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- pc_knight
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No.1の回答者です。 回答No.1にて、電界=ゼロとなる点の座標の求め方に思慮がたりませんでした。 小球A,Bの電荷による電界の方向が、xの場所によって異なることを見落としていました。 右方向の電界を正方向、左方向の電界を負方向とすると (1) x<0の範囲では、 Ea<0(∵1クーロンの正電荷は、A点の正電荷Qaとの間で反発力が働き、左方向の力を受ける) Eb>0(∵1クーロンの正電荷は、B点の負電荷-Qbとの間で吸引力が働き、右方向の力を受ける) また、Eaの絶対値 > Ebの絶対値であることが容易に理解できる。 その結果、“Ea+Eb<0”となり電界はゼロとなり得ない。 (2) 0<x<dの範囲では Ea>0 Eb>0 従って、”Ea+Eb>0“となり電界はゼロとなり得ない (3) d<xの範囲では Ea>0 Eb<0 従って、Ea+Eb=0となる、x点は存在しうる。 この出題では、Qaは、Qbの2倍らしいので、Qa=2Qbである。 E=Ea+Eb =α・Qa/x^2-α・Qb/(x-d)^2 =α・2Qb/x^2-α・Qb/(x-d)^2 =0 からxの2次方程式「2/x^2=1/(x-d)^2」が得られる。 この式から x=(2±√2)・dが求められる。 2つの解のうち、x=(2-√2)・dは約0.6dとなりd<xと矛盾のため棄却され、、 x=(2+√2)・dが解である。 <電位=0となるx点> 電位がゼロとなる点はA点とB点の間にあり V=Va+Vb=α・Qa/x-α・Qb/(d-x)=α・Qb{2/x-1/(d-x)}=0 を解くとx=2d/3となる。
- pc_knight
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電場(電界とも言う)の定義は、「単位正電荷(1クーロン)に働く力」である。 式を簡略にしめすため、1/(4Πε0)をαとして表記します。 点電荷Q(C)からr(m)離れた位置の電場Eは、電場の定義からα×Q×1/r^2(N/C)である。 点電荷Q(C)からr(m)離れた位置の電位の定義は、単位正電荷を無限大の距離に離れた位置からr(m)離れた位置まで正電荷を移動させる時、電場Eに逆らう力のする仕事量である。 即ち、∞からrまでの定積分∫-E・drで求められ、電位V=α×Q/rとなる。 この質問の画像では、画像が不鮮明で読み取れません。 そこで、仮にA点とB点の電荷量を「Qa」、「-Qb」とすると 電界Eは、E=α・Qa/x^2-α・Qb/(d-x)^2 (1)式 となる。 ここで「^2」は二乗の意味。 電位Vは、V=α・Qa/r-α・Qb/(d-x) (2)式 となる。 E=0となる点とV=0となる点は、それぞれ(1)式、(2)式から自分で求めて・・・。 電場が一様にならない理由は、(1)式で示されたように距離の二乗に反比例しているからです。 問題文の画像では、問題文が不鮮明な所があり回答しづらい面があります。 せめて問題文ぐらいは質問文に載せ、画像は.図だけに出来ませんか。