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東電吉田所長と福島の信念に感服
- 中国人の私が日本で経験した貧しさからの抜け出しと、日本の東電吉田所長の信念について
- 中国での高級官僚の汚職のピークと、共産党思想の変わらなさについて
- 日本の皆様の意見をお聞かせください
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質問者が選んだベストアンサー
東京電力の古吉田昌郎執行役員が本店の原子力設備管理部長時代に、東京電力社内で福島第一原子力発電所に想定を大きく超える津波が来る可能性を示す評価結果が得られた際、吉田が部長を務める原子力設備管理部は現実には「あり得ない」と判断して動かず、建屋や重要機器への浸水を防ぐ対策が講じられなかったことが、東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会により明らかにされています。 もし、古吉田昌郎氏が、想定を大きく超える津波が来る可能性を真剣に考える人物であったら、震災が襲う前に福島第一原子力発電所の防潮堤がかさ上げされていた可能性があることを忘れてはいけません。 また、2009年には新潟県中越沖地震に対する東京電力の対応に関し、武黒一郎副社長、武藤栄常務らとともに役員として1ヶ月5パーセントの減給措置となっているそうです。 さて、中国のエリート共産党委員による汚職問題は、日本人が考えるよりもはるかに大規模に中国の中枢部に蔓延しているようですね。 私も中国大連の知人から、大連税関の公務員が二人の子供をアメリカの私立大学に留学させ、アメリカでの住居用にアパート(日本で言うマンション)を購入したという話を聞きました。 税関に勤める公務員の給料の10倍あっても出来ないほどの生活をさせるカネをもっているそうです。 この中国エリート共産党員の汚職が不治の病かどうかですが、将来的には汚職をしないエリートもでてくると思います。 つまり、現在の中国共産党幹部は、子供のころに極めて貧しく、資産階級の資産を奪う事に命をかけて戦って来た方たちでしょう? このような貧しい生活から戦いで豊かさを勝ち得た人は、いまこそ物欲を充足しようとして、不正蓄財に走りがちです。 現在の中国沿岸部の知識階級に産まれた子供たちは、それほど貧しい経験をすることなく大人になって行きますので、物欲に取りつかれた人生ではなく、あるていど倫理観を持ち、理想を持った人間になると思うのです。 先進国の人と同じように育った人間が共産党指導部に成る時代が来れば、汚職の度合いも先進国と同じようになると期待しています。 中国人自体が悪いのでは無く、貧困から立ち上がってきた人が独裁政権(=三権分立が無い)の下で、利権を手に入れれば、犬の前に餌をやる様なもので、必ず喰いつくと考えるべきでしょう。 日本でも明治維新など動乱の時期には、個人で考えられない規模の蓄財をした岩崎弥太郎とか三井高利などが居りますよ。中国人か日本人かで物欲の大きさが変わるわけではなく、その個人の成長過程で、倫理や正義に関心をもつことができるか、それとも強い物が弱い物から奪う、ジャングルのルールしか無い環境で育つかの違いでしょう。
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- aothegenus
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私は、世間が騒ぐ限り、吉田さんや東電には興味がないです。 だから知りません。 むしろ質問者さんに明治の日本人を見たような気がします。 今回の件の是非は別として、素朴に美談を美談として感動する質問者さんの姿勢は現代日本人に欠けています。 はっきり言って、日本民族とシナ民族では比較になりません。歴史的にいつの時代も日本民族の方が人間的に上等です。 中国人が遅れているからではありません。 江戸時代や戦国時代の日本の民衆と今の中国の民衆を比べても日本人の方が上等です。 しかし日本人離れした男気のある日本人は日本人ではなく中国人的ではないのかという外国の英雄像を重ねてしまう気持ちもあります。 質問者さんのような現実的なタイプの現代日本人は少ないです。つかみどころのない屁理屈ばっかりの社会に成り下がりました。今の日本人はお洒落なこんにゃくです。 石平さんも日本人になられたようですが彼をどう思いますか。 中国共産党はご指摘の通りです。質問者さんの方が実感的にお詳しいでしょう。むしろ具体的な体験談を通じて社会主義の愚かさの実感を日本人にご教授ください。 現代日本人は社会主義が大好きなのです。それは戦前の軍人と小作人の発想なのです。日本軍は解体されても日本軍が強引に作り上げた国家総動員的な役人たちが日本を支配する政治体制は続いてます。日本の方は愚民主主義によって。