- ベストアンサー
大企業が別の事業に手を出す理由は?お金の出所は?
- 大企業がなぜ別の事業に手を出すのか、そしてそこにお金を注ぐのか疑問に感じる人も多いでしょう。大企業が成功しているのは社員の努力の結果であり、その儲けは社員に還元されるべきではないのかと思う人もいます。
- しかし、大企業が新規事業や社会貢献活動にお金を投じる理由はさまざまです。一つは広告費として売り上げアップを狙うためであり、もう一つはイメージ戦略の一環です。また、社会的責任を果たすために教育や環境保護などの活動に取り組むこともあります。
- 給料やボーナス以外にも社員の成長や働きやすさなど、様々な要素が給与改善に関わっています。給料を上げるだけではなく、社員満足度の向上や働きやすい環境づくりにも力を入れるべきだと考える人もいます。大企業が他の事業に手を出すのは、経営戦略や社員の成長のためという側面もあるのです。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
本業がどうなるか分からないので、将来性がありそうな分野とか、本業と合わせて相乗効果が得られる分野に投資するという事でしょう。 もし本業のみをやっていたら倒産する会社続出です。 ソニーだって、創業当時とやってる事はまるで違います。 あとは楽天とかのIT企業がやってるのが、自身のブランド力を生かして、傾いた別の業種の企業を安く買い取り、「楽天」の冠をつけて再生する方法です(EDYや楽天生命など)。 --------- 投資なのだから失敗する可能性はあります。 会社は生き物で、これだけやってればオールOKという事はないので、常に次の一手を模索してます。 (社長によっては、無謀な不動産投資とか、明らかに失策と呼べるモノもありますが) 会社という船に乗る以上、連帯責任なワケで、給料をシェアするのは当然です。 それがイヤなら会社を選べる「技術職」や、自身が社長となる「起業」あたりが良いかと。 ちなみに給料が20万だとしたら会社は40万くらいのコストがかかってます。さらに利益やボーナスの事を考えると、最低でも80万~100万くらいは稼いでくれないと困ります。 新入社員はそれだけ稼げませんから、先輩社員が稼いだお金で給料をもらっています(人材に対する投資)。 将来稼げるようになったら、新入社員の分まで働いて返さないといけないかと。
その他の回答 (5)
- mojitto
- ベストアンサー率21% (945/4353)
ん~自分のことだけしか考えていない感じがしますね。 事業というのは寿命があります。 大企業といえども、現在の事業と企業価値の維持と同時に、新規事業もしなければ、今の事業の寿命がこれば企業はつぶれます。 仮に本命事業がとん挫すれば、企業が保有している現金が従業員の給料や固定費で食いつくされるのに1年とかからないでしょう。 今いる大企業の従業員は、過去に企業とその従業員たちが、枯れ落ちる枝葉よりたくさんの新しい枝葉を効率的に広げた結果です。 もし過去の従業員がその努力をしなければ、そもそもにしてその大企業というのは存在していません。 質問者さまの言う経営手法を取ると、企業は大企業になることができません。 業績が上がれば即手当てを支給も手かもしれませんが、それを借りる形にして、頑張った従業員には退職時に退職金という形で色を付けてもらったほうが、本当の意味で企業が従業員の努力、論功に報いることができると思いますしね。 あと、質問者さまは株主の存在を忘れています。 この一見悪役にされがちな人たちにも報いないと、企業そのものが消滅します。
- isoworld
- ベストアンサー率32% (1384/4204)
あなたの発想は出だしの所から間違っています。 会社(とくに株式会社)は誰のためにあるのかというと株主のためです。社員のためにあるのではありません。会社(株式会社)は株主がお金を出しあって作り、その資金で経営・運営もできているわけで、その成果は株主に配当金として還元しないといけない責任と義務を負っています。 ですから、会社を誰に経営させるか、どんな事業をするかは、株主(※)が決めることなんです。現実には株主が集まって株主総会を開き、そこで経営陣の面々を誰にするか、どんな事業を展開するかを会社(の経営陣)が示した議案にもとづいて審議し、株主の賛否で決めることになります。