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日本人の誇りとその相違点
- 日本人の誇りとその相違点について考える。左派と右派の立場からの視点の違いや、河野談話に関する意見の対立などがある。
- 強制連行の事実の有無や、日本人の誇りについての葛藤。過去の行為に対する考え方の相違や、韓国との対立についても触れる。
- 日本人のアイデンティティについての疑問と葛藤。自国の行為についての正しい対応や、憎しみの伝染をどう防ぐかについて考える。
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質問者が選んだベストアンサー
>日本人の誇りとその相違点 私の理解力が足りないのでしょう、質問者様が仰りたい論点が今一つ判然としない、依って以下私なりの解釈になる事を、御了解頂きたいが・・。 昨今危惧される世論の右傾化その背景には、確信的左派を政権の中枢に置いた前民主党政権への危機バネ、及び中韓両国が為す執拗且つ意図的な日本叩きがその根底にあるものと理解します。 一方に於いて「従軍慰安婦問題」並びに「強制連行」、日韓に横たわるこの種のテーマに関しては、どうやら神学論争の様相を呈している模様。 何しろ日韓双方が偏向に凝り固まったバイアスを通して論争を繰り返す訳ですから、恐らく未来永劫平行線を辿るのは間違いない、その間に現在ですら稀少な語り部の多くが世を去って、益々真実に対する検証が困難となってくるのでしょう。 そして徐々に問題に対する本質から乖離し、一方の韓国は日韓併合以来の憎悪を語り続け、他方我が国は客観的資料を基に本件を否定する一方で、インフラ整備・教育・衛生観念の付与他、当時世界の最貧困・後進地帯であった朝鮮半島に施し費やした莫大な血税と恩恵を主張する訳で、徐々にエモーショナル且つ不毛な対立になりつつある、ここ最近日韓の対立がより先鋭化した背景がそこにあります。 そもそも戦後の長い間、我が国に於ける韓国・朝鮮問題は一種のアンタッチャブルでした。 そこには事実上かつての植民地に対する或る種の後ろめたさもあったのでしょう、ほぼ韓国側の一方的な攻撃に終始したが、その余りに執拗且つ理不尽な論調、しかも存在したか否か判然としない案件に関し、いつまでその種の糾弾を甘受しなければならないのかという懐疑、更には靖国問題その他に見られる露骨な内政干渉・言い掛かりに対する違和感と反発が、若い世代そして元来がニュートラルに属していた層をも含めて、極端な嫌韓へと走らせているのもまた事実であろうかと思われます。 例えば朝日新聞並びに吉田某が点火し、国内外に波紋を呼び起こした「従軍慰安婦の強制連行」に関して、既に完結済みの客観的事実のみを申し上げておきますと、1989年時点に於いて在韓新聞社自身の調査に依り、本件は荒唐無稽な捏造であった事が証明されております。 次いで、元来朝鮮総連の運動家が唱え、その後「強制徴用」という言葉に巧妙に摩り替えられて、一時日本に於いてすら支配的認識であった一般朝鮮民衆の「強制連行」に関してですが、終戦直後日本に留まっていた朝鮮人のうち徴用者は僅か245人であったとのかなり確度が高い調査結果が、1959年に外務省に依り提出済み。 つまり戦後流入してきた数十万に及ぶ朝鮮半島からの不法入国者及びその子孫が、唯一日本に居住する免罪符としての効用を果した続けた「強制連行」はほぼフィクションであり、さりとて彼らの殆んど全てが、サンフランシスコ講和条約の在留資格保持者にもほぼ該当しない為、韓国の経済的困窮或いは政治的迫害に由来するであろう、自由意志に依る密入国者という事が結論付けられます。 そして何より、祖国を食い詰めて流れて来た彼ら不法滞在の半島出身者に、住まいを与え・食を与え・生活保護の資格すら与えたのは、本国に住む彼らの同胞では決してなかったという歴史的事実、その全ての原資は、当時自らの食すら担保出来なかった、日本国民の尊い血税から捻出されたものである事を銘記すべきです。 なるほど質問者様が仰りたい事は正論かも知れない、依って私としても極力客観的事実に基づき以上述べさせて頂いたが、以下私事を少々語らせて頂きますと、我が家は祖父・叔父の代まで明治開闢以来綿々と続く帝国軍人の家系でした。 終戦当時祖父は某内地の司令官に任命されておりました関係上戦死を免れましたが、一方6人男子の末っ子で、戦争当時まだ幼かった私の父を除いた叔父5人は、南方戦線に於いて全員が戦死、更には農地解放の美名の下地域有数であった家産は取り上げられ、殆んどの日本人家庭と同様、戦後の一時期我が家も困窮を極めたようです。 多くの部下を戦死させた事への悔恨・息子達の戦死・余りに急激な価値観の変化に依り、生き残りはしたが、精神を病んだ祖父に代わり、事実上一家の当主として機能したのが私の祖母。 彼女は職業軍人であった息子達が、祖国を護る為に若い命を散らした事に関し、お国に対し一言の恨み辛みをも申さず、80余歳であの世へ旅立ちました。 一方に於いて、一片でも息子達の遺品が見つかりはしまいかと、老齢を省みず都合7度に及び日本遺族会並びに民間の遺骨収集団に全て自費参加しましたが、当然の事ながら思いは果せず、代わりに主要戦域に於ける慰霊碑建設事業に、当時祖母のほぼ全財産であったと思われる、なけなしの数千万円を寄付致しました。 