- ベストアンサー
住宅ローン審査における借入状態の影響について
- 住宅ローン審査における借入状態の影響はどの程度なのか疑問に感じています。契約者本人が消費者金融やカードローンなどの借入を全返済し、解約証明書を提示した場合、審査には影響はないのでしょうか。
- インターネットで検索した結果、借入状態がある場合は審査前に返済と解約をすることがおすすめとされていますが、実際にはどの程度の影響があるのかわかりません。このケースに詳しい方がいれば、教えていただきたいです。
- 住宅ローンを検討しているので、借入状態が審査にどのような影響を与えるのか知りたいです。契約者本人が借入がある場合、全返済と解約をすれば審査には影響がないのでしょうか。詳しい方のアドバイスをお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
銀行の融資係です。 審査への影響度合は、正直よくないです。ローン組みたいばかりに解約しても、件数が多ければ多いほど、一度はいろいろ消費者金融やクレジット?のお世話になった人、またそのうち手を出すに違いない...、と考える。もし返済が滞った場合、高利の無担保ローン・カードと、低利の住宅ローン、どちらを優先して返してくれるだろうか、分かり切っている。何年後か自分の担当した住宅ローンの返済が滞ったら、自分が責められる恐れがある... そもそも、銀行員は概してローン利用に否定的な人種です。自分自身は極力ローンのお世話になりたくない。自分の手でローンを組んだ人間のうちの幾らかが、どんな経済的な行く末をたどっているかを見ている。お金が足りない人間が借金をしたら利息を払う分、余計にお金が足りなくなるだけ。「生活資金が足りないからローン、しょうがないじゃないか」というなら、ローンを組めば利息の分だけより足りなくなるに決まっている...と思っている。 アドバイスは以下の3点です。 まず、心証をよくする。「解約なら問題ないんでしょ」的態度はとらず、家族や自分のため、どうしてもかなえたい、アドバイスは真摯に受け止める、と言外にアピールする。 次に、事務的な点ですが、銀行担当者の見ている個人信用情報には、社名等が明記されていない。x社としてしか把握できないのです。で、客が「解約した」と言っている契約情報を、社名以外の、契約年月日や契約極度額等で特定するしかない。担当者はいつの契約で契約(極度)額が幾らなのか、かならず訊くはず。面倒がらず、カード会社等に契約内容の照会をし、審査に協力し、ローンに前向きな態度を示して下さい。 最後に、住宅ローン利用後、もうローンやカード契約をみだりにしません、と態度にしめすことです。銀行担当者も、どこかで自分の接する人の役に立ちたいと思っている。自分の客が、将来的にどうなるか分からない状態でローンを利用するより、この出会いで「経済的に」前向きになってくれた、と実感できることは、冥利につきることだと必ず感じます。ローン審査も人が行なうもの、真摯に向き合って頂きたい。
お礼
お礼が大変おそくなりました。 大変良いアドバイスを頂きましてありがとうございました。 本当に参考になったとともに、自分の浅はかさを感じている次第でございます。