※経営陣や社員が株主になっていることもあります。 株主に選任された経営者は、株主に最大の事業成果を上げるために社員を雇い、生産設備を買い、原材料も仕入れて、それらを回転させて経営します。社員というのは設備やモノと同じ経営資源(極論すれば働く道具)にすぎないんです。 もっとも社員にできるだけよく働いてもらいよい結果を出すためには、待遇をよくし、その努力に応じた給料も与えて評価しないといけないでしょうけれど。 ですが、どんな事業を展開するかは、株主が選んだ経営者が株主のために決めることなんです。もし勝手な事業に手を出して会社に大損害を与えたりすると、株主代表訴訟と言われるように株主から訴訟を起こされかねません。社員がどうこういう立場にはないんです。もっとも株主になっている社員の場合は、持っている株数に応じた発言権がありますが。
お礼
株式会社って私にとってすれば分からない世界ですね。 会社にとってお金は必要で、それを出しているのが出資者である株主で 会社は経営者が必要で、それを選ぶのが株主で 経営が失敗すれば、責められるのは選んだ株主で・・・ 出した利益は出資者に分けられて なんというか、複雑ですね。 責任と権利の所在がイマイチつかめません。 経営陣や社員が株主というところは少し安心しました。これが資産家とかいわゆる大金持ちの人が決定権を持っていて、その人のお金が無いと会社が回らないとかだと、完全に終わってますよね。 株式についてもうちょっと詳しく調べてみたいと思います。 ありがとうございました。
- lv4u
- ベストアンサー率27% (1862/6715)
>>なぜ大企業などは他の事業に手を出してしまうのでしょうか? 大企業として、うまくいっている事業があって、その延長線で頑張るのはわかりますが、それが需要にマッチしなくなったとき、倒産してしまいます。 例えば、「薄型TVとして、性能的には、プラズマが一番で、液晶なんてダメだ!」とプラズマで突っ走った結果が、現在のパナソニックの悲惨な状況です。 そのプラズマの性能に対する判断は正しかったとしても、売れなければダメですよね? 振り返ってみれば、ビデオテープは、性能面からすれば、VHSよりもベータのほうが良かったけど、商売ではVHSが勝利した。でも、勝利したVHSも現在はビデオテープは消え去りつつあります。 それを打ち負かしたDVDやブルーレイでさえも、この先どうなるかわからないという。 海外では、「DVDプレーヤが欲しい?今時、DVDメディアなんて使わないよ。売れないから置いてない。」なんて言われるようです。 まあ、上記の例が「他の事業に手を出す」といえるかとなると、微妙な面もありますけど、なんとなく言いたいことは伝わるのではと思います。 早い話が「現在好調な事業が衰退しても、会社が将来も存続できるように、他の事業、つまり別のメシの種を探している」ということです。 それから、 >>大企業が大企業になったのは社員の努力の結果なわけで、 カーネギとかパナソニック創業者など、成功者の偉人伝を読んで、その大企業の成長の歴史を見れば、創業者たちの努力と知恵がとても大きいことがわかります。 また、その創業者の方が、新規事業を立ち上げて、さらに儲かる分野を切り開いたから、企業がさらに大きくなっていったといえるでしょう。 もちろん社員の努力がゼロとはいえませんけどね。 「国は一人によって興り、一人によって滅ぶ」という諺があります。 大企業を国としてみれば、やはり経営トップの役割は大きいっていえるでしょうし、その成果に対する報酬額が、働きによる成果によって「公平」に分配されれば、経営層に大きく分配されるのが当然です。 (ただ、現在のパナソニックを見ると、巨大赤字を作った経営陣が、膨大な退職金を受け取るのは、おかしいと思う) P.S. 以前に勤めていた会社の社長は、「会社が得た利益の○○%を社員に還元する!」と社員思いの部分がありました。でも、現実問題として、社長や経営陣に商売の才能が無く、大きな利益を生み出すことはできずボーナスゼロが続きました。 今思えば、そんなに社員思いの社長ではないけど、経営の才能がある社長が大きな利益を生み出し「社員には、利益のちょっとだけ分配するだけでよい」と考えて、一般平均より下であっても、そこそこのボーナスや給料を出してくれるほうが、社員としてはありがたかったですね。
お礼
