でも、草との付き合いは鑑賞面に限られていて、まだ十何年かだけです。 実際に、身近なところで絞り込んで見てみたいと思います。 たしか、「雑草という名の草はない」と仰ったのは昭和天皇だったと思います。 有益性のない草の存在にも名前があり、意味もある、という解釈もできます。 食用でもなく、鑑賞用でもない、ただの草も素晴らしいという事でしょうか。 私は、この実験で、どのような草が生えてきてもいいと思っています。 >与える水の量で生えてくる種類が変化する可能性もあることでしょう。少なければ乾燥に強い種が,多ければ乾燥に弱くても成長の早い種が優位になりそうです。 水をかけすぎないように注意したいと思います。 乾燥に強い草は、概ね葉の細いものが多い気がします。 道路脇の路肩に生えているカヤなどがそうです。 でも、これらの草を最初から狙って生やそうとしてしまうと、鑑賞面に行ってしまいそうです。 なので、土の採取に当たっては、様々な草が混生している箇所が適当かもしれません。
何を目的としている実験ですか? 失礼ですが鉢で草花を育てた経験はおありでしょうか? 草という植物と向き合う実験です。 とお書きになられていますが、草と一言で片付けるのは相当に乱暴です。 なんでもいいから何時か何か草が生えてくればそれでいいでは、何をやっているのか良く解りません。 それだけで良ければ、わざわざ鉢だのなんだのを用意しないで、空き地を眺めていれば済みます。 山林で土を採取すれば、樹木の種子が含まれていて草ではなく木が生えてくることもあります。 「草という植物と向き合う」という当初の目的とは違ってきます。 どちらの地方にお住まいでしょうか 1月2月3月のベランダの気象条件はどのような条件ですか?。 植物は種類によって発芽、発根、開花、結実の為の条件が異なります。温度、湿度、光量およびその経歴によって変わります。 この草はこのような条件下で何時発芽しその後どの程度生育したのかという記録は取れますが、それが果たしてその植物の本来の性質なのかどうかは解りません。 これだけの記録でよければ、空き地の気象観測記録を同時に取っておけば充分です。 大豆に水を含ませて一定の条件下に置けばもやしになりますが、これをもって植物と向き合ったとは言い難いと思います。 失礼ですが、もし外出が難しいのであれば、種をお買い求めになられて育てられれば充分かと思います。夏前には嫌でも雑草が生えてきます。 ベランダの気象条件を観測記録して置けば充分です。 わざわざ外で正体不明の土を取ってくる目的がよくわかりません。
お礼
ありがとうございます。 この実験の目的は、植物の生命力の確認です。 学問的というよりは、個人的な一観察に過ぎないものでしょう。 今年の5月末に、荒れ地に約1,200m2の花壇を造る課題を与えられました。 半分くらいは砂利混じりの残土の山を削って均し、なだらかな丘を造り、数種類の草花の種を播いて花壇にしました。 着手前の状態は、雑草の生い茂った、ただの野原でした。 雑草の生えた表土を削り取って整地したものの、一ケ月も経たないうちに草が生えてきました。 特に表層の土を均した箇所は早く草が生え、その量も多いものでした。 掘削した深い土の層を均した箇所は、始めは草が生えませんでしたが、徐々に草が生えてきました。 花壇であるために、幾度か除草剤を撒いて、それらの雑草を枯らしてしまいましたが、草の強さを知らされた感じがしました。 今年は梅雨明けが早かったせいで乾燥気味になり、草花の育ちが悪く、一時は枯れる寸前の状態になってしまったものもありましたが 灌水設備を全面に設けて毎日水をかけて養いました。 驚いたのは、水をかけ始まってから、日増しに草花の成長が見られた事です。 荒れ地で、肥料分はサンプル確認によれば、ほぼゼロで、弱アルカリ性という状態でしたので、元肥を沢山施し、数回に分けて追肥を行いました。 肥料分の無い所に生えてくる雑草の強さ、また、水をかけさえすれば育つ草花の姿を見せられました。 丘状の地形であるために、法面の下部には、上部に灌水した水が滲み出てくる所もあり、常に水分多過の状態になっていた草花もありましたが、根腐れもせず、持ちこたえて花を咲かせ続けました。 水分が多過ぎる状態にも適応し、耐えられる強さがあったのだと思います。 以上の体験から、思いついた実験(観察)です。 ただの草、という言い方は確かに乱暴です。 或いは、雑草という言い方も悪いかもしれません。 何も無いように見える土から生えてくる植物の強さ、生命力を見てみたいと思っています。 尚、この花壇の工事については、草花の専門家に協力を頂きながら進めました。
