- ベストアンサー
pH標準液の保存について
現在、ISO規格では6種類のpH標準液が定められていたと思いますが、みなさんはこれらをどのように保存してらっしゃいますか? 私の経験では、室温と冷蔵庫内の保存例を知っていますが、これ以外の保存法をとっておられる方はいらっしゃるでしょうか? また、開栓後、どの程度の期間使用されていますか?通常、リン酸緩衝液などは長期保存に適さないとされ、日本薬局方などでも長期間の使用は認められていませんが、pH標準液についてはそのあたりが曖昧になっています。 商品カタログにも具体的な話は載っておらず、メーカーに問い合わせても歯切れのよい返事が返ってきませんでした。 できれば、JIS規格とか国際ガイドラインのようなものとかを紹介していただけるとうれしいのですが、ご存じのかた、いらっしゃるでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
蛋白質・核酸・酵素の 1998年2月号から 「見直そう pH測定」という連載がありました。 2回目(3月号)にはpH標準液についての記述があります。 以下引用 ---pH標準液は調製後長期間保存することは好ましくなく、 また容器を開封したあとはできるかぎり早く使いきるよう努める。 開封後の pH標準液の保存期間は、使用状況により異なるので、 一概に決めることはできない。---引用終わり pH測定においては「自分の研究の中で、毎回同じpH値を保つ」 ようにすることが重要だと思います。 ちなみに私の研究室では室温にどーんと置かれています(あまり気持ちのいいものではありませんが)。
その他の回答 (2)
- o0o
- ベストアンサー率15% (3/19)
> 連載すべての文献請求を行いたいのですが、 > 連載の掲載号と各ページ数を教えていただけないでしょうか? Entrez のホームページをご存知でしょうか? limit をクリックすると検索条件を制限できます。 Publication Types を review にして Publication Data を 1998 to 1999 Languages を Japanese 箱の中に pH といれると出てきます。
お礼
お恥ずかしい。Medlineに蛋白質核酸酵素なんか入ってないと思ってました。JICSTあたりで有料検索しようかと思っていたところでした。助かりました。ありがとうございます。
- gumi_gumi
- ベストアンサー率42% (24/57)
JIS Z 8802 (pH測定方法) 6.4(pH標準液の保存方法)に 6行ぐらいの記載があります。ただし、手元ににありますのが1984年 のですから改正されているかもしれません。 開封しなければ 比較的安定ですが、フタル酸塩(pH4.01)は冷蔵庫 にでも保管しないと かびというか濁りを生じることがあります。ただ、そう なってもpHにはあまり影響ないようです。 炭酸塩(pH10.01)は空気中の二酸化炭素の影響で少数点以下2桁目 で動くようです。 あるメーカーではチモールなどの防腐剤をいれていると聞いたことがあります。 第1種は少数点以下3桁を保証しているのですから もっと心配でしょうが経験 なくわかりません。
お礼
情報ありがとうございます。 フタル酸塩のケースは私も経験したことがあります。ほかに知ってる例では、室温保存していたリン酸塩(7.41)に白濁が生じたのを見たこともあります。
お礼
ありがとうございます。実は、蛋白質核酸酵素の連載には記憶があったのですが、現在の研究所では購読していないもので、確認できなかったのです。たしか、数回にわたる連載でしたよね? 参考のために、連載すべての文献請求を行いたいのですが、連載の掲載号と各ページ数を教えていただけないでしょうか?あつかましいお願いで申し訳ありません。