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作家の作中登場人物の性格や考えることの構成について

作家の人ってすごいですよね。 何がすごいって文章や物語を書くことくらいは普通の人でも少し勉強や練習すれば、 出来そうですが私がすごいと思うのは登場人物の性格や考えることの創造です。 まず私自身は私の考え方があり、物の見方があり、・・・とそういうものがパーソナルなわけですが、 世の中には真逆であったり、その裏であったり、斜め上・下の考え方ってありますし、 その他に人によって人格形成の成り立ちが違うわけです。 一人の人間がさまざまな考えの違う人間模様などを描くにはどうしているのだろう?って 不思議に思うと同時に、尊敬の念すら沸いてきます。 ある漫画家は、ある取材で 「誰でもやっていることだろうけど、登場人物のプロフィールを作る」と言っていました。 生い立ちから思い出や心的外傷などなど、徹底的に作り込むそうです。 登場人物が増えると忘れてしまいそうですが、そういうものが紙にして残っていると いつもで思い返せるのでしょうか。 推理ものでも、物理的トリックよりも心理的トリックに魅力を感じます。 なぜそんなことができたのか。また、どうしてそういう一般個人では考えてもつかないような 動機、性格を考えられるのか。 人の心は見えないですし、人間個人個人の経験も豊富にある人ばかりではありません。 どうしたら登場人物すべての性格や思想を自分(作者)の中に取り込め、小説などの作品を 作り上げることが出来るのでしょうか?

みんなの回答

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2125/7982)
回答No.1

 作家になるのは難しくはありません。人気が無い自称作家であれば、いくらでもいます。生活して行けるだけの収入を得るのが難しいだけです。有名作家でも、生活出来るだけの収入が得られなくて、本業で生活している人も少なくありません。  作家が登場人物の性格や考え方をシミュレーション出来るのは、小説を何度も書いていれば、誰でも自然と出来るようになります。最初は一人称で書いて、慣れて来たら、二人称、三人称と増やして行けば良いだけです。作家は全て、多人数の人格をシミュレーションが出来なければならないわけではありません。一人称の小説しか書かない作家もいます。  作家でなくても、RPGなどのゲームを作れるソフトがありますが、キャラクターの顔を見ながら台詞や演技を考えていれば、自然にお話が作れるようになります。会話を作っては、画面に表示して、お話を進めて行くのは楽しいものです。  文章だけでお話を作る場合は、人物以外の背景や道具など、細かい部分まで文章表現で説明しなければならないので、多少面倒ですが、現在は文章だけでお話を作る作家という商売は斜陽になっており、むしろ、ゲームソフトや漫画ソフトのようなソフトウェアを使って、絵を見たり、音楽を聴きながら、お話を考える方が楽だと思います。  昔は絵が描けない人間は創作活動が難しかったものですが、今はソフトが充実して、CGや音楽を見たり、聞いたりしながら、想像の世界を広げてお話を作れるようになっています。  その反面で、文章だけに閉じ篭った作品世界は、時代に取り残される形になっています。CGや音楽を使って作品世界を作ると言うと、怖気付く人もいますが、今では難しくありませんし、お金もあまりかかりません。多少、時間はかかりますが、慣れて来ると楽しいものです。  メディアミックスと呼ばれていますが、小説、漫画、アニメ、映画、ゲームという具合に作品世界が発展していくのが常識だったものが、漫画からアニメやゲーム、映画が作られ、小説は後回しというのも珍しくなくなりました。今では、ゲームが先でアニメや映画が後になったり、製作するメディアの順番が引っくり返るようになっています。  古典的な創作手法は情報社会では時代遅れになっているように思います。今後はパソコンでゲームやアニメ、CG映画を作ってから、漫画や小説が書かれるようになるかもしれません。

tax_sos
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 やっていけば慣れるということのようですね。 メディアミックスは商業的要因が強いと思います。 つまり、良い作品でなくてもメディアを替えることで受け入れ可能客層を探している感があります。 たとえば、小説しか読まない人←→漫画しか読まない人とするならば、 それらに同じ作品があれこれ変換されることで固定客層ではないところで知名度が広がり、 儲けが膨らむ。また、売れない漫画家が下手な絵でも描かせてもらえる笑。 同人誌などで真似ている分、キャラ設定を真似やすいでしょうし。 原作者と売れない漫画家・映像関係者の収入源拡大に一役買っています。 まあ、それはいいのですが、 良く練られた原作が少なくなった感は否めません。 題材や振り返りの元ネタが最大でここ20~30年分程度(もっと浅いかも)のように感じます。 決められた中のアルゴリズムでの制作だとそうなるのかも知れませんね。 悪いと言いませんが、駄作が多いのは事実ですね。