• 締切済み

景気対策って

経済、金融、そういったことには全くの素人です。 国の経済を振興するには、 1.製品をバンバン外国に輸出販売して、お金を稼ぐ。 2.安い品物を、外国からバンバン買い込んで、国内で消費する。 の2つしかないと思うのですが、この考え方って間違ってますか? 間違っていたら、どこが間違いですか? 要は、国外市場で金を稼ぐのか、国内市場で稼ぐのか、というどちらかの道しかないということではないかと思ってます。 今の日本が元気がないのは、安いものが買えるけれど、国内市場で消費するほど需要がないということだと思ってます。違いますか? 実際には不可能に近いけど、もし、日本市場が5億人くらいの人口を基礎とした市場だとしたら、円高で安い消費財を輸入することができて、日本国内で消費サイクルを回すことができるから、不況にはならないと考えているのですが、違ってますか? 現実は、日本の消費市場自体が小さいから、結局は自己消費による景気振興よりも、他国の消費需要に依存した対策をたてざるを得ないということなのだと思っているのですが、違いますか? ホントに素人同然です。 ご教示ください。

みんなの回答

回答No.8

1は日本の経済を良くしますが、2は良くしないと思います。1は外貨の獲得ですが、2は貨幣の流出です。 1は日本が物を売って貨幣を獲得しているので日本の経済は良くなります。雇用も生まれますし。 2は、例えば日本にあるお金が10000円だったとしましょう。今年日本はアメリカから100円でハンバーガーを買いました。それをみんなで分けて食べました。そして次の年も100円でハンバーガーを買って食べました。そして次の年も…と続くと100年経てば日本からお金が無くなり物が買えなくなり日本人は死んでしまいます。これが貨幣の流出です。日本の景気が良くなる要因にはなりませんね。 次に「景気が良い」という概念について説明します。「景気が良い」とはその国の「流動性が高い」という事です。例えば日本に三人、人が住んでいるとしましょう。Aさん、Bさん、Cさんとします。そして日本にある全てのお金は百円です。ここでAさんが100円全て持っていました。AさんはBさんから百円で物を買い、百円はBさんに移りました。次にBさんは百円でCさんから物を買いました。次にCさんはAさんから物を買いお金はAさんのところへ戻ってきました。このお金の流通が一年間でおきれば、この場合日本のGDPは三百円となります(原価が0の場合)。これが 一年間で二週すれば日本のGDPは六百円となります。三週で九百円です。このようにお金の巡りが早い事を「流動性が高い」と言い、景気が良いということです。 なので景気を良くするためには流動性を良くすれば良いので、日本人は国内で生産された物を買い、お金を受け取った人も国内の物を買うようにして、日本国内でお金がどんどん巡るような状態にすれば良いのです。そして海外に売れる物はなるべく売り、なるべく輸入を控えれば日本に存在する貨幣が増え、さらに景気は良くなります。 つまり日本人がなるべく国産品を選ぶようにし、たくさん輸出し、輸入を抑えれば景気は良くなります。ただ、貿易摩擦や景気の過熱しすぎには注意が必要です。

kushankudai
質問者

お礼

ありがとうございました。 お金の循環が景気振興に大切なのは解っていたつもりでしたが、輸入品を国内で消費して、お金を循環させる事だって立派な景気対策だと思ってました。 でも、どうやって消費需要を喚起するかということが大事なんですよね。 同時に、国内消費を刺激した結果、輸出も増えるようにしないとダメなことも改めて理解できました。 単純に輸入品を国内で消費していれば景気対策になるわけではないですね。 その視点が私には抜けてました。 お礼が遅れましたこと、お詫びします。

