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実在するナチス党員が主人公の小説

既出でしたらすみません…。 実在するナチス党員が主人公の小説はありますか? 読みやすいものなら何でもOKなので、是非オススメを教えて下さい!

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回答No.1

英国の作家、フレデリック・フォーサイスの『オデッサ・ファイル』(1972発表)をお奨めします。 “オデッサ”とは、ナチス親衛隊(SS)のメンバー救済を目的とする秘密組織のことです。 リガの強制収容所の指揮官を務めていたロシュマンが南米に亡命中という事実を題材にした、謀略・情報小説です。 事実とフィクションが混然一体となっていて、どの部分が事実でどの部分がフィクションなのか、判断がつきかねるようなストーリーとなっています。 主人公は元ナチス党員を追いつめる側である、ルポライターのペーター・ミラーですが、ロシュマンは第2の主人公と言えます。 処女作『ジャッカルの日』に次ぐ第2作なのですが、この作品もまた世界的ベストセラーになりました。 角川文庫で出版されています。