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2階建て年金になった理由

元々、共済、厚生、国民年金があって国民皆年金制だったのに、61年4月から基礎年金が共通年金となって2階建てになったのはどんな理由からでしょうか?

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noname#11476
noname#11476
回答No.1

36年改革では依然としてサラリーマンの妻は任意加入であるなど完全な国民皆年金ではありませんでした。 社会保障制度審議会において、昭和50年から議論が進み、昭和52年、54年に相次いで年金制度は全体共通の国民皆年金を基本として統合するのがよいだろうという議論が進んだようです。 政治的動機としては、当時破綻しかかっていた複数の共済年金(たとえば国鉄など)も再編により改善できるという部分もあったと思います。 このことから、そのまま各年金制度をばらばらにしておくと、その当時の問題もそうですし将来的にも格差が大きくなることが懸念されたわけです。それにこれまで完全ではなかった婦人の年金の確立という点でも全体を統合した方がわかりやすい制度になると考えられたのでしょう。 詳細をお知りになりたければ当時の議事録がどこかには保存されているのではないかと思います。 詳細な議論は私は議事録を読んだことがありませんので定かではありません。 では。

sakura6116
質問者

お礼

ありがとうございました。これが、国民皆年金制度ですね。