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全身麻痺などになった場合、脳と身体は通信をしてる?
事故などで全身麻痺になり、身体の操作が出来なくなった状態でも 内臓動作などの衛星的なことについて、 1 脳→内臓(身体)へ司令となる電気信号 2 身体→脳へ状態を知らせるような電気信号 のやり取りは、以前のままされているのでしょうか。
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脊髄が断裂して完全に切れた場合 運動信号 感覚信号とも途絶する http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%8A%E9%AB%84%E6%90%8D%E5%82%B7 自律神経系は主に脊髄から派生 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%BE%8B%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%B3%BB 脊髄が切れても 脊髄自体はある程度機能し続け 内蔵を制御します ただ 上位の制御がなくなるもので少し暴走傾向になる場合と制御かなくなるばあいとがあるようです たしか呼吸は頚椎4-5の間で切れるとできなくなり 人工呼吸器を取り付けないと窒息します 心臓は心臓移植で自律神経が切断して制御がなっても自発的に動き続け 血流中の神経伝達物質の濃度によりある程度早くなったり 遅くなったりします
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No.2 です。 『操作ができない=知覚しない』ではありません。 No.2 で例に挙げました『筋萎縮性側索硬化症』の場合は、 痛覚などの感覚は正常に反応します。そのため、『痛いと 思っても手をひっこめることができない』という、非常に 苦しい思いをします。 自律神経が通信不可状態になった場合、必ず死ぬわけでは ありません。いわゆる植物状態でしょうが、慎重に看護する ことで生き続けることも可能です。 # 人間には自律神経の代替の通信手段があったりします。 # しかし、それは反応が非常に鈍いので、急激な変化がある # と耐えきれずに突然死しやすくなります。
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再度の回答ありがとうございました。
全身麻痺とは、『神経の損傷により 四肢が自力で動かすことが困難』 な状態(=運動神経の損傷)です。 1、2 を支配するのは、感覚神経や自律神経ですから、『全身麻痺』 という病状では損傷の度合いが定義されていません。 従って、以前のままかどうかは、それぞれの事情で違います。 『筋萎縮性側索硬化症』による麻痺の場合は、感覚神経や自律神経は ほとんど損傷しませんので、YES です。 交通事故による麻痺の場合は、損傷の度合いによって YES だったり NO だったりするでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
全身麻痺で身体を操作できなくなった人は、痛みなどの知覚もできなくなる、といった認識があったのですが、 運動神経、感覚神経、自律神経、は神経がそれぞれ違い 必ずしも、操作ができない=知覚しない、という認識で大丈夫でしょうか。 あと1さんへの補足にダブるのですが、自律神経が通信不可状態になった場合、人間は死ぬことになるんでしょうか=生き続けられるのでしょうか。
- kamobedanjoh
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人体を正常に保つ機能は,随意筋・不随意筋への神経信号,ホルモン作用による諸器官細胞への活動指令に大分されるかと思います。 この内,四肢を動かすような筋肉は随意筋への神経信号伝達伝達機能に依存しています。 また,痛みとか熱さを伝える感覚信号系統や反射神経系統なども有ります。 神経を伝わる信号は確かに電気的反応を示しますが,心電図などのように電磁気的に観測される信号は,神経伝達の過程を示す神経機能に伴う電気的反応現象であって,導線に電流が流れるような現象とは性質が異なります。 脳内では,セレトニンのような信号伝達物質が,伝達先受容体によって捕獲されることで信号の送受が行われていますが,神経系統での信号伝達は,イオン化作用が神経の鎖を逐次移転する形で行われます。電子流の速度に比べて神経の伝達速度は可成り遅くなるのはこのためで,大型動物程,末梢部の痛みに対する反応が遅いことからも認められます。 ご質問のように,寝たきり状態の人でも,不随意系の神経が冒されていなければ,心臓や肺・消化器官が生体活動を営み,信号の発生と伝達がほぼ正常に行われています。 感覚神経が損なわれると,麻痺の状態になりますが,植物人間状態に陥らない限り,生命維持に必要な脳幹部からの信号回路は,活動を維持しています。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
>生命維持に必要な脳幹部からの信号回路は,活動を維持しています。 脳からの信号が途中で通信不可(専用の神経があるんでしょうか) になった場合は、生命維持が出来なくなり、死ぬのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございました。