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希釈性アシドーシスについて

5%グルコースを大量・急速投与するとどのような機序で希釈性アシドーシスになるのですか??

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  • roentken
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回答No.1

詳しくは参考URLのPDFファイルに書いてありますが 細胞外液の強陽イオン濃度と強陰イオン濃度のの差を強イオン差といい、 その差によって電気的中性にもとづき[H+]と[OH-]のバランスがとられています。 仮に100ml中に強陽イオン濃度が12、強陰イオン濃度が6であったとすると その強イオン差は6となり、それを正常値としてバランスをとるように [OH-]-[H+]の値が決まっています。 (仮に[OH-]を12とすると[H+]は6) そこに「5%グルコースを大量・急速投与」というような状態、つまり 100mlが120mlになったとすると、その強陽イオン、強陰イオンの数は変わらないので 濃度は強陽イオンが10、強陰イオンが5となり、その濃度差である強イオン差は 10-5=5となり、もとの6より小さくなってしまいます。 この時、バランスをとるために[H+]が増加してしまうので、酸性に傾きます。 このような現象が体内でおこることを希釈性アシドーシスといいます。 上にも書きましたが、詳しくは参考のPDFを見てみてください。

参考URL:
http://ir.tdc.ac.jp/irucaa/bitstream/10130/994/1/2009005172.pdf
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質問者

お礼

細かい機序がずっと分からなかったのですっきりしました(^^) ありがとうございました!

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