- tanuki4u
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その内容だと 観察実験ではなく 観察かなと。 実験であるためには、対照実験が必要です。 同一の条件で A、Bを行った結果、違う結果が出た、同じ結果が出た。 というのが実験。 設定条件に対する対照実験の設置が必要です。 対照実験として何を行うかによって、何を観察しようとしているのかが決まります。
お礼
ありがとうございます。 そうですね、これのみでは単なる観察で終わりそうです。 対照実験として考えられるのは、表層土を採取する深さを変えて、植物の発生の違いを観察することでしょうか。 この場合、同じ箇所で10cmぐらいづつ深さを違えて3段階に分けて行うのも一つの方法だと思います。
お礼
ありがとうございます。 >いわゆる雑草と呼ばれている植物の種は極めて小さいのが特徴です。 表土を均した後の場所よりも、深い所の土を盛ったほうが後になったのは、この小さな種が埃となって他所から飛んできて芽吹いたからです。 たぶんそうだと思います。 ただ不思議なのは、深層土を表面に均した箇所が多かったにも関わらず、草の発生にムラがあって一様ではなかった事です。 可能性としては、建設残土であったために、多くの違った土が混ざり合い、その中にはすでに草の種子が含まれていたものもあったのではないかと思われます。 それらの種子が芽生えたものもあったのではないでしょうか。 一ケ所だけ、最後まで中々草が生えないところがありました。 そこは、土が黒く粘土分が多いように見えました。 元々、草の種子が全く含まれてもいず、また、飛んできた草の発生にも適していなかったのかもしれません。 真夏の暑い日に、花壇の地面に触ってみた事がありました。 雨や灌水の影響で、表面の土が流されて砂利が露出して、どちらかというと、殆ど砂利ばかりといった感じでした。 手の平で触ってみると、大変な暑さでした。 50度くらいはあったと思います。 この暑さの中でも、草や草花は伸び続けます。 強いものだなと思いました。 除草剤をかけなければ、草は枯れず、花壇は草だらけになっていたと思います。 草花をきれいに見せるためには、草を退治しなければなりませんでした。 花壇という鑑賞目的の人工的な空間は華やかですが、その周りは、ただの草茫々の野原でした。 でも、その草茫々の野原も素晴らしい。 特に、秋になってくると尚更な感じです。 自然の花壇といった感じもします。 鑑賞面から草の世界に入った私の偽らざる感想です。
補足
皆様方から沢山のアドバイスやご教授を賜り、誠にありがとうございました。 この場をお借りしてお礼申し上げます。 痛感させられた事は、実験と観察の違いでした。 実験という場合には、それなりのデータを取り、仮定に対して結果がどのようであったかが大切になってくるのでしょう。 観察のみの場合には、ただ、このようであった、というだけの事で終わりそうです。 そうした見方からすれば 私が試そうとしているのは、単なる観察なのでしょう。 ただ、観察以前と観察終了後において、私に精神的変化が起きるかもしれず、そうした意味においては精神的実験と言えるかもしれません。 草が生えてくれば、ただ生えた、というだけではなく、その生命力の強さを感じ取ってみたいと思います。 一鉢という一点に絞って見つめてみたいと思います。 予想される最大のヤマ場は、夏の猛暑期になりそうです。 毎日、水をかけ続けられるかどうかです。 少しは実験らしくするためにも、客観的データを付け加える事もいいと思います。 機会がありましたら、ご報告させていただきます。 皆様方ありがとうございました。