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風力発電の耐久年数と金属疲労について
- 京都府伊根町の風力発電機の風車部分がわずか10年で落下していたことが報じられました。
- 管理事務所所長によると、金属疲労が原因とされており、耐久年数について疑問が投げかけられています。
- 風車の寿命や設置場所などについて、環境条件やメンテナンスの重要性なども考える必要があります。
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風力発電機の耐久性はそんなに長くないですよ。 風がプロペラを回す際、大量の風の渦が発生します。 その渦は、気圧の変化ですので、羽やそれを支える支柱に対して、細かな振動を与え続けます。 金属は、振動を受け続けていると、金属疲労を起こし、破断してしまいます。 また、高い位置にあるため、雷が落ちやすく、雷が落ちると発電機とプロペラ、トランスなどが吹っ飛びます。 カーボンファイバーやグラスファイバーで雷に対応したプロペラはありますが通常のものより高く(100万単位で高くなります。)本体への雷を防ぐ手もありません。 一度の投資で後はお金がかからず、発電し続けると思って、過去にもいくつもの自治体が設置しましたが、その多くは、発電し続けても赤字になるという結果が出ていて、撤去費用もかけられず放置している自治体もあるくらいです。 モーターが落ちたのは今回が初めてかもしれませんが、プロペラがもげて落ちたというのは、すでに過去に何件も起こっている話ですよ。 北海道などでも、プロペラが一部欠けて、動かせないでいる風力発電機というのもありますからね。 さらに、。上にも書きましたが風車のまわるときに発生する微振動が地面に伝わり、その振動で周囲の地面が揺れて、近くに住んでいる人に、体調不良を起こすなどの問題も出ています。 数年に1件くらいの割合で、「羽がもげ落ちた」というニュースは出ていますよ。 それのちょっと大きい版程度のニュースです。
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- cherry77_
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朝のニュースでも出てました。 何でも本場オランダの風車が全国で壊れているそうです。 オランダでは風が穏やかで、台風とかを想定して無いけど自治体は考えずにブランドで購入しているようです。 台風を前提にした日本製は全く壊れた実績がないそうですよ。
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ありがとうございます。そうでしたか。そこまで考えずに輸入したんでしょうね。それにしても脆いですよね。
- PENPENMAKKY
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ヨーロッパへ行けば解るのですが、ヨーロッパは偏西風の緩やかな風が吹くだけで日本の様な突風が吹く事がほとんど無いのです。 風力発電は緩やかな風がずっと当たり続ける事で効率よく発電するシステムなんだそうです。日本で使えば強風・弱風、季節風による風向きの変更など過酷な環境を受け続けることになり金属疲労が想定よりも早く来る可能性があります。 日本は風力(風が強すぎ)と太陽光(世界でも有数の雨降り国)は向かない国なんだそうです。
お礼
ありがとうございます。無理があったんですね。自動車なんかもそうなんでしょうね。
トンネルでも鉄橋でも構造物には皆耐久期限がありますよ。特に風車なんて気象条件の良い所には築きませんから、十分な注意が必要です。今回は淡水だから耐久性能に手を抜いたと思われます。 。
お礼
ありがとうございます。大変申し訳ありません。淡水は当方の居住地域でして、事故現場はおそらく寒風吹き晒す荒波の日本海側でして、潮風どころで無く、かなりの突風が吹く地域と思われます。
- gtx456gtx
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>管理事務所所長は『一般的に考えて金属疲労』との事ですが、 >平成13年設置後、わずか10年で金属疲労とは、どういう事なんでしょうか? 貼ったURLを見て下さい。 コメットという当時の最新鋭ジェット旅客機が連続して墜落し、その調査過程で金属は直ちには破壊しない小さな力でも長期間連続して受けると破壊することが分かり、その現象を「金属疲労」と言います。 wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%96%B2%E5%8A%B4_%28%E6%9D%90%E6%96%99%29 コメット連続墜落事故 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E9%80%A3%E7%B6%9A%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85 質問の風車が本当に金属疲労で破壊したならば・・・設計ミスでしょうね
お礼
ありがとうございます。何にしろ考えが甘すぎたんでしょうね。日本海をナメてはいけません。
- yana1945
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オランダ製メーカを私は存じませんが、 国内重工業で、船のスクリューを作るノウハウを 持つメーカが作れば、25年ぐらいプロペラは持ちます。 設置環境が把握できていませんが、現状は25年の稼働 目標で良いと思います。 地上75mの柱の上に設置して(後ろに発電機を背負って)、 20年~25年でプロペラは交換、 発電機は20年前後、 柱は30年~35年以内の利用が安全な利用です。 今の、東京の首都高速は作って50年使用していますが、 鉄筋コンクリートの構造物は40~43年で使用中止です。 作る時から、壊す時期を明示すべきです。 だから、突然に思えてしまいます。
お礼
ありがとうございます。そうですよね。言われないと永遠に持ちそうな気がしますよね。補修、点検してるとか。首都高なんかは、常に利用者がいますので、点検そのものが大変な事と思いますが、こっちは風車ですからねぇ。見通しが甘かったんでしょうか。
お礼
ありがとうございます。モニュメント以下ですよね。