回答ありがとうございます。 色々言いたいことがあるのですが(ゲームの武器屋さんの喩え話)それを言うための説明が長くなるのでやめておきます。 企業として特化したり象徴としているものが常に優先していてほしいと思っています。 録画録音の会社ならVHSからDVDになりBDになりと技術進歩して、それだけを突き進んでいてほしいのですが、現実ではやはりそうも行かないということが分かりました。 会社が社員を雇っている限り、潤沢なメシの種が必要なのですね。
- dai-ym
- ベストアンサー率22% (848/3824)
世の中は下りのエスカレーターに乗っているようなものです。現状維持は同じ位置にいるのでなく下がっているんです。 会社がどんどん縮小し無くなってしまっていいのなら新規事業への投資などしなくていいのでしょうが、新入社員が定年を迎えるまで会社を維持させるためには投資はかかせません。 また、社員が働いた結果が利益ですが、社員が働けるのは会社という器があるからです。 もし、会社という器などなくても大丈夫と思われるならフリーで働くのが 一番ですよ。 会社が社員のやる気を出させる仕組みを作るのは大事ですが、すべての社員のやる気を出させるのは無理です。その会社にいてもやる気にならないなら、別の会社に移った方が健全だと思います。
お礼
社員全員をやる気にさせるのは確かに理想論が過ぎました。 もし可能でも時間と労力が膨大に掛かってしまいますからね。 会社と社員の相互関係を今一度思い出しました。ありがとうございます。 私のぽっと出の考えとしては、もっと専門的に突き進んでほしいと思ったのです。テレビを売る会社があればどんどんテレビの技術を上げていってほしい。しかし、ラジオやビデオに手を出して、そんなお金使っていいの?と思っていました。 他の回答者さんのおっしゃるとおり、私が無駄金だと思っている資金は会社倒産の危機にならない程度のはした金で、新たな資金源を生み出す可能性に投資をしているのだと分かりました。
- seble
- ベストアンサー率27% (4041/14683)
会社の方針は経営者が決定します。それが仕事だし権限もあります。 経営方針が気に入らないなら会社と交渉すればいいんです。そのために労働組合法があり、一定の保護や権利を与えています。ここで四の五の言っても始まりません。 >努力する人間にするかが私は重要だと思うのです そうですね。あなたの会社ではそのように経営すればよろしいかと。 >幼稚園児に食べ物の大切さを教える活動を行なったり こういうのは社会貢献活動として宣伝のためですが、はっきりいってはした金です。大会社にとっては。英会話教室も。オリンピックのスポンサーだと桁が1つ2つ変わって来ますけどね。 先にローソンが本社の社員だけ利益還元として年10万ほど配り、大騒ぎされましたが、それは総額で会社の経常利益の数%にしか過ぎません。総理がいかに何も考えていないかよく分かった事例です(マスコミその他も) で、何が言いたいかというと、、、何だっけ? ま、自分で何とかして下さい。 20才そこそこで初任給20万なら俺は大喜びですが、10万なら文句言います。これも、物価などと比較しての程度問題なので、数字だけで言うのもどうかな? >頑張っても頑張らなくてもあまり変わらない(むしろ管理職になっても給料が減ったりする)のに 会社のために頑張って当然だという考えが脅迫的になっているのがおかしいということです。 ステロタイプ過ぎます。そういう会社もあるだろうしそうでない会社もあります。一般論で断定してしまったら間違いですし、言っても無意味です。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに、そういうお金ははした金になりますね。大企業だからこそそれくらいできるしそこにお金を使ったとしても無駄ではない。ということですね。 経営方針に問題があると思えば、訴えを起こすことも一応はできるのですね。納得しました。
お礼
回答ありがとうございます。 単純な話でないことは分かっていたことなのですが、分かりやすく解説していただきありがとうございます。 会社に属する以上、それが自分の意思で会社に逆投資している考え方であっても、強制的に稼いだお金を自分勝手に使われている考え方であっても、連帯責任、一蓮托生という事実は確かに変わりませんね。 納得しました。