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文芸小説の映像化について
今、大学の課題で、文芸作品の映像化についてのレポートを書いています。 私は、テレビ東京でテレビドラマ化された、夏目漱石の『こころ』について書こうと思っているのですが、他にどなたか見た方いませんでしょうか?原作と比較して、思ったことなどありましたら、ご意見聞かせてください!映画の方でも構いません☆ また、このような有名な文芸作品がテレビ化されることに対しての、みなさんの考えなどありましたら、聞かせていただけないでしょうか?! 作者の伝えたいことが変化してしまうとか、映像表現が忠実でないので作品のイメージが変わってしまったとか、小さなことでも、熱く言いたいことがあるというのでもかまいません!!なんでもいいので、ご意見を聞かせていただければ嬉しいです☆
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”文芸作品”を純文学に限定すると,TVで映像化されたものは大変少なく,論議しにくくないですか.映画だと,一昔前に巨匠といわれる監督がいくつか映画化していて,比較できると思います.ただ,文芸作品はストーリーのおもしろさより,作家の感覚や人生観を活字で表現しきるのが勝負ですから,読んだ感じと違うことは当然と思ってます.今思いでしたとところでは,高峯秀子「浮き雲」,高峯秀子「雁」,高峯秀子「二十四の瞳」,黒澤明「羅生門」,「黒い雨」,岸田今日子「砂の女」,かなり昔の「野菊の花」などは映画なりの良さがあって良かったです.「細雪」はいくつかありますが,小説のイメージに負けていると思いました.吉永小百合,山口百恵「伊豆の踊子」は健闘しているものの,これと似たような感じでした.「それから」「墨東奇譚」は監督の思い入れが上滑りしている感じがしました.これらの映画評はHPで検索して出てくるものが多いです.一方,大衆小説の映画化は面白いと感じたものが多かったです.三国廉太郎「飢餓海峡」,加藤剛「砂の器」など松本清張作品,「たそがれ清兵衛」,田宮次郎「白い巨塔」,「私が捨てた女」などがそうです.
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- en-u
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了解。ちゃんと話しましょう。 文芸作品の映像化においては、古くはともかく、最近については角川書店の映像化路線を外して語ることはできないでしょう。 「見るまえに読むか。読んでから見るか。」 映像化をキーとして本そのものの読者拡大を図るこの図式が、ひとつの「型」となったわけです。 その後、映画ビジネスでは「いちばん儲かるもの」が映画ではなくなりました。直接の館上映よりも、二次収入であったテレビやビデオ(DVD)売上のほうが多くなります。当然、文芸作品の映像化もその狙いが変ってきます。 別の要素では、文芸作品が書かれた当時の社会状勢と現代の社会ではかなり受け手の状態が異なります。 そのなかでも大きく違うのは女性の位置です。戦前の文芸作品をそのままいま映像化すれば、女性の共感は得られないでしょう。「当時そうだった」ということで通用させるのは至難です。 いまの女性に合わせて人間関係や物事の推移を変えることになります。映像化以前にこのシナリオの部分で原作と離れていることは非常に多くあります。
お礼
なるほど、女性の位置ですか。そういえば授業で聞いたことがありましたが、今回は注目してませんでした。やっぱり、偏った面から考えすぎてました。明日、図書館と情報センターなどに行く予定なので、その点にも注目して資料を見直してみます!本当にありがとうございます!
- en-u
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人に聞く前に自分でしっかり考えることが大事では。 どの学部かは知りませんが。マーケティングの学部ですか? 最初からマーケッターか評論家を目指すならともかく、そうでなければ、間違ってもいいから自分なりに考えるべきでしょう。 材料を集めてレポートさえできてしまえばいい、という姿勢自体、課題の主旨に合致しているんですかね。 なんのためにそういう課題があるのか。「熱く」考えてみる必要があるのは、誰なんでしょう。
お礼
私自身のレポートはもう昨日でだいたいまとまったのですが、なんか偏った目線で見すぎなのではないだろうかと思い、もっといろいろな人の意見を聞いてみたいのです!コミックなどのドラマ化にも同じようなことが言えるのかもせれませんが。もし良かったら、意見聞かせてもらえませんかm(__)m??明日、また資料収集に行くので、別の目線でも資料を集めてみたいです☆
お礼
なるほど、そういう見方もありますね!監督によってもだいぶ表現などがかわってきますよね。参考になりました!ありがとうございます!!