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ガラス質の物質

B2O3のように、粉末試料状のものを軟化点以上に加熱し、冷却すると、結晶構造を持たないガラス状になる物質を探しています。 これまでに 四ホウ酸リチウム、四ホウ酸ナトリウム、硼砂等があると聞きましたが、これら以外にご存知の方、いましたら教えてください。 また、B2O3粉末に水を加えたところ、かなりの発熱がおこりました。理化学辞典にはそのような記述は無かったと思いますが、こちらも知りたく思います。 宜しくお願いします。

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noname#21649
noname#21649
回答No.4

1番です。 私の雰囲気で電気炉で適当に温度を上げて.取り出すことなくそのまま温度を下げてガラスかする成分というと. Ro+R2Oとしては.PbO, B2O3, AgO, が比較的低温で SK7程度になると.CaO, K,NaO, Li2O, ZnO, MgO, CuO, FeO, BaO, ... SK10超過になると選択が限られてきます。CaO, MgO, カーボランダム(炭化珪素)... 中性成分としては. B2O3, Al2O3, Fe2O3,... 酸性成分としては. SiO2, SnO2,... このあたりですか。後は.状態図からガラスとなる成分を調べて.加熱分解によって.ガラス成分となる化合物を見つけてくるだけです。なんとか磁器と呼ばれている成分.たとえば.ベリリア.マグネシア.チタニア.アルミナ磁器.等は簡単にガラスかします。ただ.温度が燒結を前提としているSK番号よりも.3-5あげなければなりません。

specialtroupe
質問者

お礼

かなり詳細なアドバイスを頂き、ありがとうございます。 自分にはちょっと馴染みの薄い分野、というか、新しい分野に話が及んでいるので、すぐに100%を理解するには至りませんが、これらをヒントに掘り下げて習得するつもりです。 大変参考になりました。

その他の回答 (3)

  • ucchy
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回答No.3

補足します。 自然冷却でガラス転移を起こすものということであれば、先ほどのものすべてがガラス転移を起こすわけではありません。 とりあえず、P2O5、GeO2あたりはガラス形成能が高いので、自然冷却でもガラス転移を起こすでしょう。 もっといろいろ知りたい、ということになるとここではとても書ききれません。ガラスに関する教科書を読まれるのをお勧めします。 例えば、私が参照しているのはこの本。アマゾンでは在庫切れのようですが・・・。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4753653048/
specialtroupe
質問者

お礼

図書館等も含め、探してみます。 大変参考になる助言を頂き、ありがとうございました。

  • ucchy
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回答No.2

多成分系まで入れるといっぱいあるので、とりあえず単独でガラス化するもののうち、教科書によく載っている酸化物を挙げておきます。 GeO2, P2O5, AS2O3, Sb2O3, In2O3, Tl2O3, SnO2, PbO2, SeO2 これ以外にも、硫化物、セレン化物、テルル化物、ハロゲン化物などは教科書に載っています。

specialtroupe
質問者

お礼

数多くあげて頂き、ありがとうございます。 早速これらの物性値などを検討してみます。 ありがとうございました。

noname#21649
noname#21649
回答No.1

温度は?。 極端な言い方をすれば.液体窒素で冷やせば.大体のものはガラス上になりますから。 後半.水和反応です。ホウ酸軽釉薬を作るときによく発生します。

specialtroupe
質問者

お礼

こんなに早く回答を頂けて嬉しく思います。 「温度」というのは冷却の際の温度勾配と最終的に到達させる温度のことでしょうか。 冷却方法は、電気炉内で加熱を終了し、そのまま室温までの自然冷却となります。 宜しくお願いします。