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日銀券ルールについて
日銀券ルールについて分からないことがあります。 日銀券ルールとは、日銀の保有する国債残高を銀行券発行残高の範囲内とする運営ルールのことのようです。 そこで疑問なのは、日銀はどうやって銀行券発行残高を超える国債を手に入れることができるのか?という点です。日銀は国債などを資産として買い入れるときには日銀券でもって買い入れるのですから、国債残高が日銀券発行残高を超えるという意味が分かりません。 日銀はどうやって日銀券発行残高を超える資産を手に入れているのですか?日銀券以外の何を対価に支払って資産を獲得しているのでしょうか?
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今現在、日銀の長短合計国債は大きく発行銀行券を超えています。 このルールは長期国債を銀行券の流通残高以内にするという内規ルールです。 銀行券流通残高と国債購入とは関連性は無いと思います。 日銀は市場を通じて株式や国債を購入します、現在資産の70%が国債ですが 購入資金が不足であれば新規銀行券を発行します(バランスシート拡大) 流通額を増やしすぎると円の価値は下がり(円安)最悪の場合猛烈なインフレ になります。
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- simotani
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回答No.2
基本的に、日銀が国債を東証から買い入れる際には、当座預金の増加で決済します。 全ての国内の銀行は日銀に当座預金を持ちます(所謂準備預金)から、当然これで処理完了。各銀行が日銀券を必要になったら預金を引き出して日銀券にします。内国為替では手形交換や送金等の決済差金(交換尻等と云います)を全て日銀預金の増減で処理します。
補足
ご回答有難うございます。 なるほど「銀行券発行残高」とは、市場に流通している銀行券のことを指すのですね。日銀当座預金のようなブタ積みになって流通していない銀行券全てを含めて「銀行券発行残高」というのかと思っていました。