  • chandos
  • ベストアンサー率36% (267/732)
回答No.7

>2つしかないと思うのですが、この考え方って間違ってますか? 残念ながら、違います。 まずは「景気が良くなる」というのは具体的にどういう状態のことをいうのか認識する必要があるでしょう。 各個人・各企業における「景気の良さ」ってのはいろいろと定義できるでしょうけど、国全体の「景気」を示す指標はただ一つしかありません。それは一国の経済規模の成長率です。経済規模の計測は、一般的に国内総生産(GDP)を用いて行います。つまり「景気が良くなる」というのは、GDPが高い比率で伸びていくことを意味しています。 GDPとは、ある期間(年または四半期)に新しく生み出された財とサービスの金額の総和のことで、次の式によって表されます。 GDP=消費 + 投資 + 輸出 - 輸入 90年代初頭のバブル崩壊以来、我が国のGDPの伸び率はずっと低迷しています(時にはマイナスにさえなっています)。これこそが「景気が悪い」という状態なのです。ならば景気を良くするにはどうすればいいかというと、上の式の右辺を増加させるような施策を打ち出せばいいのです。 スレ主さんが示している輸出入に対する提言ですが、日本の場合、輸入と輸出の貿易部門はGDPに占める割合が1割強しかありません。だから、そちらに力を注ぐのは得策ではないです。 よって、重点的に攻めるべきは国内の「消費」と「投資」だということが分かると思います。 >日本が元気がないのは、安いものが買えるけれど、 >国内市場で消費するほど需要がないということ 正解です。これらを喚起させるには、金融政策(政策金利の調整や量的緩和)と財政政策(公共投資や減税)という、有効需要を創出するマクロ経済政策が必要です。 上記の二つのマクロ政策、つまり金融政策と財政政策のうち、どちらをメインに据えるべきか。それは財政政策です。なぜならば、限りなく低い現在の金利でも、金融機関からお金を借りて投資しようという企業は少ないからです。それは国内に「需要」がないからです。 「需要」がないときに政府が打ち出すべき手段は、市場に無理矢理に「需要」を作り出す財政政策です。 では、GDPはどの程度アップさせ続ければ「景気が良い」という状態になるのでしょうか。政府としては「新成長戦略」等において、2020年度までの平均で名目成長率3%程度を目指したいと謳っていますが、バブル崩壊のダメージを脱していない日本経済にとっては、4%は必要ではないかと思います。 ならばどの程度財政を出動させれば名目成長率4%が達成できるのか。ちなみに、麻生政権時に話題になった定額給付金は総額2兆円の施策でしたが、GDPの押し上げ効果は0.1%から0.2%程度です。そうすると、財政政策で景気を回復させるにはどのぐらい財政を出動させたらいいのか、だいたい分かります。 ともあれ、今の日本に具体的な景気対策としては、以下の2つが挙げられると思います。 1.まずは即効性の高い「減税」をドカンと打ち出す。 2.次に大がかりな「役に立つ」公共投資を5年ぐらい続ける(単発的ではダメ)。 これらを実行すれば、景気は回復します。 しかし、安倍政権の政権ではまだ「生ぬるい」と思います。特に上記「1.」に関しての筋道がない以上、あまり期待は出来ないでしょう。 でも、それでも民主党政権時代や小泉構造改革時代よりはマシなんですよね。

kushankudai
質問者

お礼

お礼遅れましたこと、お詫びいたします。 ありがとうございました。 減税は直観的には景気対策に有効だと思いますが、一方で社会保証費の財源確保という主名目の消費税などは、簡単に下げられないだろうなと思ってます。 …いろんな意見があるかと思いますが、私は社会保証費の一定的な財源としての消費税税率アップには否定的ではありません。 消費税が上がっても、他の減税策で補完、相殺して景気振興するアイデアが出ればいいと願ってます。 経済って難しいですね。