共産党も官僚も有権者も、元小作人が主体だです。両国では権力を自分のために使いたい小作人根性が正当化されています。不良な小作人社会の中で。 第二次世界大戦後は、日本も中国も同じであり、小作人の子孫と役人が国家権力を利用して私腹を肥やしています。 そして日本国民は言うのです。中国に負けないよう国力を高めよう。個人主義は悪い。自由は良くない。個人主義や自由主義だから中国に負けるのだ。 そういう道徳は単なる小作人道徳の表れです。馬鹿な小作人DNA。 馬鹿は負けます。国内的には馬鹿が出世する世界でも対外的には通用しません。それが日本国の姿です。 そんな軍国主義みたいな全体主義ではどんどん中国に負けますね。役人の指導に従ったせいで日中戦争に大失敗したのにまた役人信仰による全体主義を繰り返すのです。 戦後日本人は進歩的中国人の先生にはなれません。 キムチで赤い安倍さんを愛するのではなくて、日本に愛国心のある自由主義的元中国人が、赤く染まっている戦後日本人を白に戻す先生です。
お礼
石平さんは中国の崩壊を早くから予言してますね。 中国歴代の王朝末期には必ず新興宗教が蔓延し官僚は不正蓄財に励み 人民の中にはわが子を売る輩がでてきます。 現代中国ではこれらの現象が全て出現しています。 石平さんの予測は多分当たるでしょうね。 日本人を日本人らしくさせるのは中国人ではなく日本人自身です。 東電吉田所長は英雄です。こういう日本人がいたことに私は感動します。
- mekuriya
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吉田元所長が死去…中国報道「菅首相に逆らい原発大事故防いだ」 2013/07/09(火) 22:56:51 [サーチナ] http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0709&f=national_0709_063.shtml はい、東電吉田所長は日本国内よりも、中国で高く評価されているようなのです。その評価は間違っていないと思うものです。ただし故人の評価はさておいても、リスク管理がシステムでなく、個人のパーソナリティに依存している状況は極めて危険です。故人のプロフェッショナル意識に日本は救われたという評価は日中で共通していると考えられますが、日本ではそれ以上に東電経営層に対する批判の論調が強いのです。東電経営層は余りにも業績を重視する余り安全投資を怠ったのではないかということです。中国とはニュアンスが異なりますが、日本でも官僚に対する批判は強い。電力行政を管轄する経済産業省が東電と癒着し、慣れ合っていたことが事故を招いたのではなかったか。そういう批判が原発の是非論と結びついているのが日本の大勢なんです。 中国に話を戻せば、分野によっては距離感はまちまちだけれども、いずれは中国は日本に追いつき追い越していくのだと思う。高級官僚の汚職がピークに達しているという中国の姿は、かつての日本に重なるものでもある。明治5年に山城屋事件が起きます。御用商人が陸軍省から無担保で、天文学的な公金を借り受けて生糸相場に投機して、返済不能になって陸軍省で割腹自殺を図るという驚天動地の不祥事です。 山城屋事件は余りにもハチャメチャ過ぎて、どうコメントしたものか困るが、そういうハチャメチャさが明治の日本だったのです。現代人の貧弱な想像力では到底理解不可能な事件が明治時代は頻発していたのだ。 確かに今の中国でも相当ハチャメチャな事件は起きているようだ。しかし中国が日本の足取りを追いかけているとするならば、たとえ時間はかかっても未来の中国は変われる筈なのだ。 まあ、私は大筋でそんな風にみていますね。
お礼
凄い汚職事件が日本にもあったのですね。 勉強になりました。 共産党の統制が不能になれば中国は新たな独裁制度に向かうでしょうね。 中国に民主主義は不可能です。 仮に民主化したら分裂は不可避です。 共産党の残党が指導する北京国 進歩派の上海国 享楽派の広東国 の三国志の再来です。 北京愛国上海出国広東売国という喩えをご存知ですか。
お礼
吉田所長も被害予測を誤ったのですね。 日本人の悪い点は神話に頼りすぎる所ですね。 日本は神の国と言った総理がいましたね。 株神話、不動産神話、金融機関の不倒神話etc. 旧日本軍の不敗神話もありました。 原発にも安全神話があったのではないでしょうか。 香港人は深センの原発に恐怖を感じてます。 日本人にも制御出来なかった原発を中国人 に制御できるわけがないという意見もあります。 沿海富裕層のドラ息子達に衣食足りて礼節を知る知性倫理観は無いですね。 清貧の思想は古代中国にはありましたが現代中国では全く評価されません。 それと中国税関の利権は巨大です。税関は賄賂の飛び交う役所です。 党トップエリートにも上納してますからまず摘発されません。 内部告発のそぶりでも見せれば消されます。 マフィアより怖い役所です。