海外の国債利回りが10年前と比べて旨みがないので、外貨の需要がありません。
20年前の底、80円から最近までの天井120円が上げ幅ですから、潜在的にありえる値幅はせいぜい40円の幅の半分程度と読みます。
また日本の将来的な人口減少の流れと、日本以外の世界の人口増加の流れを考慮すると、日本の市場規模が相対的に縮小し、日本に流入してくる外国資本の増加スピードも相対的に減退し、結果、円取引需要の減退に結びつき、円安傾向になってくのが未来が想定される。
アベノミクスの10年で200兆円の市場に流すのも考慮しないといけない。
200兆円が市場でめぐるにせよ、日本人全体で大体50兆円は常時的に預金するだろうから(あくまで目安)、その内20兆円くらいが(あくまで目安)銀行の投資業務に使われる。目安として5兆円くらいが外貨に変換されると仮定する。
政府が為替で1兆円介入すると2~3円相場を動かすので、、5兆円で大体20円~30円変動する。
外貨投資の魅力無さでの値幅20円 + アベノミクスで20~30円の値幅考慮して、10年で40円~50円の値幅になる。
底、80円ぐらいから、今100円で、既に20円で半分を織り込んだ。
10年ペースで解釈すると1年もしないうちに半分を織り込むの早い感じで、目先、一気に円高にぶれたりする可能性は高いが、投機してるのが長期目的だろうから、100円の水準が維持されるとする。
一時、90円台に割るかもしれないが、トレンドはあくまでなだらかな120円を向かう感じ。
忘れてたけれど、FXのトレーダーが(為替取引者が)20年前と比べて何十倍にも増えてるから、その流れでも、もっと円安化しそう。
なんとなく160円以上に向かう方向性を視野に入れていいと思う。
本格的に人口が減るとなる20年以降は160円水準が常的になるかもしれない。
いずれにせよ、FXのトレーダーのせいで、1~40円くらいのレンジは想定した方がいいかもしれない。
為替トレーダー全体の資本金が仮に1兆円だとすると、レバレッジを利かされたら資本が5~20倍になって、5兆~20兆円らいの実態なきマネーが生まれてしまうので。
なだらかな円安傾向になるといえ、100円からブレて80円とかに落ちるかもしれない。
ヨーロッパの信用不安は消え去った訳じゃないから、円需要が増す要素は何時でもあり、FXトレーダーがびくついて、相場の行き過ぎを形成するかもしれない。
価格変動はダイナミックでそのレンジ幅を取るツモリで長期的な円安方向を取引の目安としてけば、稼げるのではないかと思う。
為替は実践した事ないので自信無いです。