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私鉄の運賃と沿線環境の関連性
関東、関西ともに運賃が安い私鉄と言えば東急、阪急が思い浮かびますが 両者に共通してるのは沿線に高級住宅街や住みたい街 アンケートなどで上位にランクする街が多くあることです。 逆に客層や沿線の環境、治安がよくないとされている私鉄(具体的な路線名は書きませんが・・・) は関東、関西ともに運賃が高いです。 もちろん例外もあるでしょうけど運賃と沿線環境は何か関係あるのでしょうか。 ふと疑問に思いまして~。
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なるほど。考えてみたこともありませんでしたが、例えば東急は、鉄道以外に不動産や小売業など「まちづくり」でお金をもうけていますよね。特に、何もなかった土地に鉄道を伸ばして、そういうことをしています。 つまり、線路を敷いて、住みやすい住宅を建てて、モールやデパートを充実させて、繁華街では劇場も運営している。つまり、アクセスと衣食住と文化をトータルに充実させつつ、郊外と繁華街を結んでいます。しかも、それらは極端に高額ではない。だけど、プラスアルファほしい人の欲求をくすぐる。 要するに、センスのいいファミリーが定住しやすい町を作っています。そして、その人口が衣食住や文化にお金を落としてくれるので、鉄道の切符の値段はそこそこでもまかなえる。のかな?? ちなみに、東急のニュータウンでは、人口の割には必ずしも医療機関や学校が充実していません。そういうものは、むしろ、人口が増え始めてから充実してきます。つまり、充実した生活を求めるセンスのある人を集めて、その人たちに町を作ってもらっている面もあります。一方では、駅によっては、やや高額な東急ストアしか商店がなく、住民は否応なく東急にお金を落とすことになります。こうして得た金銭で、古くからあった住宅街の運賃もまかなえているのだと思います。それでいて、大胆な改革も、幸か不幸か惜しみません。 「環境、治安がよくないとされている私鉄」が具体的にどこを指しているのかわかりかねるので、比べようがありませんが、東急に関しては、そう思いますね。
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総合的・計画的に都市開発をやってきたか、ただ線路を引いて客を運ぶ事だけが目的だったのか。 の違いでしょう。
お礼
ありがとうございました!!
- k_05213015
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こんにちは 鉄道事業は都市開発の一環というポリシーをもった経営者の功績です。 阪急は小林一三、東急は五島慶太ですね。 たんぼや畑を二束三文で購入する そこへ鉄道を敷いて駅をつくる 購入していた土地を造成して購入時の何倍もの価格で住宅販売する 販売益で鉄道の借金も返済する 歌劇団や百貨店をつくってブランドイメージを上げる 郊外に大学を誘致して朝の下り電車に学生を乗せる 借金完済で乗客も増えるから運賃上げなくても十分儲かる 土地神話というインフレがあったから成立する事業モデルですので デフレの平成にはできない事業です。 日本一運賃が高い北総線は、千葉ニュータウン開発にともない設立しました 住宅は都市公団の開発で鉄道会社は鉄道事業のみを担当 鉄道建設の借金を運賃に反映せざる負えない 運賃が高いから周辺の住宅を開発しても売れない 人口が増えないから鉄道会社は運賃を上げる というお役所事業の典型ですね。 物資輸送、観光地開発など設立当初の目的が鉄道会社によって異なり 住宅開発を目的に設立した鉄道会社の 治安やイメージがいいのはうなずけますね。
お礼
ありがとうございました!!
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