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コクワガタ 飼育 産卵 越冬
コクワガタのペアを頂きました。 ホームセンターで、防ダニマットとゼリーとゼリーを置ける木を購入して別々に飼育していましたが、先日同居させたところ、ゼリー置きの下で仲良くしているのを見つけました。 ネットで、その状態であればペアリングは成功していると書かれていました。 そこで、メスが産卵できる環境を作りたいと考えています。昨夜は、飼育ケール内をしきりに歩き回っていました。 産卵に必要なものは、なんでしょうか?できればホームセンターで調達したいです。 また、ペアリング後の飼育方法など、どうしたら良いでしょうか?また別々にした方がよい?卵はどうすればよい?そのまま越冬? など 出来れば越冬もさせたいと思っているので、今から来年の春までの飼育方法を詳しくお教え下さい。 宜しくお願いします
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>ネットで、その状態であればペアリングは成功していると書かれていました。 >昨夜は、飼育ケール内をしきりに歩き回っていました。 産卵木を探していると思われますので、早く産卵セットを組んで入れてやらなければなりません。 >産卵に必要なものは、なんでしょうか?できればホームセンターで調達したいです。 1.ケース=プラケース小、または中 2.「クワガタ幼虫飼育用マット」(メーカーはどこでもよいが、「クワガタ幼虫飼育用」と書いたもの、ノコギリクワガタやカブトムシ幼虫飼育用は不可)5キロ 3.産卵木=硬い目、または芯のあるものがよい。全体が綿のように柔らかいものや軽いものはあまりよくないです。グサグサに木をかむ割には産みません。オオクワガタ用でOKです。 >また、ペアリング後の飼育方法など、どうしたら良いでしょうか?また別々にした方がよい?卵はどうすればよい?そのまま越冬? など 別居させ、メスは産卵セットに入れればすぐに産卵木をかじって産卵を始めます。 オスは別の飼育容器で飼育します(今までのケースでOKです。) >出来れば越冬もさせたいと思っているので、今から来年の春までの飼育方法を詳しくお教え下さい。 色々なサイトに出ていますが、オオクワガタの飼育法とほぼ同じです。 まず、産卵木を12時間以上完全水没させ、引き上げて樹皮をむいて6時間ほど陰干しにして余計な水分を抜きます。飼育ケースに適度に加水したマットを1センチほど敷き詰め、産卵木を寝かせます。マットを隙間無く詰めて行き、産卵木をほとんど見えなくなるまでマットを詰めます。隙間があったり産卵木が見えているとアオカビが出ます。(少々出ても大丈夫です) ここにメスのみを投入します。メスは早速木をかじって穴をあけて、回れ右をしてその穴に卵を一個ずつ産み付けるという作業を約1ヶ月かかって10~20個の卵を産んで(1~2個のときもある)1ロットの産卵が終わったら、栄養補給のためにマットのうえに出てきてゼリーを食べます。そのタイミングを見計らってメスを取り出して、第三の飼育ケースに入れます。 メスを出した産卵ケースはそのまま1ヶ月間放置して、その後マットから産卵木を掘り出して素手やドライバーやカナヅチを使って幼虫をつぶさないように木を割ります。 多いときには20頭以上が出てきます。取り出した幼虫は必ず1頭ずつ幼虫飼育マットを詰めたプリンカップ等に取り分けて個室飼育をします。クワガタムシの幼虫は共食いをするので1つのケースに複数飼育することはできません。幼虫が大きくなったらそれに応じた大き目のケースに入れ替えます。約1年後には蛹を経て成虫となりますが、活動するのは二年後の夏に成る場合もあります。 成虫は2~3年は室温で生きますので、別居させたまま今までどおりの飼育を続ければokです。室温が15度~10度以下にも成ればエサを食べずに冬眠状態になります。 一度交尾したクワガタは一生交尾をせずに卵を産み続けるので、無用の交尾をすると寿命が縮まるので、別居させておくのです。 産卵木を産めるマットは、なんでもよいと昔は言われていましたが、クワガタ幼虫飼育用マットを使えば、産卵木が過密になった場合、幼虫が木から出てえさ(マット)を食べて成長するので、木を割るタイミングが遅れても幼虫の共食いを避けられるメリットがあります。またマットで産卵木を埋めつくさなくてもよい、という記述も見られますが、産卵木が空気に触れるとアオカビが出てくること、クワガタはマットに埋まっているところにまず産卵するので、埋め尽くさないと産卵する卵の個数が減ります。 ということで、防ダニマットなど、針葉樹系統のマットは使わない方がよいですし、産卵木は見えなくなるまでマットで埋めるほうがよいです。現在はそれが主流です。 産卵ケースは本体とフタとの間に古新聞やビニールを挟んでマットの乾燥を防止し、コバエの出入りを断っておかなければいけません。