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Webマッシュアップについて
Web上の機能やサービスを組み合わせて,新しいWebサービスを作りだすマッシュアップという技術がありますが,技術的なことを調べていると企業内でのシステムの統合・連携の話にも行き当たりました. これはマッシュアップと同じことだと思っていたのですが先輩に聞くと違うといわれました. マッシュアップとこういったシステムの統合・連携は具体的にどう違うものなのでしょうか? 詳しい方がいらっしゃいましたら,教えていただければ幸いです。
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システム統合・連携とかけてマッシュアップと解く,その心はどちらも「つながり」があります,というその一言程度の共通点があるくらいで,相当違うものだと思います。 -------- システム統合やシステム間連携というのは,たとえ現状システムの機能としてつながるための仕組みが存在しなかったとしても,カネと労力を注ぎ込んでつなげるための仕組みを開発してつなげるものです。そうするだけのメリットがあるから。 メリットとして私がすぐ思いつくのは次の2つの側面でしょうか。 1つ目は,銀行が合併したことで同じ機能のシステムを2つ所有することになってしまった,とか,多数所有しているサーバ機を仮想化サーバでまとめたい,など,無駄をなくすというメリットがある場合。 もう1つは,これまでバラバラに管理されていた情報をまとめて分析の俎上に載せたり,高度なデータ連係を推し進めることでよりリアルタイムに近い顧客行動データを扱ったり,など,新たな価値を生み出すというメリットがある場合です。 このつながりを実現するために開発した技術は,今回のシステム統合・連携に活用されればそれで十分に目的は達成しています。その技術を他社に販売したり不特定多数に無償公開するかどうかはまったく別の話です。 -------- 実現したい目的があるからつなげようとするシステム統合・連携に対して, マッシュアップは,つなげやすい技術でソフト部品を提供しようというのが先にあり,それによって誰が何を実現してくれるかは当初はまったく未知数ですよね。 何が実現するか未知数だから,カネや労力をいきなり注ぎ込む危険性は犯せない。だから大規模なものをいきなりつなげるわけにはいかず,ソフト部品やAPIといった小さな粒度のものから始める方が安心できる。「どうせ自社のために開発するんだから,少し工夫して,誰もが利用しやすいように最初から設計しておいた方がみんな幸せ」というのがWebAPIであり,それが基盤になって生み出されてくるのがマッシュアップだと思います。
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- OrangeCup150
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マッシュアップの場合、有機的なつながり合いです。 まあ、偶然の出会いというか、運命的なものに導かれてつながり合うという前提があります。 対して企業内のシステム統合や連携は、計画や契約によるつながり合いです。 出会い系サイトに登録するのと、結婚相談所に登録する違いみたいなものです。 前者はオープンに構えて偶然の出会いに期待するのに対して、 後者は条件を指定して相手を吟味した上で出会います。 ひとことにまとめると、自由恋愛の結婚と政略結婚の違いです。
- lv4u
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>>企業内でのシステムの統合・連携の話にも行き当たりました. 企業内では、質問者さんの会社を含めて、多くの場合、Web上の機能やサービスを組み合わせて、システムの統合・連携をしていないからでしょう。