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文芸書って?
本屋さんに行った時にいつも思うのですが 本屋さん(出版社も含むのですが)って 比較的文芸書を押しているような気がするのですが 文芸書を押すのは何か理由があるのでしょうか? というのも売上ランキングとかをみると (村上春樹さんの本など人気作家の作品を除いて) ビジネス書とかマンガなんかのほうが文芸書に比べて 数多くランクインしている気がする割には 本屋さんでの展示のしかた(入口のあたりに 平積みされている) などが文芸書のほうが良い気がするのですが これってやはり漫画やビジネス書よりも文芸書のほうが 利益が出るとか何か理由があるのでしょうか?
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- utsume
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遅い回答失礼します。 とっくに解決してそうですが、気になったので、書きます。 文芸書っていわゆるハードカバーの小説のことですよね? 単に、そのサイズの小説は、書き下ろしの新刊だからじゃないでしょうか? 例えば文庫サイズの小説って文芸書サイズで一度出版したものを、サイズだけ変えて出してることが多いです。 毎月文庫の新刊は出ていますが、小説ならその7割くらいはそういう類の小説ばかりです。 全くの書き下ろしの新刊というのはあまり多くありません。 逆に文庫で書き下ろした小説を文芸書サイズにわざわざ判がえして出版するなんてことはまずないですよね? だから、文芸書サイズの小説は必ずと言っていいほど書き下ろしの新刊なんです。 マンガでも、新刊はメインで平積みされ、売れ行きも良いように、文芸書も同じ意味で平積みされます。 村上春樹さんの新刊がいい例で、文芸書の新刊=書き下ろしだから、読者はまずそこに読みたい本を探しに行くでしょう。 もちろん、文庫サイズになるまで待つ!という人も居ますが。 また、サイズも大きいので自然と目立つ位置に配置されるかと。 個人的な意見ですが^^;
- takanogw
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私も単価が関係していると思いますが、他の視点を。 大きな書店で、漫画がイチオシ、というのと、文芸書がイチオシというのとを想像してみましょう。 店の格が違ってきますよね。 紀伊国屋などで漫画が入り口にあるなんて考えられません。 出版社としては漫画の売り上げに支えられているかもしれません。 しかしそれでは文化的未来がありません。 (個人的には漫画も好きで小説と同じぐらい読んでいますが) 実用書も、必要な人は買っていきます。 仕事や生活に必要だと思えば。 小説は、最低限の生活や仕事が成り立った上で読む、精神のための物と考えられます。 あってもなくてもいいけど、あると心が豊かになる。 本屋は、その豊かさを売っていると考えられます。 単なる娯楽(漫画)でもなく、実用のためでもない何かを。 だからそのような本を扱う余裕がある、理解する心のゆとりがあるところを見せるわけです。
No.2です。 すみません、連続で。 客のワガママとしては、あまり変則的な並べ方をしてあると、本を探しにくいです。 なんとなく「分かりやすい並べ方」ってあると思うのですよ。 本屋に慣れている人間なら、どこの本屋に入っても「このへんかな」と分かるような並べ方が。 DVDレンタルから始まって片手間でやっているような本屋だとそのへんがよく分からなくて、雑誌なんかも探しにくいなーと感じるときがあります。
本屋の主役が文芸書(小説)だからではないでしょうか? 個人的には、もしマンガ売り場と小説売り場が混ざっていたら違和感がありますし、マンガが手前に来ている本屋さんと小説が手前に来ている本屋さんでは、客層が違うのだろうなと感じます。 (別にマンガが悪いと言っているのではないですよ、ジャンルの違いという意味です) 大きい本屋さんだとビジネス書コーナーもあって、そこにはどーんと来てますよね。ビジネス書が。 あと、駅の中の本屋さんなんかも比較的そうかもしれません。
- Samantabha
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書店でアルバイトしていた経験があります。 あまり詳しくはないのですが、利益率に関しては、文芸書やビジネス書、コミックなどで差があるわけではありません。 私の勤めていたところは、ほぼ一律の“掛”で入荷していました。 その上で考えられることは、 ・コミックは単価が低いので、1冊あたりの利益も低い。ビジネス書も、新書判などになると単価が低いので利益が低い。 ・文芸書(文庫ではなく)単行本だと、1冊1500円から2000円近くしますから、1冊450円前後のコミックや800円前後の新書に較べて、1冊あたりから得られる利益は高くなる。 ということくらいでしょうか。 また、話題のベストセラーはともかくとして、文芸書はいろんな作家のいろんな作品が出ています。1冊1冊の売れ数はさほではなくても、それらを総合した「文芸書」というくくりでは結構な売り上げになっていると思います。 書店によって違うのかもしれませんが、うちの書店では、雑誌の次に文芸書の売り上げがよく(もしかすると文庫の方がちょっと多かったかも)、ビジネス書はさほど動きませんでした。 あと、文芸書は、映画になったりドラマになったり、「押す」ための条件がいろいろあるので、「押しやすい」というのもあるような気がします。 たとえば、今話題の村上春樹の本を山積みにするように、何かビジネス書をどーーーんと山積みにして、さて売れるかどうか、と考えると、やっぱり売れないと思うのです。 ビジネス書はそんなふうに売るものではない、という感じです。 ということで、これは私の勤めていた書店での経験からの回答ですので、偏りがあると思います。 あくまで参考ということで。