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やりたかった研究ができない
とてもやりたいことがあって、その夢のために努力し続けて、必死に勉強していました。そしてこれから卒論を書くのですが、それはやりたかったテーマではなく、それとは違う別のテーマなんです。 理由は、私がやりたいと思っていた研究をすでに、3年前から先輩がやっていて、先輩と同じことをやって何になる、卒論はやりたいことをやるのではなく、今ある状況の中でやるべきことをやり、社会に貢献できるテーマを選ぶべきだ、と。同じような論文が何度も続けて出ることに、何の意味もない。あなたの欲求を満たすためだけの論文にしかならない、とも言われました。 目の前に私のやりたいことを専門の先生についてやっていた先輩を見るのはとても辛いことでした。そして私はその先輩と同じ先生に別のテーマで指導を受けます。私はやりたいことは教えてもらえないんです。 先輩も卒業後は、研究から身をひき、私ほどの意欲はありませんでした。 私はいつか絶対に最初にやろうと思って自分の人生をかけた研究を、真の喜びを持ってやりたいです。でも、今、課されたのは別のテーマです。必死に取り組んでいますが、やればやるほど、私は自分が今まで大切にし、努力し続けたことを手放したんだ、もし今やっていることが、私の研究したかったテーマだったらどんなに素晴らしい研究ができたことかと、一体私はなんでこんな全然別のテーマをやっているんだろうと、くやしくて仕方がないんです。 研究したいことがあるのに、毎日何十時間も机に向かって取り組んでいるのはは別のものなんです。本当にくやしいです。 どういう風に考えて今の研究をしたらいいでしょうか。どうしたらこの壁を乗り越えられるでしょうか。
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お礼
回答ありがとうございます!とても勇気づけられました。東欧史を研究していらっしゃるのですね。お互いに頑張りましょう。私の場合は、ポーランド語という言語の壁が立ちはだかっていて、今、必死です。 >「自分の狭い専門分野だけではなく、その周辺もしっておかなければならない・・本物の研究者になりなさい」って本当にそうですよね。その周辺も勉強しなければならない、というのがバルト3国とか、ルーマニアとかを学ぶ人の大変な部分だと思います。 >「今は自分の好きな研究テーマに取り組めなくても、研究を続けていればきっと役に立つときが来ます。研究に無駄なんて無いんですから」 この言葉、信じます。ここに相談して本当によかったです。私の何かが少しずつ変わってきて急にやる気になってきました。 私の回りにいる人はみんな、やりたいをやらせてもらっていて、楽しそうで本当に好きでやっていて、それなのに私だけやりたいことをやらせてもらえないで、とても辛かったんです。 でも、私のようにやりたいことが最初にできなかった人ってたくさんいるのですね! それだったら私の頑張ります。それに、やりたいこととできるだけ関係した研究(同じ国のこと)をやっているので、後々は絶対に必要になるし役に立つことなんです。ただ、最初にやりたいと思って必死になっていたことができなかっただけで‥。 やりたいこと、もう少しとっておいて、別のことを研究してもっと幅広い世界もってから、もう一度、自分がやりたいって思ったことに立ち戻ってみようと思います。本当にいろいろとありがとうございました。