おすすめ教えてください（自衛隊・ブラック・不思議）

質問

下記のような内容の本を読みたいと思っています。３種類あります。

その(1)
自衛隊が舞台。陸海空・時代設定どれでも良いです。
ただ、現実感がないもの（ファンタジー？）・実戦部分が大半なものではなく、
主に自衛官や周囲の人々の心情や出来事が泥臭く、汗臭く描かれているものが良いです。
浅田次郎さんの月島慕情の中の「雪鰻」、歩兵の本領みたいな感じのもの。
今話題の有川浩さんは読みやすいけど、軽すぎてあまり心に残らなかったので遠慮したいです
（クジラの彼の中の「脱柵エレジー」だけは良かった）。

その(2)
ラストがハッピーではない、シビアなもの。「こんなはずじゃなかったのに…」となるような展開。
後味がわるくてもＯＫ。気持ちが暗くなるようなもの。残念で愚かな登場人物。怖いけど心霊ものではない。
歌野晶午さんのハッピーエンドにさよならを、唯川恵さんのため息の時間、映画版「ミスト」、ダンサーインザダークみたいな感じのもの。

その(3)
不思議系。非現実的。ちょっと怖い。逆にこころ温まるファンタジーでもＯＫ。
三崎亜記さんのバスジャック、テレビドラマ「世にも奇妙な物語」みたいな感じのもの。

(1)～(3)の1つだけでも結構です。
国内・海外、長編・短編、男性・女性作家、時代設定こだわりありません。
例に出した作品がピンポイント過ぎて分かりにくかったらすみません。
よろしくお願いします。

回答No.4

noname#211894

http://dic.nicovideo.jp/a/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%9C%B0%E7%8D%84%E5%A4%89
かなり古いけど、
「東京地獄変」（上下）
かな。

もしかしたら設定は今に近いかも。
さすがに書かれた頃の法整備とは違いますが、もしかしたらこうなるんじゃないかと思うところもあります。

お礼

遅くなってしまい、申し訳ありません。
回答ありがとうございます。

「東京地獄変」、アマゾンであらすじだけ読みました。
本当に今に近い設定ですね。リアリティがあって面白そうなので、
探してみようと思います。（本屋より図書館の方がありそうかしら）

ありがとうございました。

回答No.3

ma-bo-chan

その(2)
ラストがハッピーではないものについて回答したいと思います。

伊坂幸太郎 さんの「グラスホッパー」です。

最後の場面（終わり方）で全てが謎の中に突き落とされる感じがします。

中のエピソードはどれもエキサイティングで少しグロイ場面もありますが、不思議な読後感を味わえると思いますよ。

伊坂さんの作品はどれもおすすめしたいですが、感動系は今回お尋ねではないのですよね？
なのでとりあえず１作品だけにします。

あとは普通の意味では怖くはないのですが、チェーホフの作品はどれも最後に自分で考えなさい！とどーんと突き放されて、人間の本質について深く考えざるを得ないので、そういう意味ではひどく恐ろしいです。
有名な「桜の園」「かもめ」「ワーニャ伯父さん」などの戯曲
また「眠い」という作品はミステリーとは全く違うのですが、ちょっとゾッとします。

短いので読んでみてください。
http://www.aozora.gr.jp/cards/001155/files/51365_39698.html
青空文庫なのでリンクしても多分大丈夫だと思います。

お礼

遅くなってしまい、申し訳ありません。
回答ありがとうございます。

「眠い」、読みました。こういうの好きです！
しばらく頭から話の内容が離れませんでした。
チェーホフは名前だけは知っていましたが、読んだことがありません。
良い機会なので、挑戦します。

「グラスホッパー」、アマゾンであらすじだけ読みました。
おもしろそうなので図書館で探してみます。

ありがとうございました。

回答No.2

ginkuro814

（１）福井晴敏さんの作品はご希望の路線になるでしょうか？
『亡国のイージス』
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784062734936

（２）楡周平『無限連鎖』
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784167689018

（３）恒川光太郎さんの作品。
『夜市』
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784043892013

『雷の季節の終わりに』
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784043892020

など。

お礼

遅くなってしまい、申し訳ありません。
回答ありがとうございます。

「亡国のイージス」は、前から気にはなっていたんです。
自衛隊ものの書籍を探していたらちょくちょく見かけますし、映画化もされたんですよね。
でも結構な大作なので、腰が引けてしまって、見て見ぬふりをしていました
（持久力？忍耐力が無いので短編集ばかり手にとってしまう）。

ここは良い機会なので、挑戦することにします。
恒川光太郎さんの「夜市」も気になったので探してみます。

ありがとうございました。

回答No.1

lowrider_2005

(1)
真保裕一「朽ちた樹々の枝の下で」

(2)
思い浮かばないけど、映画で良ければ「ハプニング」とかどうでしょうか。

(3)
リチャード・バックの「ONE」「イリュージョン」など
パウロ・コエーリョ「アルケミスト―夢を旅した少年」
村上春樹「羊をめぐる冒険」「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」「ダンス・ダンス・ダンス」など

お礼

遅くなってしまい、申し訳ありません。
回答ありがとうございます。

「朽ちた樹々の枝の下で」が気になったので、図書館で探してみます。
ほかに紹介していただいた本も、読んだことがないものばかりなので、
機会があれば読んでみようと思います。

ありがとうございました。