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自然死において臓器の停止する順番は?
【質問1】いわゆる人間の自然死について。 死に至るプロセスにおいて、臓器や組織が機能停止していく順番はどうなりますか? いくつかパターンがあるのなら、それぞれ挙げて下さい。 たとえば、 ・心臓の停止や拍動の乱れ→血流停止や減少→脳機能停止→呼吸の制御を失う→呼吸停止 みたいな流れになるのでしょうか? 【質問2】猫の自然死の場合も、人間の場合と似たようなものでしょうか?
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柳澤桂子著「われわれはなぜ死ぬのか」より 抜粋します。 「呼吸は停止し、心臓は弛緩したまま止まる。やがて、からだ中の 筋肉が弛緩する。体内にある汚物はからだの外へ流れ出てくる。 目はどんよりと開かれ、瞳孔は散大している。遺体はなま温かく、 透き通るように青白い。 筋肉の弛緩は4~5時間つづき、やがて硬直する。 血液が循環しなくなって最初に死ぬのは神経細胞である。 大脳皮質の細胞は、心臓が止まってから7~8分後には 壊死をおこす。視床下部の神経細胞はやや長く、75分以上生きている。 引きつづき、肝臓、腎臓、腺細胞が変性していく。最後まで生き残るのは 皮膚の細胞で、死後2~3日は生きている。髪、その他の毛、爪は死後も しばらくはのびつづけてから崩壊する。」
お礼
ありがとうございます。 これはこれで大変に興味深い情報で、ありがたく拝読しました。 一番知りたいのは、死のプロセスのスイッチが入るところから、心臓、脳、呼吸器系が連鎖的に機能停止していく過程を描写、説明するとどうなるのか、という点です。 その部分について回答が頂けると助かります。
補足
知りたかった点とは違うんですが、 別の面で興味深いご回答でしたのでBAにします