回答No.6

景気ですか? 景気って、食べるケーキみたいですね~ 景気とは活気とも云える。お祭りみたいなもので、ケーキを食べると景気がよくなる。  経済 :  家の経済が悪いとは、作るものが無くて、代償を得ることができないことを表しますね。  農業であれば、一生懸命野菜と米を作って、それを売り、旅行遊興、その他、車を購入するなどの代償を得る。  つまり、経済を活発にするには、旅行遊興、その他、テレビ、自動車等消費を増やさなければならない。  農業で食料を生産。他の人は自動車を生産。多くの人達が贅沢をする為に推進することを、経済の発展、いわば景気(お祭り)向上に繋がり、生活が活気付く。  経済、即ち生産と云えるのでは。    つまり、経済を上手に回すには、その代償にお金(銀行券)が必要となる。  野菜で自動車と交換する為には、野菜を何十トンも用意して物々交換はできませんから。  すると、お金を儲かる事よりも、景気とは、お金を如何に使って贅沢をしてもらうことが重要且つ必要ですね。  さて、欲張りの公務員が、せっせと給料を無謀に揚げ、自分の預金として蓄えを多くし使わないから、お金が停滞してしまう。循環できなくなる。  これを、始皇帝の第一部下であるZhang Gaoの意思の様に記憶力のみが良くて、知能が低い人間が、継続を困難にさせる。 無能で欲張りな人間が、独り占めを行うと、お金が停滞、循環が悪くなり、消費が減る。  そうすると、経済(生産)が落ちる。  公務員は自分が得たお金は使いたくないから、都道府県市町村は、国に国債を発行させ、借金をつくり経済を活発にさせる。 現在、安倍党首も、自分のお金を使いたくないために、(デフレの要因)日銀に対して国債を肩代わりせよと言っている。 馬鹿じゃあ~ないの  つまり、デフレとは、公務員の全てが、お金を抱え込んでいるから起こる現象。  即ちデフレとは必要以上に、公務員及びその他の人達の給料を上げると起こる現象です。  毎月50万あれば、十分生活できるのに、1000万の給料を得ている、東電の社長などは、経済悪魔の飽食。  これを経済と云う悪魔に魅せられた愚かな、先進国社会なのです。  国家庶民の景気を揚げるに簡単な方法は、公務員の蓄えを必要以上に増やさせないこと、そして一般企業でも、役員報酬を減らすことが、経済の発展につながり、そしてインフレを起こさず、デフレを解消されるに最も完全で早い対策ができるものですね。  つまり、景気が悪いとは、給料を必要以上に得ている者を全てを無くし、お金の循環を良くさせなければ、と言えるのです。  これら、全て公務員も、企業の役員も判っていて、庶民を騙して行う、経済と云う悪魔に魅せられた、人間社会ですね。 6000年、(紀元前4000年)、からの経験を疎かにする人間社会の末路を物語っているでしょう。 全く馬鹿な、知能が低い公務員が国家の制御を牛耳っているために起こる現象をデフレーションと云うのです。  つまり景気が悪くなる。 安部さん、酒ばっか飲んで、頭回らないんじゃあ~ないの。  野田首相は官邸(聖域)で酒びたりだった。日本人て酒飲まないと立派な事が言えないのかなあ~ http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121118/stt12111818010007-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121105/plc12110523570017-n2.htm  ごめんね、おこらないでねえ~

noname#209756
noname#209756
回答No.5

現在、開放経済の弊害として、いくら国の財布を緩めても国際経済の中にあって、財が世界に分散していって、そんなに国内のお金の循環がよくならないといったものがあると思っています。江戸時代がそうでした。政府が緊縮を進めると経済は悪くなったものです。 もちろん、開放経済は新しいアイデアや海外の人やモノといったものも国内に取り込んで経済学の想定した効率的なあるいは世界のより広範囲の資源を国内に持ちこめて、また外国にも製品など輸出して、戦争などを減らす効果は大きいのは間違いないです。 質問者の貿易での収益はそういった国際経済の中で日本に海外から資本、資源、富等を国内に蓄積していくには正しいと思います。 でも国内のお金をうまく循環させるというのも大事で、今のような国際競争力が重要な時代にそういったある意味では、逆に閉鎖経済でもいいといった分野は作るべきかもしれません。 あるいは財が世界に拡散せず、国内でうまく循環していくようにもっていく工夫をすれば、それだけでも国内GDPは上昇します。

kushankudai
質問者

お礼

お礼遅れましたこと、お詫びします。 ありがとうございました。 保護貿易みたいな、国内産業保護も時と場合によっては必要なんですね。 日本の農政は無意味だと思ってますが。

