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万年筆のペン先について
古典ブルーブラックインクを使うつもりなんですが、腐食が心配です。18kと14kではどちらが耐腐食性が強いでしょうか。ブルーブラックは管理が難しいので、できれば14kを使いたいのですが。
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RestaBeatさん 古典プルーブラックはご存じのように、強酸性で成分に酸化鉄を含んだインクの総称です。 通常、Nib構成は鉄(ステンレス他)の場合は酸化成分で劣化する可能性が高いと言われています。したがって、非常に安定した金属である「金」の合金をNibに採用したものがより好ましいと一般に言われています。 18K,14Kは金の混合成分比で別れているのですが(純金24K)基本的に金純度が高い方が「酸性腐食には強い」と言えます。 ここまでは「金属としての」議論で、Nibの構成とは異なります。Nibとしては基本的に14K以上であれば、さほど気にする必要はないと思います。逆に、メンテナンスの方が重要で、古典インクを入れたまま長期間使用しないとか、洗浄を十分に行わずインクを入れてしまうとか・・・・・の方の問題が大きいと思います。(インクは化学薬品ですから) 逆に、Nib(ペン先)の18K.21Kを問うよりも、それ以外の部分、ペン軸やペン芯の部分がダメになるといった現象のほうが大きいと思います。国内産は問題ないのですが、海外製品の一部、イタリア系のメーカでは過去に障害が発生することはあったようですが、最近は聞きません。 結論めいたことを言えば、金の化合物である14K以上のNibを選択されれば問題はないと思います。それよりも、ご自分の好きなデザイン、Nibを選択して末永く使っていただけることの方が大切ですしペンも喜ぶと思いますよ。
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- ithi
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RestaBeat さん、こんにちわ。 18kの方が耐腐食性が強いということになります。その理由は金の含有率が14kよりも高いからです。ちなみに18kは24分の18、つまり75%であるのに対し、14kは24分の14、つまり58.3%にすぎません。古典ブルーブラックインクをご使用ということですが、使用する万年筆のメーカーはどこでしょうか?古典ブルーブラックということはインク詰まりや何かのトラブルがつきものですが、アフターケアが大変ですが、大丈夫でしょうか?