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肉瘤(にくこぶ)のある金魚についての世間の認識

 熱帯魚ショップなどで売られている肉瘤のある金魚を見てしまうと、すごい、という気持ちより、痛々しい、という気持ちの方が強くなり、目を背けてしまいます。 金魚自体が突然変異の賜物であり、品種自体、安定して固定化出来ていないと聞きましたが、肉瘤について調べてもあまり説明がありません。そこで皆さんに質問させて下さい。 1)これらの肉瘤のある品種は魚自体の肉や骨に影響は与えてないのでしょうか? 2)こういった肉瘤のある金魚について、愛好者の方や一般の方の認識はどういったものなのでしょうか? この二点、ご存じの方はご意見をお聞かせ下さい。

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  • tetu758
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回答No.1

金魚の飼育歴40年以上のベテランですので回答をします。  この読みは「ニクコブ」では「ニクリュウ」と呼び、金魚の中でも出る系統は限定されます。これらの系統はある程度は安定していますが、完全でない事も事実です。  肉瘤はランチュウ系統、オランダ系統に分かれており、ランチュウ系統は骨等の骨格に異常はありますし、飼育する側に高尚な知識が無いと飼育できない系統です。この系統は素人には向かない系統ですし、ベテランで飼育歴、査定ができる技量でないと飼育は難しく、勧める店舗がありますが失敗をすると金魚や錦鯉等の飼育がトラウマになりますから私は勧めません。  もう一方のオランダ系統は飼育がし易く、素人でも問題がなく飼育できますので勧めます。オランダは日本の系統はワキン系統の系統を改良し、肉瘤が発達した個体ですから大丈夫ですし、中国の系統はリュウキンの系統を改良し、肉瘤は見応えがあります。私はオランダ系統が担当ですからこれらの系統の良し悪しも書けますし、話せます。  金魚の系統別に書きますとリュウキン系統は日本産は胴長であり、中国産は背骨に障害があり、それを固定させて完成させたのがこの系統です。オランダ系統は日本産の系統は問題はありませんが、中国産に関してはリュウキン系統と同じです。  ランチュウ系統やハナフサ(鼻に異常)系統は尾、鰭、鰓に障害が出た系統ですからこれらを飼育するには其れなりの知識が無いと駄目ですし、これらは大半が中国系統の金魚ですからグロテスクな面があります。眼球異常のチョウテンガン、耳等の部分にも異常があるスイホウガンが代表であり、これらについてはマニアの域に入りますので私が勧めない理由の一つです。

nyaromen
質問者

お礼

詳細な説明ありがとうございます。勉強になりました。

その他の回答 (1)

  • 1976a
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回答No.2

1 周りの皮膚が頭に集まり収縮してひとつに集まったのが肉瘤です。 つまり皮膚で正確には、「肉」でないようです。 皮膚なら肉や骨には、影響ないでしょう。 品種改良による体型の変化は、ありますが。 2、好みでしょう。 オランダ獅子頭のように肉瘤が良いとされる品種なら甲状腺ホルモンや温暖な気候が影響するようでこだわりのある方は、色々と研究されてるようです。 個人的には、気に入った個体ならそこまで気にしません。 そもそも「金魚」自体が自然には、存在せずに人間が気の遠くなる程、昔から長年かけてフナから品種改良してきたものです 鯉よりフナのが金魚の原種とされてます、ヒブナを改良したのが金魚と言うのが一般的な説です。 人間が自分達に都合の良い奇形だけを掛け合わせて固定して作って来てますから これは、金魚に限らず犬、猫や他の動物も同じです。 品種として安定したものが流通します。 金魚、新しい品種改良(品種固定)だと十数年かかる事も。 原種に近い子赤から品種改良の進んだ種類まで色々いますね。 まだまだ新しい品種は、出てくると思いますよ。 可哀想と言うなら品種改良や動物を飼う事自体が人間のエゴではないでしょうか…。

nyaromen
質問者

お礼

なるほど、やはりオランダ系統ですか。ご回答どうもありがとうございました。

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