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米国の福祉制度改革と結婚の促進について
- 福祉制度改革の必要性と結婚促進の重要性について述べられています。
- 福祉制度が非婚の母親に充分な支援を提供し、一部の人々が結婚よりも子供を好む傾向にあることが指摘されています。
- 結婚前に子供を持つことのメリットや健全な結婚を持続させるためのインセンティブが必要であり、公共政策がそれを支持すべきであると提案されています。
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文化も、変わりました。かつては、約40パーセントの人々が、妻は、彼女自身の職業を持つよりはむしろ、彼女の夫の職業を助けるべきであると考えていました。現在では、81パーセントの人々が、妻は、彼女自身の職業を持つべきだと考えており、70パーセントは、夫と妻が共にお金をかせぐべきだと考えています。親として子供たちと過ごす時間は、1週につき約30時間から約17時間に低下しました ― それでも、70パーセントの人々が、子供が学齢未満でない限り、働く母親を持つことによって、子供たちがマイナスの影響を受けることはないと、思っています。 さらに、今では、大多数の働く母親が、たとえ家族が(彼女の)収入を必要としないとしても、自分は働き続けると言います。 それ故、全ての人にとっての大きい問題は、結婚を育み、二親のいる家庭で育つ子供の比率を上昇させるために、社会保障と福祉をどの様に改革するかと言うことです。未婚の母親に彼ら自身のアパートを所有するのに十分な金額を支払い、ひいては、夫(のいる生活)より赤ちゃん(とだけの生活)を好む女性を生み出す結果につながった福祉制度について、我々は、悩むべきなのです。 研究が示すところでは、福祉給付金が10パーセント増加すると、貧しい若い女性が、22才になる前に婚外子をもうける可能性が、12パーセント増えるのです。このことは、白人と黒人双方に当てはまります。 これは、福祉制度を大幅に改革した後でさえ、独身の母子家庭の母親が、アメリカの社会福祉事業プログラムの問題点の多くの公の象徴となった1つの理由なのです。 子供をもうける前に結婚することが良い考えであると人々が理解する様に教育する方法を、我々は、見つけなければなりません。連邦政府の補助は、健全な結婚生活を築き維持するカップルを奨励し、未婚の親や婚姻を伴わない出産を奨励すべきではないのです。例えば、結婚後かなり早期に打ち切られる社会福祉給付金は、事実上、結婚に対する罰を生み出している可能性があるのです。税法も、結婚する男女に罰則を与えるべきではありません。 伝統的な家族構成や家族についての価値観から現代の家族構成や家族についての価値観へのこの劇的な変化は、起こりそうにありません。しかし、国の最も困難な社会問題の大半は、アメリカ的家族を育むことによってそうした傾向を和らげることから、恩恵を得ることになるでしょう。公共政策は、セックス、愛、出産のアラカルト・メニュー(お好みの選択肢)に寄与するべきではないのです。公共政策は、結婚という一括契約から得られる万人のための利益を強調するべきなのです。
お礼
いつもありがとうございます。 sayshe様の日本語訳は、とてもわかりやすく助かります。 アラカルト・メニューの意味がよくわからなかったのですが、お好みの選択肢といわれるととてもしっくりきました。 ありがとうございました。