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トライアックの使い方
トライアックについてのサイト http://www.picfun.com/equipj60.html から転載した下の図を見ますと、1番ピンと3番ピンの間に抵抗が入ってますが 秋月で買ったソリッド・ステート・リレーキット http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-00203/ ではこの抵抗が入ってませんでした。 この抵抗は入れる必要性があるんでしょうか、おしえてください。 それとこの抵抗の値はどうやって決めるんでしょうか?
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>この抵抗は入れる必要性があるんでしょうか 「必要があるかどうかは場合による」です。 入れていない場合、部品の端子間のリークや基板のリークなどによって3番ピンにわずかの電流が流れて予期しないタイミングでトライアックがオンする事が有ります。 抵抗を入れておくことでリーク電流の影響を低減する事が出来ます。 入れておけば、原因不明の誤動作に悩まされる事が少なくなります。 >この抵抗の値はどうやって決めるんでしょうか トライアックには、これ以上のゲート電圧、ゲート電流で確実にオンすると言う値がスペックシートに記載されています。 CR8LM-12B の場合、 http://documentation.renesas.com/doc/products/transistor/r07ds0211ej_cr8lm12b.pdf Gate trigger voltage Vgt 1.0 V(max) Tj = 25℃, VD= 6 V, IT= 1 A Gate trigger current Igt 15mA(max) Tj = 25℃, VD= 6 V, IT= 1 A となっています。 また、これ以下で有ればオンしないと言う電圧が記載されています。 Gate non-trigger voltage Vgd 0.2/0.1V(min) Tj = 125℃/150℃, VD= 1/2 VDRM 抵抗値としては、オンさせたい時にはオンの条件を、オンさせたくない時にはオンさせない条件を満たすような抵抗値を設定します。
お礼
たいへん参考になりました。 ありがとうございます。