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アメリカ文化について:不動産のこと
- アメリカの映画でよく見られる賃貸アパートや一軒家のボロボロな状態について疑問があります。
- アメリカでは賃貸アパートや中古の一軒家に引越す場合、ボロボロの状態でも選ぶことがよくあります。
- 一軒家の場合は、ぼろぼろの時と豪邸の時の選択肢があるようです。
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まず、映画の中のお話はあくまでも「映画」であって実際の生活を知る一手段にはなるでしょうが、映画の中で起こることが実際にアメリカで起こっているとは限りません。 加えてアメリカというのは非常に大きな国です。ニューヨークとLAを比べても雲泥の差がありますし、ましてや田舎のほうへ行ったら、多分ハリウッド映画に慣れている日本人にはカルチャーショックでしょう。州ごとがひとつの国のように異なると言う表現、過言ではないと思います。 以上の理由からご質問に対してはっきりした回答を得ることは難しいでしょう。 一般的に答えれば、くもの巣が張ったようなボロボロの賃貸は安いからでしょうね。質問中にあるようなシングルマザーや若い独身女性にとっては「安い」ということにポイントを置くからそういう設定になるのかもしれませんね。 ただしそういった物件はそういった「地域」にあるのが普通です。ですからお子さんのいるシングルマザーがそういうアパートに入居する例がないとは言い切りませんが、実生活ではあまりあり得ないでしょうね。 で、「賃貸アパートや一軒家では最初もあともボロボロが普通なのですか?日本はピカピカで借りてピカピカで返す(敷金+補修費)のが常識ですが。」に対してですが、普通ではありません。日本と同じく普通は掃除がされ、ペンキが塗られ、カーペットが替えられて賃貸されるのが普通です。ただし、前文で書いたように、そんなことをする必要に無い地域(値段の安さだけを求めて、安全性を無視して物件を探すような場所)ではボロボロでもOKでしょう。アパートと一概に言っても、月$200でバスルームが共同の長屋のようなところと、月$20000で家具付高層ビル内の物件が同じ状態で賃貸されるはずはないでしょう? それでもピカピカで返す、というのはあまりないでしょうね。 普通引っ越した後の状況というのはひどいものです。出て行くんだからそれでいいじゃないか、って感覚ではないのかしら。もちろんその場合敷金(デポジット)が戻ってこないことになりますが、それも価格の度合いによるでしょう。日本では敷金は家賃の何か月分、こちらでは家賃に対するパーセンテージで決まります、ですので安い物件に住んでいる人が敷金などを気にしないで出て行くのは普通のことでしょうね。 後は、地域にも寄りますが、一軒家とアパートの価格の違いは日本ほど大きくないでしょう。もちろんピンからキリまで差はありますが。安全性から言ったら、あまり差はないでしょうね。安全性の差は、物件ではなく、地域にあると思います。
お礼
大変参考になりました! ありがとうございます。