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||a+b|| ≦ ||a|| +||b||の証明
任意のn次元ベクトルa、bについて、不等式 ||a+b|| ≦ ||a|| +||b|| が成立することを証明しなさい。また、等号が成立するのはaとbにどのような関係がある場合かを答えなさい。 この証明の解説をどなたか教えて下さい。
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|a|は絶対値ではなくノルムのつもりだったのですが。 ||a||と書くのは面倒だったので笑 |a+b||a+b| =|a+b|^2 =(a+b,a+b) =(a,a)+2(a,b)+(b,b) =|a|^2+2ab+|b|^2 だとまだ納得できないでしょうか?
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- 中村 拓男(@tknakamuri)
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A_NO5 です。 まず訂正 シュワルツの不等式 ⇒三角不等式ですね。すいません。 >一般のノルムについては、劣加法性は公理のひとつです。 たしかにそうですね。微分幾何のノルムの定義の方がなじみがあるので こっちは失念してました。微分幾何のノルムでは三角不等式が 成り立たないノルムを定義できます。
- alice_44
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一般のノルムについては、劣加法性は公理のひとつです。 問題で、ノルムの具体的な構成を示していないのなら、 証明は「ノルムの定義により自明」で完了。 ノルム(らしきもの?)が具体的に与えられているなら、 それが確かにノルムであることを示すことになります。
- 中村 拓男(@tknakamuri)
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このノルムってユークリッドノルム? 一般的なノルムに対してはシュワルツの不等式は 成立しません。もっと条件を狭めてください。
||・||の定義によっては不等式が成り立たなかったり 証明の仕方が異なったりします。 この質問での||・||の定義は何ですか? それと、「n次元ベクトル」って何ですか?
- k14i12d
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両辺正だから、2乗した両辺を比べても、一般性は失わないですね。以下扱う文字はすべてベクトルとする。 (左辺)=|a|^2+2ab+|b|^2 ≦|a|^2+2|ab|+|b|^2 ≦|a|^2+2|a||b|+|b|^2=(右辺) よって題意は成り立つ。 等号は、それぞれの式変形に注目すると、 ab=|ab|=|a||b| が成り立てば十分。 つまり、aがbの正の実数倍の時であれば等号が成立する。
補足
k14i12dさん、回答有り難うございます。 左辺の変形がよくわかりません。 ||a+b||の二乗 (√<a+b,a+b>)^2 = |a|^2+2ab+|b|^2 この変形がよくわかりません。どうしてa,bには絶対値?がついてabにはつかないのでしょうか? よろしければ詳しく教えてください。