その際窓口となった厚生省の某官僚が、涙を流して感激したさまを、私自身今尚鮮明に記憶しております。 多くの家族を失い・資産を失い・明日の食にも窮したのは、あの時代我が家に限らず決して特別な事ではなかった、それでも尚殆んどの日本人は歯を食いしばって戦後の復興と繁栄を築き上げたのです。 「特攻隊」や「欲しがりません、勝つまでは」の一体何を知っているのか理解不能だが、少なくとも頭でっかちな知識で同列に論じて欲しくないというのが正直なところ。 今更そして殊更言い立てる気は無いが、祖国を護る為に死んで行った英霊の遺族の殆んどは、戦後不法に入国してきた韓国・朝鮮人の足元ほどにも報われてきませんでした、これは厳正なる事実です。 一方ここでは靖国問題に於ける本質は置きます、置きはしますが、以上申し述べた個人的な背景もあって、当該問題に容喙する韓国側の姿勢には憤りしか感じ得ない、更には靖国の本質を何等理解せず、遺族の感情をも全く無視して、韓国の主張に付和雷同する一部議員の方々は、この事実を以って何とお感じになられるか、御聞きしたいところです。 長くそして過酷な戦争でした、当然それなりの事はあったでしょう、日本軍・日本人に依る糾弾されるべき行為、或いはそれに準ずるサムシング諸々はあったのかも知れない、それを全否定するつもりは毛頭ない、しかしながら平和な現在の価値観からのみ全てを判断するに至るのは如何なものか、そう考えたりもするのですが・・。 以上、長くなりました。
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- hideka0404
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物事の一部分だけ抽出して捉えるから、そういう考えになるんだと思います。 まず、なぜ問題になったのか? の背景を考えてみてください。 その意図はなんなのか? 言っていることは事実なのか? まず、自分で調べられる範囲で調べてみることです。 僕自身、歴史は日教組教育を施された世代なので、正直学んだ歴史はまがい物だと思っています。 実際、日々当時の歴史教育が間違いであったことを思い知らされています。 歴史は戦勝国によって「都合よく」編纂可能です。 昨今のマスコミの捏造報道などを見ても、これが文書で残ったら、後世の人間はどう思うのか? 残っているから真実とは限らないのです。 韓国の陵辱の話がありますが、真実は「同胞の同胞による犯罪」が正しい歴史ですが、韓国人は客観的事実ではなく「感情論」で日本人のせいにしたがります。 これは、当時の日本政府の政策により、朝鮮人は日本人とみなすとされていたからです。 つまり、犯行したのは「日本人」という穿った見解によります。 中国人に至っては、自分たちから仕掛けた戦争を、日本に侵略されたと言いがかりをつけています。 嘘も100回言えば、真実味を帯びてきますし、真実を知らない人間にとっては、それが事実と錯覚してしまいます。 まず、そのベクトルを考えてみることですよ。
お礼
ご回答頂き、誠に有難うございます。 お尋ねしたいのですが、 >韓国の陵辱の話がありますが、真実は「同胞の同胞による犯罪」が正しい歴史ですが、韓国人は客観的事実ではなく「感情論」で日本人のせいにしたがります。 >これは、当時の日本政府の政策により、朝鮮人は日本人とみなすとされていたからです。 つまり、犯行したのは「日本人」という穿った見解によります。 「朝鮮人は日本人とみなす」としたのが、「当時の日本政府の政策」だったのであれば、他国の穿った見解をとやかく言える立場でもないのでは。。。 自分は、当時の真実を何も知らない人間です。 そしてそれは、当時から存在し、当時の事情を知っている者以外、全ての両国民に取って言える事だとも思います。 「これが本当の真実だ」と、何を持って見なすのか? そこに、自分は自信がありません。 よく、自分のような考えの者は「感情型」「感傷的」な人間だと言われますが、実はその逆です。 「本当の真実を知る為」に、自分はあえて「偏見」や「先入観」を持たず、「どちらの意見」も鵜呑みにするべきではないと考え、あくまで客観的に総合して判断したいと思っています。 よく、「すでに賠償は済んだはずなのに未だにタカってくる金の亡者」と元慰安婦を見る方もおりますし、そもそも「従軍慰安婦なんか存在しない」と仰る方もおります。 当時、河野談話まで「従軍慰安婦」をずっと否定し続けていた政府でさえ、「民間企業が(慰安婦を)連れ回しただけ」「国は関与していない」と言った否定の仕方をしています。 これは、あくまでも国や軍による関与や強制性は無かったとしているだけで、慰安婦そのものの事実については認めているとの内容ですよね。 河野談話からその後、安倍氏などの手によって、再度詳しい調査を経て検証された結果、国や軍が関わったとされる「強制の根拠は無かった」とされています。 ただ、あえて突っ込ませて頂けば、確かに「あった証拠を示す」より「ない証拠を示す」方が難しいとは思うのですが、やはりそれだけでは十分ではないような気もします。 河野談話はあくまで、確かに信憑性にかける当時の元慰安婦の方達の証言を重要視した結果です。 当時の政府は、公人や政府のような責任ある立場ではない「一人の女性」として、慰安婦達の話を聞いた上で「その行為の受け止め方に対し「強制」と言う認識を持ったとするならば、それは否定できない事実だ」としたようです。 それを、今の時代の方々がどう受け止めるかによって、事実がまた異なってくる話なんですよね。 長文になり大変申し訳ございませんでした。 今後の参考にさせて頂きます。
