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どうして、こんなに円安なんでしょうか?
急速な円安が続いていると感じます。 カナダドルですら120円を超えました。 原油は上昇するし、海外旅行なんてもう当分できそうにもありません。 また、ガソリン価格や物価も高値で生活に影響します。 円安にならなければ多少商品市場が上昇しても、生活も楽なのに日本ばかりが円安では今後の日本に失望です。円が安すぎると思います。 どうしてここまで円安が続くのでしょうか?何が理由でそこまで円安になるのか教えて下さい。
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大きな理由は2つです。 一つは、国内の景気対策のために金利を低く抑えていること。 2つめは、財政赤字を増税で解消する気配がないので、インフレになると思われていること。 外国通貨が安定している中で、日本だけがインフレになれば、その分だけ円の購買力がなくなるわけですから、円安になります。 財政赤字の場合、増税すれば国民が使える可処分所得額は減りますが、増税しなくてもこのように円安になるので、輸入に依存している日本の場合、国民は高い外国製品を買うことで財政赤字の埋め合わせをすることになります。 結局のところ、増税してもしなくても、日本政府が使うお金は、どうやり方を変えても、結局は日本国民の負担に行き着きます。 増税の方が、どの所得階層からどれくらい取るという計画が出来るだけ、インフレの結果として国債解消する形よりましと、私は考えています。 国債発行が巨額のままである現状から見て、まだまだ円安傾向は続きます。(イラク・アフガニスタンの戦いで、何十兆円もの国家予算を消費しているアメリカと、財政赤字体質は同じですから、円=ドルの交換レートは、ほぼ同じ状態が続いています。経済好調の中国『元』や『ユーロ』に対して、円は長期に渡って円安ですが、急激な円安ではありません。) 更に付け加えると、日米同盟が強化された結果、戦乱に対する円とドルの連動性が強まったことも、理由の一つと言えるでしょう。 金融機関の資金運用者の立場から見た場合、日本がアメリカとある程度距離を置いていれば、アメリカドルと日本円を保有することは、アメリカが駄目な時でも、円は大丈夫と言うことでリスクヘッジになりますから、円で資金運用することは効果的です。 しかし、同盟が強固であれば、円かドルどちらかを持っていれば良いことになりますから、国際的に使いやすい方のドルを持っていればよいということになります。 円で運用していたアメリカドルに対するリスクヘッジ資金は、運用先がユーロや元、(更にはインド=ルピー?)に変わっているものと思われます。
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為替の変動の要因は複雑過ぎてこうだという決定的なものは素人にはなかなか分らないと言っていいです。 もし分れば一夜にした大金持ちです。 私はある理由から豪ドルを長いこと注視しています。 日本がバブル景気に沸いた好景気の時、1豪ドル124円くらいでした。 シドニーオリンピックの時も期待したほど動きはありませんでした。 豪ドルにしてもカナダドルにしてもNZドルにしても米ドルと連動していますので、その頃は同じように今から見ると円安だったはずです。 ですので、景気の善し悪しは関係ないと思います。 為替は日々、秒単位で動いていてニュースの時は上り下がりの理由を一応は言いますが、素人でも?というような説得力のないものです。 まるで投資家が集団でマネーゲームをやっているようだといつも感じています。 回答になっていなくて申し訳ありませんが少し気になる質問だったので投稿させていただきました。
- teloon
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失業対策のために労働者を増やすことで、供給量が多くなり、その消費のために海外輸出に頼ることになるわけでしょう。海外に多くの品物を売りさばくために、日本の品物が安くなり、それを買うのに利用される円も安く売るようになるのも一つの理由だと思います。
- mat983
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見方はいろいろです。 日本経済が順調な中、120円台のいびつな円高が続き過ぎたのでそう感じられるだけで、円高とは思えません。 アメリカは世界最大の借金国で、財政赤字と経常収支の双子の赤字が拡大しているのが一番の背景で、同時にサブプライムローン問題が大きいです。 メリルリンチ社が9000億円もの巨額の赤字を出したと聞いています。 ドルが売られているのは、アメリカ売りが加速しているのです。 ドルがどこまで下がるかが分かる専門家は一人もいません。 いつもドル・円相場は結果から理由が引き出される形でしかありません。複雑な要因がからむのです。 ただ、日本経済も値上げ品目が増え、物が売れなくなる可能性が高く、経済成長がかげります。そうなると円売りの圧力が出てきます。
- shabushabu
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円安になる理由は色々とあり、数えたらきりがありませんが、一番の要因は円の金利が他の通貨に比べて安いからだと思います。 お聞きになったことがあるかもしれませんが、円の金利が安いために、いわゆる「円キャリートレード」というものが起こります。 これは日本円を借りて他の高金利通貨を買うという1種の投資手法です。当然、原資がなくても安い通貨を借りて高い通貨を買えば 差額分の利息を手にすることができます。為替リスクを除外すると借りれば借りるだけもうかることになってしまいます。 これが現在の円高の1番の原因かと思われます。 ただし、現在はサブプライムローンのショックから米国も度重なる利下げを行っており、金利差は縮まりつつあります。 今後日銀が利上げを少しずつ行っていけば極端な円安は解消されると予想されています。ただし、市場では利上げは今年はないというのが一般的です。 質問者さんがおっしゃっているカナダドルやその他、NZドルはいわゆる資源国通貨と呼ばれているもので、カナダやニュージーランドは原油などの資源を 保有する国になります。最近の原油の高騰はちょっと異常なぐらいだと個人的には思いますが、そうした資源の高騰があるとその国の通貨は買われ、逆に (カナダドル/円相場だと)円は売られ、円安になっていくということです。 最近は中国やロシアなどいわゆるBricsと呼ばれる途上国の発展が目覚しいものがあり、その背景には大量の原油などの資源が使われています。 そうすると資源保有国通貨は買われてしまうのです。 日本は自国にほとんど資源を保有していないのが1番つらいところでしょう。 色々記入しましたが、円安が一時的には進行していますが、日本の経済は比較的順調に回復しているため、この先何年も現在の円安状況が続くとは思いません。 個人的にですが・・・。来年の春先から夏くらいまでには落ち着いた為替相場になると思います。 参考になれば幸いです。