20歳若く見える方法・・・の疑問なんですが

質問

本当にビックリするほど若く見える南雲吉則医師の本の内容にはすごく興味を覚えます。

テレビなどでも取り上げられる若返り遺伝子についてです。
摂取カロリーを抑えると若返り遺伝子が出るというもので、実際に同じ歳の2匹の猿の実験でも一目瞭然でした。
カロリーを控えた食事を取り続けた猿のほうが、圧倒的に若々しかったのです。

先生の唱える説を私も信じたいんですが、ひとつ疑問が。
昔の日本・・・例えば５０年以上前の貧しい時代、それこそ皆、粗食でろくにカロリーを取れなかった時代がありましたよね。食の欧米化でカロリーの高い物が入ってくる前の時代です。

ところが昔の日本人の方が今よりずっと老けてると思いませんか？
昔は60歳なら完全な「お婆ちゃん」でした。今は「元気なオバちゃん」だし、アラフォーくらいなら、まだまだ皆、とても綺麗だったりします。
でも、学生運動の時代の大学生なんか、今見ると30過ぎみたいに見えるし。
あと、漫画だけどサザエさんのフネさんなんか、あれで48歳！なんですよ！
現代だったら60代ですよね。アノ感じ・・・。

そうなると、「カロリーを控えたほうが若い」が成り立たなくなりそうで・・・。
どなたか、この疑問に答えてくださ～い！

回答No.1

ape_wise · ベストアンサー

面白い質問ですね。

要するに、南雲医師の言っていることはあながち間違いでもないけれど、どんな場合でも当てはまる絶対の真実でもない、ということだと思います。

あの手の健康法を売りにしている人って、健康法を説法して回るだけで食べている人はほとんどいなくて、副業的にタレント収入としてそういった本を書いて印税を稼いでいる人が多いです。本来の収入は別にあるから生活は安定しています。

こういう人はむしろエキセントリックな発言をして世間の耳目を集め、一瞬でも有名になれば大成功。彼の言っていることが10年、20年の風雪に耐えるような理論にはなる必要はありません。あくまでも臨時収入狙いですから、それでも彼らには問題がないわけです。

だから誤解されることも承知で、今までの人とは違った「変った見解」を言おうとする。それをサポートする２、３の実例を添えれば素人なんて簡単に騙せます。サルの例がそうです。

同じ歳の２匹のサルの片方が若く、片方が老けて見える。老けて見える方がどんな偏った食事を今までしていたのか。若い方だって栄養バランスはどうだったのか。そんなことまでいちいち言わない。だって種明かししちゃったら「なんだ、それじゃカロリーだけの問題じゃなくて栄養バランスを含めた総合的な健康管理がよかっただけじゃん」という話になっちゃう。

栄養バランスのよい食事を腹八分目で摂り続ければ健康につながり、結果的に長生きすることくらい誰でも知っている。

でも今さら、そんな当たり前の話を偉そうにしたところで南雲医師は有名になれない。だからあえて、少し偏った話になるけれどもあながち間違いでもなさそうなことを彼は言っている。そういうことだと思いますよ。「へえそうだったのか！！」と素人に思わせることが重要なんですよ。

昔の日本人もカロリー不足でした。これは質問者さんのおっしゃる通り。でもさらに昔の日本人は今みたいに良質のタンパク質へのアクセスがあまりできなかったし、塩分の濃いモノばかり食べていた。私が子どもの頃はビーフステーキのことをビフテキと言いました。マクドナルドのハンバーガーが日本に上陸した頃、牛肉100%のパテというのが信じられなくて、あそこには猫の肉が使われているなんて風評が流れたこともあった。そのくらい牛肉って昔の日本では高級なものだったんですよ。

塩分もむちゃくちゃ濃かったです。織田信長は一日50gも塩分を摂っていて、本能寺で自害しなくてもほどなくして循環器系の病気で死んでいただろう、なんて話もある。現在のアメリカでは一日の推奨塩分摂取量が2.5gです。日本では厚労省が10gに設定しています。日本食は塩分が濃い料理体系で、低塩分にしにくいのです。昔ならなおさらです。

過ぎたるは及ばざるが如し。「及ばなかった」のは昔の日本人。「過ぎたる」は今の飽食の時代に生きる日本人。もう一度「過ぎたるは及ばざるが如し」。どっちもダメ。その中間がよい。そういうことです。

でもそんなの当たり前。そんなこといくら力説したって南雲さん一味の書いた健康法関連の書籍は売れません。だから肉は食うな、炭水化物は食うな、白米は玄米にしろ。食事は一日一回にしろ、とエキセントリックな話がズラーっと並ぶ。

ということだと思いますね。今まで知られていなかったビックリするような健康法が急に出て来るわけないのです。

ちなみに、私は南雲さんが若いとはどうみても思えない。彼が私の目の前で「自分は30台に見える」なんて言ったら「お前フケてんな」と言ってやりたくなります。写真なんてフォトショでいくらでも修正できます。私の会社で私の所属する部署を担当する専務なんて2万円も写真屋に払って役員名簿に載せる写真をビューティフルにしてもらったそうです(^^)。

それよりも80歳でエベレストに登頂した三浦さん。彼なら驚くべき若さだなと思います。でも彼は多分カロリーを控えた食事なんてしていないと思いますよ。むしろあの筋肉を維持するために肉でもご飯でもたくさん食べているはずです。

お礼

つまり・・・「同じ低カロリーでも、昔の日本人は過剰な塩分摂取と良質たんぱく質の不足」
これがむしろ老化して見えた原因なんですね！

それなら納得ですね。
今は低カロリーでもバランスの良い食事をキチンと摂ることができますものね。
あまり動かない現代人に、今の食事は高カロリーになりすぎます。
だから私も朝食は飲み物だけで過剰なカロリーにならないようにしています。

南雲先生のように一日１食・・・なんてとても無理ですけどね！

ありがとうございました。

回答No.2

daikonoroshi999

NO1さんの仰る通りです。
金儲けの為に、世間一般の事とは逆の事を言ってるだけでしょう。

そもそも南雲医師は、大阪の美容整形外科医です。
整形で、若く見えてるだけだと思いますが・・・。

お礼

南雲先生の事をどうこう言うつもりじゃなかったんです。

低カロリーなのに昔の日本人が老けてたのはどうしてか・・・と言う疑問にお答えいただきたかったのです。
ありがとうございました。