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お礼
ご回答頂き、誠に有難うございます。 先にご回答頂いたNo,9様に対するお礼がまだ済んでおりませんが、失礼を承知で先にあなた様にお礼を差し上げたいと思います。 あなた様のご回答を拝見し、今回質問をしたタイトルそのままだと思いました。 そもそもの話です。 自分は「正論」にこだわっている訳ではありません。 「正解」が分からないと言っているのです。 自分の祖父は、戦争経験者です。 満州へ出向いた軍人でありました。 母方の祖父も同様です。 祖父とはかなり年が離れていたせいもあり、自分の幼かった頃は、興味を持って戦争の話を聞くなんて事は滅多にありませんでした。 そもそも、普段から戦争について多くを語るような人ではありませんでしたが、ただ、たまに独り言のように「戦争は駄目だ」「今の時代は平和でいい」と言っておりました。 今の時代でも普通に聞く事がある、とてもありきたりな言葉ですよね。 でも、「身内である自分」には、その祖父の短いありきたりな言葉が、非常に重く、とても大きな衝撃を受けた事を未だに覚えています。 祖父は、あなたのお祖父様のような司令官と言った責任ある重要な立場の人間でありませんでしたが、当時、多くの生き残った者は、あの時の状況をどう見ているのでしょうか。 >「特攻隊」や「欲しがりません、勝つまでは」の一体何を知っているのか理解不能だが、少なくとも頭でっかちな知識で同列に論じて欲しくないというのが正直なところ。 あなたのお怒りは、御尤もだと思います。 誰だって、自分が尊敬し、大切にしているものを、軽く見られたり分かったように語られたりすれば頭に来るのは当然です。 でも、それは自分から見ても同じ事です。 祖父は、戦争そのものを否定し、現在の日本が一番だと感謝しては日々をがむしゃらに生きておりました。 要するに、タイトルの意味はここなんです。 質問自体に、「敗戦国」や「強制連行」と間違った言葉を使ってしまいましたが、その内容自体は大まかな部分では理解出来るものと思っていたのが正直な気持ちです。 実に勝手で、反省すべき点でもありました。 でも、自分はこの質問であなたに >祖国を護る為に死んで行った英霊の遺族 >多くの家族を失い・資産を失い・明日の食にも窮したのは、あの時代我が家に限らず決して特別な事ではなかった、それでも尚殆んどの日本人は歯を食いしばって戦後の復興と繁栄を築き上げたのです。 と言うような回答をさせてしまった。 自分が、さも「それを知らなかった」かでもあるように。 「日本を誇りに思っている」など、上辺だけだと思いましたか? 自分は、右が良くて左は駄目だとか、左が良くて右が駄目だとか、そんな事は一切思っておりません。 他の回答者様のお礼にも書かせて頂きましたが、右も左も、「その対象になる本質、根底が同じ」だからこそ、そこで初めて意見が分かれる事も出来るのだと思っています。 その根底、本質とは、あなた方がこのような問題を通じて、本来一番大事、大切にしているものです。 しかし、保守派の方々には、多くの場合、その対象である自分のような人間は、それが「同じ」だと理解してもらえないばかりか、そこを一番に否定されてしまうのです。 「お花畑」「在日」「チョン」「国へ帰れ」 叩きたいだけで、もはや根底などどうでもいい者がどちらに対しても紛れている事は知っておりますが、そうでない、しっかりとした根底を持っている方であれば、もしかしたら理解してくれるかも知れないと思い、今回このような質問のタイトルにした訳です。 慰安婦問題から話が大きくずれてしまいましたね。 それについての内容は、他の回答者様にもお礼した通りです。 別にご提示頂いた「事実」を、嘘だとも絶対違うとも思っていません。 嘘だとも絶対違うとも思っていないのであれば、答えは自然と分かるはずだと思われるのかも知れませんが、ただ、未だに「それが今回の問題の全ての事実」ではないだろうと思う気持ちも変わりません。 あなたは非常に頭の回転の早い知的な方だと思います。 あなたのご回答が、一番深く重く考えさせられた事もまた事実。 ただ、「戦争経験者を身内に持つ」一つの事実があるとして、それを人によってどう受け止め、どう判断するのかを、「平和な現在の価値観」とされるのは、やはり釈然としない部分でもありました。 長文になって、本当に申し訳ございません。 頂いたご回答は、今後の参考にさせて頂きたいと思います。 また何かの機会がございましたら、よろしくお願い致します。 本当に有難うございました。