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1日が速くすぎる
「1日が速くすぎる」 は時間の経過速度が速いことを言っているので、「速い」が正解だと思うのですが、世の中の文章を見ていると、主に「早い」が使われているようですね。こちらが正解なのでしょうか。
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中国語では、動きについて言う場合に速、時系列的な前後について言うときに早という文字を使っているようですので、その概念に沿って言う場合は、おっしゃるとおり「速い」が正解でしょう。 しかし日本人の多くは実際にそこまで厳密な区別をしていないのが実態のようです。和語の「はやい」はその両方の概念を包含して使われていたという意見があります。だから、そのために日本語の中ではどっちの漢字を使おうと日本語における意味の把握には齟齬をきたさなかったという面があるように思われます。 同じようなケースは他にもたくさんあるようです。訓読みが同一の異なる漢字であれば、類似のケースではないかと見てよいかもしれません。「やわらかい」という和語に柔や軟などの漢字が当てはめられているといったものがその例だと思われます。 中国語における各文字(漢字)の概念を的確にその文脈中で使えれば上々ですが、すべての日本人が母語である和語との関連においてそれを巧みに使いこなせるかどうか。その難しさを多くの日本人が抱えているような気がします。このような異国語間での単語が持つ概念の重なり具合というのは、外国語学習で必ず直面する難しさのひとつだろうとわたしは思います。
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時間が短い場合は「速い」を使いますから 「1日が速くすぎる」としても間違いでは、ない。 時系列で時期・時刻がはやい場合は、「早い」を使う。 ・予定より仕事が早く終わった ・明日は遠足なので、早く起きよう ・あきらめるのは、まだ早い ・どっちにしろやらないといけないので、早いほうが良い みたいな場合は、必ず「早い」を使わないといけない。 速度も関係なくて、「時が経つ」は時刻・時期がはやいわけでは ないので、早いを使うとは限らない。
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅くなりました。 > 時期・時刻がはやい場合は、「早い」を使う。 というのは分かりやすいですね。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、中国でもそういう使い分けがされているのですね。 よく分かりました。