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鉄材の頑丈な塗装
一般構造用鋼SS400のアングル材を塗装したいのですが、塗膜を頑丈にするにはどのような方法があるのでしょうか? 塗装するものは作業台ですが、何かが当たったり擦れたりすることが頻繁にあると思いますので塗膜の硬度と密着度両方を確保したいのです。
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塗装は鉄材と空気を遮断して効果を発揮します。 それにはしっかりとした事前の処理と錆び止め塗装も重ねて行うことです。 塗料は、塗料シンナーでも融けるのも、ラッカーシンナーで薄められるもの、その他塗料の それぞれの性質に合わせて製造されています。=今回水性塗料は使用しない方が良い。 塗膜の硬度と密着度は別の問題ですが、普通の範囲では相反する要求となります。 工程は、色々サイトがありますから詳しくはそちらで研究なさって下さい。 また、粉体塗装や焼き付け関係は工場でないと無理とお考えください。 (横から摺れるくらいは可能としても鉄材などが当たっても壊れない、コンクリートと擦れても 無事という塗膜と言うのはありません。程度問題です) 工程は 1.鉄部の錆び落とし、ワイヤーブラシなどで艶が出るまで研磨する。その後シンナーで拭く。 2.錆び止め1回目=ウォシュプライマーなど1次防錆を塗布(膜厚は薄いです) 3.錆び止め塗料1回目=ご希望の上塗り塗料に適したもの。=通常の刷毛塗り 4.錆び止め塗料2回目=同上 5.上塗り塗料1回目=高級品は中塗り用塗料として分類製造されているものもあります。 6.上塗り塗料2回目=乾燥が終れば一応完成です。 7.塗りむらや希望の膜厚を確保するためにもう1回施工することもあります。 塗装(時間)間隔、塗料の希釈については、それぞれの表記された事を守って下さい。
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- Postizos
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焼き付け塗装=熱硬化型塗料が頑丈なのですが素人では無理と考えて良いと思います。 書いていらっしゃるようにしょっちゅう物が当たるのですからどんな頑丈な塗装をしたって必ず剥げとか傷は生じてしまいます。ですからとても面倒な塗装を一回やってそれを長くもたせることよりも、いつでも補修できるような塗装で、傷ができるたびにまめにレタッチをした方が実際的だと私は思いますね。作業台なんですから。 密着度は下塗りにプライマーを使えば向上します。 橋梁に使うようなゴッツイ本格的な耐錆塗料を入手しても使い切れませんし、苦労して少量入手したとしても苦労に見合いません。 普通のプライマーかプラサフで充分です。 と書きましたけど、プライマー無しでも上塗り塗料を何層にも塗ることで代用しても大して変わりはありません。アルミではないので、素地の脱脂やサビ落としがきちんとやられているのなら付着が悪くて苦労することは考えにくいです。最低3回(3層)は塗った方が良いですね。 リン酸やエッチングプライマーでの処理も先へ行ってそれほど違いが出てくるとは思えません。 塗膜としては自動車補修用のアクリルラッカーの缶スプレーよりは2液型ウレタンの方が頑丈ではあります。でも缶スプレーの残りを取って置けば傷のレタッチは簡単です。段差が気になるならラッカーパテで拾いパテでもして均してから塗ればいいでしょう。 もちろん缶スプレーではなくて塗料缶で買ったっていいのですけど。塗りはラッカー系でも2液ウレタンでも刷毛塗りもできないことではありません。コンプレッサーとガンでももちろんいいのですが。スプレー缶の2液ウレタンは乾燥・硬化を待って塗り重ねることを考えると高くついてしまいますね。 クリアー塗装などはメタリック色でない限り不要です。 亜鉛塗料を使う場合はプライマー無しの直接でないと防錆効果がありません。亜鉛塗料は塗膜としては頑丈とは言えないです。 水性塗料は直に塗れば錆びを呼びますから不適です。上塗りには使えないことはないですが、塗膜が柔らかいしいつまでもべたべたして気持ちが悪い。 シャシーブラックのような弾性のある塗料は当たりには強くても質感が悪過ぎます。 自動車用アクリルラッカーか2液ウレタンが私のお勧めです。もちろん油性のアルキド樹脂塗料、いわゆるペンキも使用可能です。プライマーから2液タイプのウレタンを塗って3層以上に仕上げれば素人としては最高に丁寧ではないですか?作業台にはもったいないと私は思いますが。
お礼
いろいろな塗料があるのですね。勉強になります。 刷毛での塗りっぱなしも楽でいいですが今回は外観に配慮して2液ウレタンを試してみようと思います。 詳しく解説して下さりありがとうございました。
お礼
ホームセンターでウォッシュプライマーを探そうと思います。 教えて頂いたとおりにやらせて頂きます。 詳しく説明下さりありがとうございました。