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アニレウスの式を用いた環境加速試験

アニレウスの式を用い、5年後、10年後の製品加速試験を行いたいのですが、数式等が理解できず 困っています。どういった環境下で実験を行えば約10~14日間で5年後、10年後の試験結果が得られるのでしょうか? 御教授お願いします。

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  • c80s3xxx
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回答No.1

おおざっぱに,10度温度が上がると寿命は半分になるとする (そういうことが多いといわれる経験則). 10日は,10度上げれば20日分,20度上げれば40日分,30度上げれば80日分,とやると,5年=2000日弱は70~80度高温でそのくらいになる.まあ,100℃くらいで試験すればいいということか. 10度で半分というのは,ケースバイケースで,実際には1/3くらいになることも多いので,その辺を含めて,実験する. ということで,90℃,100℃,110℃,120℃とかの温度で10~14日までの劣化状況を調べる.10日後に様子を見るのではなく,その間,設定した劣化指標がどのように変化していくかを,毎日調べるべき.温度は4点以上,最低でも3点は必要. 劣化指標の値で,どこまで劣化した時で寿命とするかを決める. 劣化指標の時間変化のグラフを温度ごとに作り,各温度での寿命を求める. 横軸に評価温度(絶対温度で)の逆数を,縦軸に寿命の対数を取ったグラフを作り,データをプロットする. プロット全体を通る一本の直線で求める.最小二乗法が無難. その直線を延長し,常温での寿命を読み取る.