  • aimaina
  • ベストアンサー率48% (70/143)
回答No.4

「人口が多ければ国内で消費サイクルを回すことができるから不況にはならない」というのは誤りです。人口が3億人のアメリカにも不況はありますし、10億人の中国やインドは最近でこそ経済成長してますが、少し前まで不況どころか貧しい低開発国でした。 人口が多ければ労働者も多いので、皆が職に就くだけの雇用をつくるのはやはり大変です。 人口が多いことは、次のような点では有利かも知れません。 1.国内市場だけを相手にしても大企業が成立する。政府は未熟だが将来性のある幼稚産業を保護しながら育てることができる。 2.国家間で交渉をしたり、国際的なルールをつくるときに有利に進めやすい。 しかし、人口が多いために生じる問題もあるでしょう。

kushankudai
質問者

お礼

どうもありがとうございました。 お礼が遅れましたこと、お詫びします。

  • trajaa
  • ベストアンサー率22% (2662/11921)
回答No.3

なんで、自分の国だけ儲けようとしか考えないのかな? ソレって究極的には、自分が儲かれば隣の親父が失業しても向かいの一家が離散しても俺関係無いの世界かな?

  • ssssan
  • ベストアンサー率18% (132/730)
回答No.2

1.2もバランスと思いますが 1をバンバンやって来たのが隣のこ汚らしい犯罪国家の南朝鮮ですがサムスン等輸出企業が形だけは設けて国民は疲弊してます、昭博酋長のバランスを無視した一方的な自国通貨安政策で為替を有利にして輸出攻勢かけた結果です、で競合してる日本家電メーカーはボロ負け状態です、が南朝鮮はウオン安政策と低賃銀労働で輸出力攻勢を掛けて来て一般国民は疲弊してます、世界中に慰安婦が出稼ぎに行ってるのも国内で食えないからです。 2で国内で消費すれば日本のそれぞれに携わってる関係者が疲弊するだけです。 要は経済は日本で回さない限り巷迄潤う事は有り得ません、何事もバランスです問題は、 日本の輸出は日本経済全体の一割未満です、でその輸出企業の便宜を図る政策もホドホドにしないと一般国民は 泣くだけです、輸出企業は輸出代金の売り上げに掛かった消費税は輸出国との税制関連で全額還付されます、 大手輸出メーカー.商社等は何千億単位の還付金ですで、メーカーに部品等を納入てる中小企業はガッチリ消費税を納めてます。 アベノミクス政策もバランスを失ったら即支持を失います、もう春の春闘で企業側は賃金上げを拒否してる報道が流れてますから安倍総理の景気浮揚策が何処までやれるか見ものです。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13693)
回答No.1

1,はいいとして、2。は間違いです。 景気がよくなるのは皆がバンバン金を使い、世の中に金が回り始めるからです。安い外国製品をバンバン買ったら、金が日本から逃げ出すだけで、国内には循環しません。日本国内のものを買わねば駄目です。買うものは日用品だけでなく、企業の設備投資も含まれます。 1億2千万人の日本の消費市場は決して小さくありません。デフレで皆がものを買わなくなっているだけです。 これを解消するには、あなたが言われる「自己消費による景気振興」が最も肝要です。つまり外需でなく内需を振興させねばなりません。今の日本は内需が少なすぎるのです。

kushankudai
質問者

お礼

ありがとうございました。 輸入品を消費して、輸出品の生産と輸出増進につながるアイデアがあればいいんですけどね。 そんな簡単にはいかないでしょうけど。 お礼が遅れましたこと、お詫びします。

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