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『グレート・ギャッツビー』
フィッツジェラルドの『グレート・ギャッツビー』を読もうと思っていますが、邦訳されている本が多すぎてどれが一番いいのか迷っています。初めて『グレート・ギャッツビー(華麗なギャッツビー)』を読むときは、どの出版社の邦訳本を選べばいいでしょうか?ぜひアドバイスをお願いします。
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- raytaro
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A-live99さん、 誰の訳でも、かまいません。 一度、日本語で読んだら、是非、原文で読むことをおすすめします。 フィッツジェラルドの『グレート・ギャッツビー』は、いい本だから、 絶対、英文で読んでみてください。感じるものがあるはずです。
どの海外作品でもそうですが、文庫の場合、巻末に訳者による解説が付いてますよね。 この巻末の文章が上手か否かが、その訳者の日本語感覚を測るのに最適です。 例えば、ボルヘス「伝奇集」(集英社)の文が読みづらくて、これはボルヘス自身が、 文章について無頓着なのか、訳者が下手なのかと悩んだことがありますが、 巻末の訳者の、ボルヘスの紹介文がひどかったので、これは訳者のせいだ、と、 分かったことがあります。 「グレート・ギャツビー」については、他の方も仰っておられますが、 新潮文庫版の、野崎孝氏の翻訳をお薦めします。
どれが良かったということでなく、どれが悪かったかという話になってしまいますが。 私は新潮社からでている野崎隆さんの訳の本を古本屋で買いました。 なんと昭和49年発行ですが。 これは、なんか、読めば読むほどどんどん読む気が失せてきます。 あの、昔の訳本特有の、「あたしゃ」だとか「~さ。(若い女性の言葉ですよ?)」とかいった言葉が目白押しです。 結局、最後まで読めませんでした。 とにかく、昔の訳本は買わないほうがいいと思います。
- fatty
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この小説は2~3人の方が翻訳をしていたと思いますが、一番新しい訳がいいのではないかと思います。 野崎孝だったと思いますが、たぶんこの人は「ライ麦畑でつかまえて」の名訳をした人だと思います。 何年先になるかはわかりませんが、村上春樹はいつかこの本を訳すでしょうね。 楽しみです。村上春樹のこの小説に対する情熱はひょっとすると作者以上かもしれませんね。
お礼
多分その方の訳した『ライ麦畑でつかまえて』は読んだことがあると思います。今度図書館で探してみようと思います。有難うございました。
お礼
やっぱり馴染めない言葉は読む気を失わせますよね・・・。アドバイス通り、新しい訳本を選びます。有難うございました。