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高齢者のお薬の影響について
お世話になります。 90才の男性です。少し痴呆の症状が出てきたため、心療内科行き、レミニールという薬を処方していただきました。 薬を飲み始めて3日ほどたった頃、腰に力が入らなくなって、立てなくなりました。 お医者様に聞いたところ、『急いで飲むこともないので、一度やめてみましょう』 とのお返事で、やめてみると徐々に回復してきました。 質問は、 1・レミニールを飲むと、上記のような症状が出ることがあるのでしょうか? 2・ゆるい薬だとも聞きますが、高齢者にはキツイのでしょうか? 夏バテで調子が悪くなったのか、原因を判断できず、相談させていただきました。 よろしくお願いいたします。
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病院の医療ソーシャルワーカーをしております。ご質問の内容、拝見させていただきました。 私は医療者ではないので確定的なことは書けませんので(その上今日は休暇を取ったので病院におりませんので、周りに聞けない。)、参考程度に留めておいてください。 レミニールはアルツハイマー型痴呆症と診断された場合に処方されます。これはレミールの添付文書にも明示されていますので、心療内科の医師がアルツハイマー型痴呆症と診断が確定した上で処方されたのならば問題ありませんが、効果が期待できない場合には漫然と処方しないことも明記されています。 90歳という年齢もあり、基礎代謝もかなり落ちていると思われますし、夏場ですから調子を落とされるのも当然でしょう。食も細くなっておられると思います。このような状態で薬を追加することは私たちが考える以上にご高齢の方には過酷です。 ご質問が2つありますので、それぞれにお答えを書いておきます。 1・レミニールを飲むと、上記のような症状が出ることがあるのでしょうか? → 確かに筋力低下が副作用として考えられます。しかし、わずか数日のうちに劇的に現れるものとも思えません。服用を始めて眠気が出ているのではないでしょうか。服用をはじめてすぐにめまいや眠気を訴える方をよく見かけます。 2・ゆるい薬だとも聞きますが、高齢者にはキツイのでしょうか? → 薬の量によっても効果が変わってきます。適切な投薬量を見極めるのは非常に難しい作業だと聞きます。医師が『急いで飲むこともないので、一度やめてみましょう』と言ったのはそういう意味合いも含めての判断かと思います。 いずれにせよ、痴呆症という診断が付いた場合にはセカンドオピニオンを受けることをお勧めします。1人の医師の診断では痴呆症の確定診断は無理かと思います。痴呆症も扱う精神科医などの判断を仰ぐのも重要かと思います。